(2019年10月)大人書道3年目の練習月記 準初段昇格試験課題の練習を始めました&3点写真当選!


10月の月例課題(楷書・行書・隷書・条幅・仮名)を5点提出しました。

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楷書課題「裛露掇其英」



露を裛(あつ)めて 其の英を掇(と)る
陶淵明・飲酒二十首より

今月はなんだか見たことのない漢字が…「裛」なんて漢字があるんだ!?

「裛」という漢字の部首・画数・読み方・意味・Unicode(ユニコード)などを掲載しています。

調べてみたらJIS第4水準だってよ。
どおりで漢検1級の問題集ですら見たことがないはずだw
(※漢検1級はJIS第2水準までが出題範囲)

学生部の課題は学年配当よりも上の漢字は出さないようにしているそうです(結果的に、極端に難しい字が出るとか、月ごとの難易度のばらつきが少なさそう)。

でも大人部門の楷書規定課題は、陶淵明の詩を5文字ずつ書いていくので、旧漢字や異体字、JIS第3・第4水準の漢字がひょっこり現れたり、簡単な漢字ばかりの時と、難しい・画数の多い漢字ばかりの落差が大きいんですよね。

ちなみにこの漢字、部首はなべぶたじゃなくて、ころもへん(衣)なんですね。
へぇーφ(・ω・`)メモメモ…

今回の課題は右3文字のうち2文字が縦長になりやすいので、横線を細くして、縦の空間を狭くしてやります。
そうしないと3文字目が入らなくなっちゃうからね(苦笑)
でも、3文字目は3文字目で、又の右払いのスペースをしっかり用意してやる必要があります。

随意課題「翔臨披之閲之」(風信帖)


風信帖2回目。
今月は草書が混じってることもあってか、なんかすごい…アッサリした感じがしますw

ある程度太く書けるところは太く書かないと、本当にヒョロヒョロした貧弱な字になってしまうのね。

右の3文字「翔臨披」が3つとも比較的背の高い字なのですが、それでも翔はある程度高さが欲しいかな。

研究課題「野戰謀若湧泉」(曹全碑)



(城を攻め野に戦うに、謀は湧泉の若く)

最初は「戦(戰)」の偏と旁のバランスをとるのが難しかったです。
原帖を見ると、左側のへんが横長なので、それを見よう見まねで書くと、すごく間が抜けた字になってしまってw

あと全体的に、横線や右払いの波法は、提出版の方は(自分比で)波法はまぁそこそこ書けていますが、うまく書けるときとイマイチ決まらないときの差が大きく、まだ安定していないな~と思います。

仮名課題(粘葉本和漢朗詠集 三一五番より)




「かみなづき しぐれとともに かみなびの」
か(可)みな(那)つき(支) しく(久)れとゝも(毛)に か(可)み(美)な(那)ひの

仮名課題3回目。
新規・10級~8級の人は、和歌の臨書(半紙1/2サイズ)が課題です。

今月はみ→な(那)への連綿が難しかったですね。

条幅課題


今月は行草体(2行・20文字)を書きました。

段位の昇格試験が間近に控えているので、今月は条幅を書かなくてもいいのかと思っていたら、決してそんなことはなかった!

「準初段の試験は(miwaさんにとっては)そんなに難しくないだろうから、(月例の)条幅も書けるでしょ?」って(;´Д`)

実際には、昇格試験の課題を練習している間は、昇格試験を優先にして月例課題は提出しない人もいますが、私の教室の先生は、それはあまり良く思っていないみたいです。

そのココロは、単に「課題を出さないと月例誌を読む楽しみが減るじゃない(だから出せるものは出そうね)」ってことらしいですけど、まぁそれもたしかに一理あるな。

なので、昇格試験があっても、基本的には月例課題は通常運転です。出せるものは出す!

でも今月の条幅は、いつもの月と比べると書き込みが足りてないですね。
昇格試験課題の練習もあったけど、総合旅行試験(結局中止になっちゃったが)と表演、大会に向けての準備などでバタバタしてたので、まとまった時間が取りづらかったからです(言い訳w)

10月号では行書・隷書・仮名が写真当選!

10月号(8月提出課題)では、行書・隷書が写真に載ってました!
嬉しいことに、行書と隷書、どちらもトップで当選してた!
(∩´∀`)∩!ぅゎーぃ!


↑左列1番上の蘭亭が私の作品


左から2列目・下から3番目のが私の作品。

ちなみに、隷書でコンスタントに写真に載せてもらえるようになったのは、字の小ささ・貧弱さがマシになってきたのもあるのかもしれないです。
最初の頃はどうしても字が小さくなりやすかったからね。

あと初めて提出した仮名デビュー作も写真版にのってた~♪
(∩´∀`)∩!ぅゎーぃ!!


左列一番下の小さいやつが私のです。
仮名の級は他の課題と独立しているので、これは別途10級からのスタートなんです。

おまけ…昇格試験課題の練習

月例課題と並行して、今月から準初段の昇格試験課題の練習も始めました。

半紙三体(楷書・行書・草書)↓

この3体の中では、実は楷書が一番難しい。
「爽」と「氣」がなかなかうまく決まらない…。

条幅一体(楷書14文字)↓

1級→準初段の課題は、半紙3点+条幅1点(14文字)ですが、次回の準初段→初段の課題は条幅2点(楷書+行書)になります。

なので、半紙3体+条幅1体(14文字)の組み合わせで昇格試験を受けるのは、今回が最初で最後なんです。
だからある意味レアな組み合わせともいう!?
てゆーか初段で一気にハードルが上がるんだな(;´Д`)

そしてどういうわけだか、ついでに条幅の臨書課題も書いてみることに。


条幅の臨書課題は、その年の研究課題の古典から20文字前後が抜粋されたものが出題されます。
今年の課題は曹全碑(隷書)です。

これも昇格試験課題の一つではあるものの、臨書課題は四段以上の高段者の人が対象です。
四段→準五段に上がる時に条幅課題が1つ増えるんですよね(楷・行・草+臨書、条幅を4体提出することになる)。

でも準五段への昇段試験ってアンタ…少なくともあと5年も先の話ですからーー!残念ッ!!来年のこと言ったら鬼が笑う斬り!
今更波田陽区かよwww

とりあえず今の時点で、miwaが自力でどれだけ隷書を書けるのか見てみたかっただけ(先生視点で)って感じですかね。

ただ、月例課題(研究課題)は、原帖とともに参考手本が載っているので、書き方がわからなくて困ることは少ないんですが、昇格試験の場合は参考手本が載っていないため、原帖のみでは書き方がよくわからない箇所がいくつかありました。

そういう時は五体字類で書体を検索することになるのですが、検索もひっくるめての試験なんだろうなぁ。

せっかく書いたのだから、これを来月の条幅課題に回してほしいと思いつつ…さすがに昇格試験のまっ最中にコレを出すのはちょっとどうなんだろう…ってことで、来年の社中展or伊勢展用のネタにとっておくことにしました(笑)

ただ社中展や伊勢展に出すんだったら、字数をふやして3行バージョンにするかも…ですね。

前月の練習月記
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