今回は、漢字部(第1部)、仮名部(第2部)、実用細字部(第3部)、ペン字部(第2部)の試験を受験しました。
一般漢字部の第1部は、私は現在四段なので、第2部の試験も受けられるのですが、先生から「第2部は五段以上には上がれないから、第一部の方を受けよう(上手く行けば五段よりも上に上がれるかもしれないし)」と言われて、第1部の試験を受けました。
(※実際には下位段級では5階級特進、五段以上は3階級特進が上限だそうです。)
第一部の試験課題は、課題は、楷書・行草書・隷書の条幅三体と、毛筆による自己の書歴(半紙)の提出です。
毛筆による自己の書歴( ゚Д゚)!?
書歴って一体何をどうやって書けばいいんだyo!
先生によると、書道を始めた時期、師事している先生、昇段実績、書道の公募展での入選・入賞実績など、書道に関連している実績を記載するとのことです。あと、筆記試験の合格年月も書きます。
(お教室の先生のコネで、書歴のサンプルをいくつかゲットしました)
用紙は半紙サイズ(枚数の制限はなし)、書体や書式に特段の制限はないですが、毛筆で書くこと、書かれている字やレイアウトも評価の対象になるそうです。
というか、経歴の中身や受賞歴の内容ではなく、書かれている字と体裁(紙に対する字の大きさや余白の取り方、紙面の構成)が採点の対象になるのだとか。
ただ受賞歴の中身はそんなに問われないといっても、公募展の受賞歴が一つもないと、ちょっと寂しいかもしれないけど…。
旦那氏は「wordでまとめてプリントアウトして提出すればいいじゃん。なんでわざわざ筆で書いてんの?面倒くさくない?」と言っていたが、それじゃただの履歴書だよ。バイトの面接か!
一般かな部は、私は現在準初段なので、第2部の試験を受けます。
第2部 (2級~準5段までの人が受験可能) は、規定の課題を半紙1枚・条幅1枚で書きます。
その結果次第で、5段までの相当段に昇格が可能とのこと。
半紙課題の方はそんなに難しくなかったですが、仮名条幅がなかなか厄介でした。
だって普段仮名条幅を書く機会があまりないからね…(苦笑)
実用細字部は、現在6級なので、第3部の試験を受けます。
第3部(級位の人のみ受験可)は、A課題(楷書体)を1枚だけ提出です。
その結果次第で、初段までの相当段・級に昇格が可能とのことです。
楷書1枚だけなので、これはそんなに大変じゃなかったです。
一般ペン字部は現在初段なので、第2部の試験を受けます。
第2部(2級~準5段までの人が受験可能)は、課題を楷書・行書・草書の3体で書き分けます。
その結果次第で、5段までの相当段に昇格が可能とのこと。
(実質的には準四段が上限ですが)
試験の結果は、春の試験結果からすると、11月下旬(12月号の送付直後、11月の月例課題提出締め切りに間に合うくらい)には先生のところに通知が来ると思います。
さて、それぞれどこまで昇級できるのかッ…!
乞うご期待!
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