先週、10月号の課題を提出しました↓
10月号の楷書課題は「勁風無榮木」です。
陶淵明・飲酒二十首(飲酒其四 栖栖失群鳥)より
先月の課題(斂翮遥来歸)よりはマシだったけど、コレはコレでなかなかムズかしかったです。
簡単なのは「木」だけじゃねぇかorz
1週目 楷書練習
「勁」のつくり(力)は、結構下の方から書く。左ハライは長めに。
「風」は、右のまげハネは太さに変化をつける。虫の間隔を等間隔に。
「無」は横線は仰勢・平勢・覆勢で。下4つの点(れっか)の書きだし部分は、縦棒とそろえる。
「榮」の上の火の左ハライは、最初はたてに真っすぐ引いてから左にハラう。
「木」は画数が少ないので、字は太めに力強く書く。
例によって、またしても漢字の書き順を間違えたまま覚えていたことが判明orz
「無」って、横線を二本書いてから縦線4本→三本目の横線をかくんですね…。
縦線4本を書いてから横線二本を引いてたよ…。
2週目 楷書練習
ポイントをふまえつつ、楷書の続き。
「勁」の「力」は、斜めに切るような感じで、まっすぐに引く(膨らませない)。
普通にペン字で書くときとちょっと違うのですね。
「榮」の「火」の左ハライはもう少し短くてもよい(大きさはこのくらいでOK)
「榮」と「木」のハネ棒をピンポイントで練習。
1週目と2週目の木を比べてみると、結構違うもんですね↓
それにしてもやっぱり「風」は難しいのな。
自分にとっては、「几(かぜかんむり)」よりも、「虫」をバランスよく書くのが苦手って感じ…。
ここの中心線(縦棒)が中心を外してしまうと、すごく目立ってしまうというのもあるが。
「形は大分よくなってきたから、あとは太い線だね~まだちょっと肉が足りないかな」だそうです。
油断するとすぐに「貧弱!貧弱ゥ!」な字になってしまうのである。困ったもんだw
3週目 楷書練習&随意練習
楷書課題の提出OKが出たので、随意の練習へ。
随意課題は、「之初會于會」(王羲之・蘭亭叙より)
なんか画数の多い漢字とそうじゃない漢字の落差がはげしいような…。
「會」のかんむり部分の左右の長さが不均等なのは、もともとそういう仕様です。
「會」が2つ出てくるけど、ちょっとずつ書き方が違うのね。
※蘭亭叙の原本図版↓
左右均等に書こうとした結果、左右がアンバランスになってしまうのはよくある話だと思うけど、アンバランスに書かれているものをマネして、同じようにアンバランスに書くのは別の意味で難しい…。
4週目 随意練習のつづき
大分まとまってはきたものの、あともう一歩かなーという感じ。
「之」が何か変な形なんだよなー。
5週目 楷書・随意の続き
楷書課題も、もう一度3~4枚ほど書いてみる。
だけど前に書いたやつのほうがよかったので、結局はそちらを提出することにw
随意課題↓
どうにか…完成!?
行書と楷書は当然筆法が異なるわけです。
なんかまだぎこちないというか、筆遣いに迷いがあるな~という感じですね。
それにしても、規定も随意も、初めてのお題を練習する時は、いつもうまく書けなくてガックリw
上手く書けなくてガックリ→練習するとちょっと上手く書けるようになって嬉しい→でもやっぱりヘタクソでガックリ→練習するとちょっと上手く書けるようになって嬉しい…のループです。
三歩進んで二歩下がるw
「今日はいつもより上手く書けるぞ?」っていう時もあれば、なんだか調子がよくないなーという時もあります。
外の湿度によって、妙に墨汁が滲んでしまう時もあれば、逆に掠れて上手く書けないときもあるしね。
そういう外的要因も計算しなくてはいけないわけですね。
それでも、習いはじめの頃に書いた作品とくらべると、(自分比で)すこしは上達したかな…と思います。あくまで自分比で、ですがw
最初は苦戦していた右ハライも、最近はあまり苦労せずにスムーズに書けるようになってきましたし。
11月号の玄海をもらいました。
11月号の楷書課題は「此蔭獨不衰」です。
ところで、9月に提出した課題は、楷書課題も随意課題も2番で、どちらも名前の上に◎がついていました。
先月の時点で9級に昇級してるから、正直言うとあんまり意味がないんですけどね(笑)
どっちにしろ来月からは9級なので。
とはいっても、行書は初めて書いた作品だったけど、それが昇級の対象になっていたのはちょっと嬉しいです。
コメント
てか、読めないんですけどおおおお
wwwwww
何て読むの?頭悪いwww
>りゅうさん
勁風無榮木→勁風(けいふう)に榮木無(えいぼくな)し
蘭亭序のほうは、會は「会」の旧字体。
ただコレは5文字ずつ臨書しているので、ココを読むと意味がわかるかも↓
http://www.geocities.jp/sybrma/86ougishi.ranteinojo.html
書道については中学の授業以来筆を握った覚えはないですね(笑)
小6で4段とったことは覚えてはいますがもう20年数前の話なもので。
話は変わりますが、上司から「誰も三種冷凍機械の資格もってないのか?」とツッコミがあったので調べてみたところ今年の分はもう終わっていました。
受験資格は特に設けられていないようですが年1回ということを踏まえると心してかかる必要がありそうなことは間違いなさそうです。
>sakuyaさん
大半の人は中学or高校を卒業すると、書道から遠ざかってしまいますよね。
でも大人になってからやる書道は、学生時代とは違った楽しみがあっていいなぁと思います。
三種冷凍は私はわからないけど、高圧ガスの2販を受けたとき、試験の出題形式がちょっとイヤらしいなと印象をうけました
(3肢・4肢の正誤が全部判断できないと、正解できないような感じになっている)
こんにちは。
ワタクシは小学生の時に書道をやってまして、確か3級まで取れました。展示会での入賞もしたことがあって、トロフィーを3個持ってます。
ただ、中学で書道から離れ、今はおそろしく悪筆になりました。ワタクシのメモ書きは解読不能と言われています。自分は読めるのですが…
ちなみに行書体と草書体が好きでして、職場で使っている認印は行書体です。
今日は社会福祉会計簿記上級(簿記会計)と法学検定スタンダード(中級)コースを受けました。疲れました。
法学検定で初めて刑法を学んだのですが、おそろしく理屈っぽいというか哲学みたいな内容でした。
受かればいいなと思ってます。
>takataka1917さん
takatakaさんも書道を習っていたんですね(いいなー)。
展示会でのトロフィーを3個かー。そういうのを学生時代にもらってみたかったなぁ。
社会福祉会計簿記上級(簿記会計)と法学検定スタンダード(中級)コースのダブル受験お疲れ様です。
そういえば、刑法を勉強しなきゃいけない試験って、司法試験と法学検定くらいしかないですね。
行政書士だと憲法・民法・商法はやるけど刑法はないもんなぁ。