2023年4月より、競書誌が「玄海」から「聖筆」に変わったことで、昇格試験の内容も変わりました。
私が通っているお教室では、「4月に競書誌を移行したばかりなので、昇格試験は秋からやりましょう」と言われていました。
ですが第二部の試験ならば半紙三体+条幅1体だけで良いみたいだから、試しに春の昇格試験を受けてみたいですと言ったところ、「自運でやるなら受けてもいいよ~」ということになりました。
個人的には秋(正確に言うと12月くらい)まで三段のまま原級留置状態になるのが嫌なので、上がれるチャンスがあるならさっさと上がっておきたいのである。まことに面倒くさい性分である。
お教室の他の生徒さんのための実験台、どれだけ書けたらどこまで昇段できるか、本当に飛び級で昇段できるのか?を試してみたい、というのもあります。
そんなわけで、今回出品したのは以下の4点です。
半紙「月迥藏珠斗」(楷書・行書・草書・隷書のうち3点→楷書・行書・草書を選択)
条幅「朝飲木蘭之墜露兮 夕餐秋菊之落英」(15字、書体自由→行書主体で書きました)
本当は行書と草書を半分ずつくらいにしたいのだが、15字しかないと紙がスカスカになっちゃうので、行書メインで書きました。
また、最初は右8文字・左7文字で書いていました。ただそれだと飲と餐で食の字が、之の字が左右で揃ってしまって見栄えが良くないため、右9文字・左6文字にしました。
勿論、左下には結構スペースができてしまうけど、余ったスペースには雅印を2つ押せば足りるはず。
今回の試験結果が出るのはおそらく6月下旬~7月上旬ですかね?
三段からどこまで昇格できるのかが楽しみでもあるけど、全然予想がつかないです。
コメント