(2020年4月)大人書道3年目の練習月記 教室も5/6までお休みになりましたが課題は何とか提出しました!

4月の月例課題を6点(楷書・随意・研究・仮名・細字・条幅)提出しました。

楷書課題 「歸鳥趣林鳴」

今回は鳥が二回出てきました。
同じ字が2回出てくる時は、書き方を変えます。そうしないと単調になっちゃうのでね。

今月から楷書規定課題の手本を書く先生が変わったこともあって、今までとは少し勝手が違う感じがしました。まぁでも数回書けば慣れるのかな?

随意課題 「擬隨命躋攀彼」空海・風信帖

なんかやたら画数多めの字が多い…。

とはいっても、先月の課題に比べると、字の大きさ的にはまだ書きやすかったです。縦に3つ長い字が並んでる…というわけではないですからね。

研究課題 「成化當常現常」褚遂良・雁塔聖教序

左3文字のうち、常と常が縦長なので、縦のスペースがギリギリでした(汗)。

提出版はこれよりはマシですが、私の手元にあるやつは、ちょっと「化」の字が下に行き過ぎてバランスを崩しています。あと「現」も、右のつくりはもう少し横幅があってもよいですし、「成」のたすきがけの部分ももうちょっとたっぷり長めに引いたほうがいいです。

仮名課題

(遊不や三の 本の希き庭に うきい天ゝ 可春可耳遊るゝ つきみ草の花)

先月から半紙サイズの課題に変わった仮名課題。よく見ると下のスペースを持て余していますね。ってことはもう少し大きめに書いてもよいのかな?

仮名課題は紙を折らずに書くので、レイアウトが結構難しいです。当然左や右に寄りすぎてもいけないので。

細字課題

鶯聲誘引来花下 草色匂留坐水邊

太さの強弱をつけるのが難しいですね。
細筆とはいえ、単に細く書けばいいってもんじゃなく、肉をつけるべきところにはつけないといけないので。
私としてはこのくらいの大きさでいいんじゃない?と思っていても、先生視点で見るとやっぱり小さいようだ…。

この中だと、「鶯」や「聲」の字が難しかったですね。出だし2文字で失敗するとテンション下がるw

条幅課題

野廣風鳶捷 江空石燕軽 年々春草緑 不忍上臺城

今回は普通に(?)行草体の手本を選びました。
燕の草書体、知らないと全く読めないと思う(笑)
一体何をどうやって崩したらこの字になるんだ!?

手本の草書体がしっくりこなかったので、別の字体で書くことにしました。

これはあくまで「参考手本」であって、臨書ではないので、必ずしも手本と同じ字体じゃなくてもよいのです。
たまに手本の方が間違っている時もあるしね(笑)
怪しいなと思ったら辞書を引くのが大事です。

行草体の課題を選ぶと、3~4文字は書き方や元の字がわからないものと出くわします。

ただ、わからない字があれば、おのずと辞書を引くことになるので、硬筆書写・毛筆書写技能検定の勉強にはちょうどよいです。
一度課題で練習したことがある字は、ちゃんと読み書きができるようになるから。

(おまけ) 昇格試験課題の練習

月例課題と並行して、初段昇格試験課題の練習もやっています。
現在はこんな感じ↓

準初段→初段は、楷書と行書の条幅二体です。

締め切りは5月14日なので、あと1か月でどれだけ細部を詰められるか…。

ただ、現在東京では緊急事態宣言が発令されたことで、5月6日までは教室でのお稽古が中止となってしまいました。

教室はカルチャースクールではなく、先生宅での個人指導(1人~3人)なので、2月から4月頭にかけては手洗いやマスクなどで対策しながら稽古してました。
ただ、4月の緊急事態宣言を受けて、更に外出や接触を控えよう…ってことで、残念ながら中止(自粛)となったわけです( ノД`)シクシクシクシク…

4月号の月例課題 (5月20日締切) と昇格試験課題(5月14日締切)は、通信で添削してくださるとのことなので、5月6日までは自宅での自主練を頑張ろうと思います。

先生から送られてきた4月号の手本↓

太極拳クラブの練習も、ジムのレッスンもGW明けまでは中止、職場も4月は週2~3勤務なので、外に出なくても良くなった分、練習時間はたっぷりとれますから。

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