(2019年9月)大人書道3年目の練習月記 風信帖の臨書を始めました!&行書・隷書・条幅3部門で写真当選!


9月20日締切の月例課題を5点(楷書・随意・研究・条幅・仮名)提出しました。

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楷書課題「秋菊有佳色」


(陶淵明 飲酒二十首その七より)


「秋」の左側ののぎへんが大きくなりすぎると、右側の火の右払いがうまく入らなくなってしまいます。

あと、「菊」「色」も、昔に比べるとこのテの字はスムーズに書けるようになったものの、それでも、気を抜くと「菊」のつつみがまえとなかの米のバランスが崩れやすいし、「色」もハネのタイミングを間違えると変になっちゃうので注意が必要ですね。

ちなみに昨年7月(当時5級に上がったばかり)に書いた「菊」と比べてみると、つつみがまえの書き方とか、草かんむりとのバランスのとり方など、こなれてきている感じがします↓

随意課題「風信雲書自天」(風信帖)



蘭亭の臨書用テキストが一通り終わったので、今月から「空海・風信帖(ふうしんちょう)」の臨書をスタートすることになりました。

風信帖は、空海が最澄に宛てた尺牘(せきとく)3通の総称です。

「蘭亭が終わったら、次は何を書きたい?」と先生から聞かれまして。

私が通ってる教室では、まずは蘭亭序(行書)からスタートして、臨書用テキストの手本(永和九年歳在~之相興俯仰一まで)を一通り書き終わったら、次はそれぞれ自分の好きな臨書課題をチョイスします。

でもそんなこと聞かれても、ピンポイントでこれが書きたい、っていう古典が具体的に思い浮かばないw
その古典知識の浅さが、書道歴が浅い人の弱みでもある!?

「具体的にこれっていうのはないんですけど、(今後の昇格試験に備えて)草書の練習によさそうなのがやりたいです」とリクエストしたら、風信帖(空海)をすすめられました。
古典といっても、難易度は全然違うので、何がよいかわからない時は、今の私の技術レベルに合った古典を先生にチョイスしてもらった方がよいだろう。

風信帖は蘭亭よりもやわらかめの行書で、行書の中にところどころ草書も混じっているから、行書と草書の両方の練習にちょうどよいんじゃないか、とのことでした。

最初、「書」の書き順がよくわからなくて、この字が上手く決まるまでちょっと(?)苦戦しました。

でも、4週間の練習過程を見比べてみると、「書」の書き方が少しずつ変化しているのがわかります↓

研究課題「分醪之恵攻城」(曹全碑)



最初のころに比べると、右の波法には慣れてきたし、字の貧弱さもマシになってきたかな…と思います(あくまで自分比でですよ!)

これは毎回必ず苦労するポイントなんだけど、隷書は扁平かつ横長の字ゆえに、右列の字の波法のスペースが足りなくなりがちです。
また、左列の右払いが、右列の字にぶつかりそうになります(今回だったら城と之がそうですね)

5文字目までいい感じで書けていたのに、最後の文字で右の字と左の字の波法がぶつかって泣く泣くボツにしたときの悲しさといったら( ノД`)シクシクシクシク…

条幅課題



「雁飛浦上雲 鴉掠湖上水 満地夕陽多 知是枝皐里」

今月は行書20文字を書きました。
本当は先月に引き続き行草体の練習をしたかったけど、今月の月例誌に載っている行草体の手本が、3行の多字数だったんですよね。

先月行草体(20文字)を書いたときは、行草はオメーにはまだ早いとは言われなかったけど、行草の3行はさすがにまだ早いと言われてしまったので、行書20文字の方を書くことにしたのでした。

この20文字の中で自分的に苦戦したのは、「枚」のぼくづくり(右側)ですね。
これも地味にバランスがとりづらい字だなぁと思います。

仮名課題

「やまのあきかぜ ふきぞしくらし 人丸」
(粘葉本和漢朗詠集 三一四番人丸より)


仮名課題2回目。
先月の句(あすかがは もみぢばながる かづらきの)の続きです。

「き」は「支」、「か」は「可」、「ぞ」は「所」が元字です(変体仮名)。

「ら」と「し」の連綿を書くとき、最初どこで息継ぎをしたらいいかわからず、「し」がブツ切りになりがちでした。

なお、これは和歌の臨書なので、最後の「人丸」も書きます。
モーニング娘。の「。」も要ります!みたいですな。
(ASAYANじゃあるまいしw)

さて、9月号(7月20日提出)では、行書・隷書・条幅の3体が写真に載ってた!
トリプル写真当選!ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪


右列上から2番目の蘭亭(信可楽也夫人)が私のです。


こちらは左から2列目、下から2番目が私のです。

7月から雅号+雅印付きで出品を始めたので、今月からは雅号で名前が載っています。
でも講評で「琇瑛君」と書かれていると、なんか自分って感じがしないです。
琇瑛って誰だよ(お前だよwww)


条幅の写真版を改めて見ると、先生から「これはちょっと線が細かったね」と言われちゃいましたw
左隣に掲載されている人が私と同じ手本で書いているので、対比で余計に貧弱に見えてしまいますね(それを抜きにしても、私の作品の線の貧弱さは否めないが)。

9月号には段位昇格試験の案内が載っています。
もうそろそろ昇格試験に向けての練習も始まります!

社中展の刻字搬入が終わったら、次は昇格試験と日刻展が待ってます…。

前月の練習月記
8月の月例課題を5点(楷書・随意・研究・条幅・仮名)提出しました。 楷書課題「且當從黄綺」 且(しば)らく 當(まさ)に 黄綺に從(したが)わん 陶淵明・飲酒二十首 その6より ...

刻字製作
社中展に出品する刻字作品がようやく完成しました! 今回の作品は、「禍福糾纆」―禍福(かふく)は糾(あざな)える縄の如し―です。 これは、「幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互に...


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