満を持して準初段昇格試験課題を提出しました! 

昨日、書道の準初段昇格試験課題を提出しました。

約2か月間(実質一ヶ月半)、月例課題と並行して、こちらの練習もやっていました。

準初段への昇格試験課題は、半紙三体(楷書・行書・草書)と半切一体(書体問わず・14文字)の、合計四体。

さて、準初段昇格試験の条幅課題。
1級→準初段の半切課題は、楷・行・草どの書体で書いてもよいのですが、今回は楷書で書きました。

なお、月例誌には、試験の条幅課題の手本は載っていません。
※半紙課題は一応載っています。
なので、自力で、五体字類から書体を調べて書き起こしました。
(ただ、五体字類は楷書体がいまひとつだったので、後からもう1冊楷・行・草の書体辞典も買いましたが。)

ただ、仮に誰かからお手本を書いてもらうとしても、すぐに手本がもらえるわけではないので、とりあえずは自分で辞書で書体を調べて、自力で書く練習をした方がいいんだそうです。

ただ、先生いわく、行書課題に草書体が混じっていると減点対象になってしまうので、昇格試験の行書課題は楷書に近い行書でも構わないとのこと。
逆もまたしかりで、草書課題に行書が混じっていたら減点対象になるとかなんとか。
ただし、月例や公募展の作品と違って、連綿で書くことは要求されないそうです(単体の草書でOK)。

ふむふむ。これは今後(初段以降)の試験を受けるときの参考にしよう。
楷書はともかく、行書や草書はどの書体を選ぶのか、そのセンスも問われますね。

今回は楷書で作品を書きました。
条幅で14文字の作品を書くときは、左右に7文字ずつ振り分けるか、右列が8文字、左列が6文字に割り振ります(その場合は左下のスペースに落款+雅印を押印する)。

実際には、8文字・6文字の方が書きやすいかなと思います。
86だったら、紙を4等分して、4文字(2+2)/4文字(2+2)/4文字(2+2)/2文字+落款で、バランスよく文字を配置できるからです。

とはいっても、14文字の条幅作品を書くのは、これが最初で最後になるのかなぁ。
初段の試験からは20文字の課題になっちゃうし、通常の月例課題でも、参考手本は殆どが2行20文字(たまに3行多字数)なのでね。
14文字の参考手本って殆ど見たことがないですし。

一方、半紙の練習の過程はこんな感じ↓
字句は、「爽気淡心神」です。

画数自体は前回の課題よりも少な目だけど、基礎点画がしっかりできているか否か、差がつきやすい字をチョイスしてきたな~~という印象。

書道初心者にとっては、「心」「気」の曲げはねや、「淡」のさんずいと炎、「爽」のメ4つと左払い・右払いのバランスをとるのが難しいですよね。

実際、基礎帖で練習していたガチ初心者の頃は、「心」の曲げはねを書くのにめっちゃ苦戦しましたからねwww

この字をチョイスしてきたのは、10級や9級の初心者ならともかく、1級の人ならこういう字もちゃんと書けるでしょ?ってことなんですかねー。

ちなみに楷書・行書・草書の三点を書いてみて、地味に一番苦戦したのは実は楷書でした。

最初は「草書は殆ど書いたことがないけど大丈夫かな?」と思ったのですが、いざ書いてみると、行書は割とすぐにまとまり、草書も数枚書いたらそこそこでまとめられるように。
でも楷書はなかなか「爽」「気」がうまく決まらなかったです。
(片方が上手く書けても、もう片方の字がイマイチだとかね)

どのくらい出来れば合格できるのか、そのボーダーラインがどの程度なのかは正直よくわかんないですw

昇級していれば当然嬉しいですけど、仮に不合格だったとしても、次の試験でまた頑張ります。

う~~~ん…でも忙しい中、せっかく頑張って課題を書いたんだから、やっぱり昇格してほしいな~。
試験を受けるまで半年待ったしね(笑)
これで落ちたら泣く(ノД`)・゜・。ヨヨヨヨ…。

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