2022年4月の月例課題を3点提出しました!

2022年4月の月例課題を3点(楷書・随意・研究)提出しました。

楷書課題「稟気寡所諧」

稟氣(りんき) 諧(かな)宇所寡(すく)なし

なんか変な字のオンパレードだな〜〜
書写体にはこういう字体もあるんですね。

右側の3文字が縦長になりやすい字なので、縦のスペースを確保すること、左側2文字は逆に縦に短い字でしたので、右側の字との位置関係を揃えるのがちょっと大変でした。もう少し縦線は太く書いてもよかったか。

随意課題「朱鳥之間淵玄」張猛龍碑

朱鳥の間に曜像す。(万壑の中に)淵(玄し、)千峰の上に巉巖たり。

原帖を見ながら書いていると、どうしてもこじんまりとした感じの字になりやすかったです。提出版は一番力強く書けているものを選んだけど、それでもなんかちょっと小さいような気がする。

研究課題「能到焚香而已」(米芾・海岱帖)

海岱は只尺なるも到る能わず、香を焚くのみ。

「到」の右はりっとうなので、りっとうの草書体はあまり高くしすぎないのがコツです。(仮名の「り=利」の書き方と同じ)

また、「而已」は「〜のみ」という意味があるのだそうです。

さて、いつもは課題を6〜7点提出していますが、今回は3点のみの提出にとどまったのは、毎日書道展に出品する漢字多字数(二尺×六尺)の練習があったためです。

昨年は二六を書きつつ月例課題も書いていたけど、今年はそれが出来なかったのは、3月27日に太極拳の東京都大会、4月2・3日で太極拳検定がありで、夜と土日の練習時間が十分に確保できなかったわけですよ_| ̄|○
昨年は幸か不幸か、大会が中止になった&緊急事態宣言で東京都の公共施設が夜間休業になった(太極拳の練習日程が少なかった)ので、夜の時間が空いていたから、課題と作品制作を並行できたともいう。

そんなわけで、自宅で二六の作品を書きつつ条幅・仮名・細字・実用書の4点を並行して書くのは物理的に時間が足りないから無理!ってことで、自宅で作品を書いてくるタイプの課題はパスさせてもらいました。

来月は…通常通り課題が出せるかな!?
でも次は昇格試験課題(楷行草の三体)があるのと、硬筆書写・毛筆書写準1級の練習、刻字作品制作もあるので、5・6月も月例課題は3点出すのが精一杯かもしれん。

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