【漢字部Ⅰ類】第73回毎日書道展(東京展・東京都美術館)を観に行ってきました!

今日は、お教室(刻字部)の皆さんと一緒に、国立新美術館・東京都美術館で行われている、毎日書道展(東京展)を鑑賞してきました。

新美(乃木坂)と都美(上野)、両方を1日で回ったので、足腰は疲労困憊です。
足腰が…痛い…(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)
そりゃまぁ鑑賞時間2時間×2か所+移動時間だもの。
疲れない方がおかしいwwwそして夜は書道(お教室)ですよw

国立新美術館では、毎日書道会役員、名誉会員、参与会員、審査会員、文部科学大臣賞、会員賞、第73回展運営委員・ 会員賞選考委員・各展実行委員長・当番審査員、東京展会員、毎日賞、秀作賞、 佳作賞、 U23毎日賞、 U23新鋭賞、U23奨励賞、東京展以外の各展会員、東京展会友の作品

東京都美術館では、毎日書道展理事・監事の作品、関東地区の一般公募&U23の入選作品、高校生の「書の甲子園」の上位入賞作品が展示されています。

私の出品作品(漢字部Ⅰ類・刻字部)は、どちらも東京都美術館の方に飾られています。※漢字部Ⅰ類とⅡ類の違い:Ⅰ類は21文字以上、Ⅱ類は20文字以下。

漢字部Ⅰ類の出品作品はこんなのです↓

今年は色紙(画仙紙を染めたもの)を縦半分に切って、2聯にして書きました。展示室は漢字も刻字もLB(ロビー)階の24号室でした。

出品前(雅印を押した後)がコレ↓

額装されるとなかなかいい感じに見える!
とても素敵な作品ですね(なんで他人事なんだよw)
なんか自分が書いた作品とは思えない。
いや、お手本は先生からもらってますけど、勿論ちゃんと自分で書いてますよ!

旦那から「この台紙の色はmiwaが指定したの?」と聞かれましたが、これは完全に額装の業者さん任せです。社中の漢字作品は一括して某額装業者に発注するんですね。
だから会場で実物を見てみないと、トータルでどんな感じの作品になっているのかわからないわけで、だからこそ観に行くのが楽しみとも言う。

ただ、額装の時に下の白い部分は切りおとされると聞いたんだけど、そのまま残っちゃってますねwもしかして180センチに足りてないからそのままなんですかね。

ところで、毎日書道展は出品数約3万点もある、とても規模が大きい書道展です。
東京展では数千点もの作品が飾られているので、その中からお目当ての作品を探すのは結構大変なのです。

新型コロナ流行以前(2019年以前)は、会場内にパソコン端末と紙の台帳が置かれていましたが、昨年(2021年)からは、毎日書道展のサイトで検索する方式に変わってます。
毎日書道展のサイトで出品者名と展示室を確認できます。
また、会場内にもQRコードを読み取れるスポットがいくつかあり、スマホからも確認ができます。受付でも係員がパソコンで調べてくれるようです。

さて、自分の漢字多字数の作品を見て、率直に感じたこと…漢字部Ⅰ類で入選できたのは嬉しいけど、やっぱり私まだまだ下手くそじゃん!!うわーん( ノД`)!!

一口に「一般公募部門での入選」といっても、過去に佳作賞や秀作賞、毎日賞を受賞したことがある人もいれば、入選か落選のボーダーライン上の作品もあるわけで。

つまり同じ「入選」でも、作品のレベルはピンキリ。
あっ私の作品は当然キリの方ですよ!

ただ、昨年の毎日展を観た時は、「今の私の実力ではとても漢字部Ⅰ類で入選できる気がしない。仮にまた来年出品したとしても入選レベルに到達できるとは思えない。漢字の多字数は当初の予定通り、四段以上に上がってから(※)再チャレンジしたほうがいいんじゃないか」と思ったんですね。

※miwa注:準初段~準四段までは春(5月)と秋(11月)に昇格試験の締め切りがあるが、四段以上になると昇格試験が秋だけになるため、春の昇格試験の練習に費やしていた時間の分、毎日展に向けての練習時間が確保できるのです。
というか先生とは「将来的には毎日展に漢字も出品できたらいいよね。四段に上がったら毎日展に漢字も出品しようよ(それまでに行草体に慣れておこう)」と話をつけていたはずなのに、なんで前倒しで準二段の時から出品するハメになったんだw

そんなわけで、2回目の出品(書歴5年&二段)で漢字部Ⅰ類に入選できたことは、自分にとっても想定外だったけど、先生や先輩方から見ても想定外だったと思います。

ただよくよく考えてみると、昨年は先生も「落選したとしても、毎日展に向けて練習して出品すること自体に意味がある」としか言ってなくて。

でも今年は、入選通知が来る前に、「(漢字部Ⅰ類で)入選したら、額装の費用と(社中の会長先生への)お礼でちょっと出費が嵩んじゃうから、その心づもりはしておいてね」と、入選を前提とした話をしていたんですよ。

ってことは、先生目線で見ると、昨年は鑑別するまでもなく落選するだろうと思っていたけど、ひょっとしたら今年はワンチャン入選が狙えるかも…と感じたのかもしれない!?

あと、今回の作品は、お手本をもらった後に、自分で書体字典をひいて書稿を作る作業はやりましたけど、その前の作業(詩文の選定・書体と字体の選定、付置の決定など)は全て先生任せでした。

もちろん、最初からすべての作業を自分でやるとなると、3月中旬から始めたのでは絶対に間に合わないでしょうけど、自分の力でできることも徐々に増やしていきたいものです。

明日は刻字について書きたいと思います。

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