漢字部Ⅰ類編の続き。
今年は漢字部Ⅰ類と刻字部に出品し、幸い両方とも入選できましたので、東京都美術館に2点飾られています。
今回私が出品した刻字作品はこちらです↓
この写真だと青感が強いですが、実物はもう少し緑色が強いです。
サイズは縦30cm×横95cmなので、家で作っている時は、作品の大きさゆえに体力的にかなり大変でした。
でも会場で見ると「私の作品、小さくないか?」と感じるから不思議です。
天井の高さと広さ、他の部門の作品との比較で、相対的に小さく見えてしまうのでしょう。
だからといって、これよりも更に大きい作品を作るのは、肉体的にも金銭的にも、更に大変になっちゃいますw
大型作品(たとえば条幅サイズとか)を作ってる人は本当に大変だったろうなぁ…と思います。
ところで、毎日展(東京展)の東京都美術館会場では、LB階から2階の第1展示室~第4展示室をフルに使って展示されています。
作品の展示は、一般公募部門は、氏号のアイウエオ順で展示されています。
ただ、毎日展は漢字、仮名、篆刻、大字書、近代詩文、刻字、前衛書と部門が多岐に渡っていますし、作品の大きさも部門によって異なります。
なので、部門や作品の大きさなどのバランスも考慮して、展示の順番は前後入れ替えられています。
私の刻字と漢字は同じLB階の24号室に飾られていたものの、隣同士ではなく、漢字は漢字で、刻字は刻字で固まってましたしね。
国立新美術館(審査会員・会員・会友・入賞作品)と、東京都美術館(東京展管轄の一般公募入選作品)、自分の刻字作品を見比べて率直に思ったこと。
私、書も彫りもまだまだ下手くそじゃん!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!!
そりゃ当然、書道自体が未熟なのは百も承知だけど、彫りも全然綺麗じゃない_| ̄|○
入選したとはいえ、ピンとキリのうち、キリの方(入選か落選かのボーダーライン上)だったんだなーという感じがします。
今はギリギリ入選に滑り込めたら御の字、入賞(佳作賞・秀作賞・毎日賞)を狙えるレベルにはまだまだ遠そうです(´Д⊂ヽ
会友に昇格する(※)のが先か、一度でも入賞できるのが先か、って感じがします。
※同じ部門で通算10回以上入選すると、会友の申請資格が得られます。会友になると鑑別なしで作品を飾ってもらえる&国立新美術館の方に展示してもらえるのです。
ただ、そもそも毎日展は入選するだけでも結構大変です。
書も彫りも、どちらもすぐにパッと上手になるわけではないので、年単位で振り返ったときに、上達している手ごたえが実感できればいいと思っています。
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