2022年6月の月例課題を6点提出しました!

2022年6月の課題を6点(楷書・随意・研究・細字・仮名・実用書)提出しました。

楷書規定課題「違己詎非迷」(陶淵明・飲酒二十首)

己に違(たが)うは詎(な)んぞ迷いに非(あら)ざんや

今回はしんにょうが二つあったので、最後まで気が抜けなかったです。
しんにょうを書くのは、いまだにあんまり得意じゃないのです…ってか得意な人はいるのか!?
だからいつも試行錯誤してますし、よく失敗もしますw

この提出版は、先生のところでキープしていた作品が私的に納得いかなかったので、最終日にもう一度だけ最後に粘って書いた作品です。

随意課題「千峯之上奕葉」(張猛龍碑)

千峰の上に巉巖たり。奕葉清高なるは

最初の頃は何枚書いても筆法をなかなかうまく切り替えられなくて、結構苦戦していたんですけど、約1年くらい張猛龍碑の臨書を続けていくうちに、1~2枚目で鋭い線が書けるようになってきたかなと。

もう少ししたら別の法帖に変えるかもしれませんが(ぶっちゃけ原帖が欠けているところが多くて正直書きづらい…)、とりあえず最低1年は張猛龍碑を続けます。
臨書は最低1年は同じものをやった方がよいんだとか。

研究課題「又少人往還」(米芾・海岱帖)

又人の往還少なし

相変わらずアッサリ風味の草書課題ですが、それでもボリュームを付けるべきところはつけないと、本当に貧弱な線になっちゃいますね。

ただ、パッと見はアッサリしているように見えても、よくみるとところどころに小技が効いている…という感じです(だからこそ米芾は書家として後世に伝わっているんでしょうけど)

細字課題

「雲蘿秀處青陰合 岩樹高時翠鎖深」
3か月ぶりに細字課題を書きました。
今回は右列の上4文字が縦長になりやすいので、縦の空間の取り方が難しかったです。

あと、「翠」がなんかうまく書けないんですよ。他の字に比べて貧弱になってしまった!

仮名課題(高野切第三種)

「をのゝはるかぜ
あまひこのお(於)とつれしとそいまは(者)おもふ われか(可)ひとか(可)とみをた(多)と(登)るよに(尓)」

同じ高野切でも、一種と比べて三種の方が線がのびやかで書きやすい感じがします。
(実際、仮名初心者にとっては、一種よりは三種の方が書きやすいらしい→それはよくわかる。)

実用書課題(季節のことば)

初夏~春らしいさわやかな言葉が並んでいますね。
今月は実用書書式のNo.2ですが、No.3よりも横幅が広い(=字が大きい)分、書きやすかったです。

今月は刻字作品制作(毎日展用)と、硬筆・毛筆書写技能検定の練習を並行していたため、仮名と実用書と細字は何とか書けましたが、条幅までは手が回らなかった…。
来月こそは条幅課題も書く。

社中展の締め切りが7月中旬にあるので、その作品は書かないとダメなんですが、社中の会長先生からも「miwaさん、最近条幅を出してないみたいだけどどうしたの?」と(お教室の先生経由で)言われてしまったら、出さないわけにはいかないw

会長から名前を覚えられてるのは地味にプレッシャーでもあるけど、たかだか二段の一会員のことをよく知ってるなぁという気がしないでもないw

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