書道・二段昇格試験課題を提出しました!

準二段→二段への昇格試験課題を提出しました。
締め切りは5月14日なんですが、ちょっと早く提出しちゃいました。

準初段→初段(2020年春季)、初段→準二段(2020年秋季)の時は、半切二体(楷書・行書)の提出でしたが、今回の準二段→二段への昇格試験から、草書の半切が加わります(-ω-;)

さて、今回の課題の字句は、「雨細穿梅塢 風和上柳橋 山居無暦日 今日是何朝」です。
(唐人似絶句二首・陸游 より)

右側の10文字はそうでもないですが、左側は画数の少ない字が多いので、スカスカ感が目立ちます。

なので、右側の縦線を太く書くこと、左払いと右払いの勢いをつける、小さめの文字は太めに書く、といったことを意識しました。
また、字と字の縦の空白を程よく取ることを注意しました。

これは練習の初期段階(3月中旬ごろ)に書いたやつ。提出版と比べるとちょっと小ぶりですし、全体的に硬いですね。

ところで、秋の試験と、春の試験を比べると、春の方がやや易しめの詩文が選ばれる傾向にあるそうです。
秋は高段者(準師範・九段〜四段)も受験するので、字が書きやすい簡単な詩文だと点数に差がつかないからだとか。
実際に書いてみると確かにそうだなと思いました。
昨年秋に書いた課題の方がちょっと難しいと感じました。

ただ、秋よりは若干簡単だとしても、簡単な詩文のなかにも、書くのが難しい、バランスがとりにくい字や、今ひとつ決まらない字が2~3個あるもの。
今回は草書の「穿」、行書・草書の「是」「塢」などがそれにあたります。
最後までなかなか決まらなくて大変でした。

ちなみに、準二段→二段→準三段→三段→準四段→四段までは、昇格試験課題の内容は半切三体(楷書・行書・草書)です。
今回を入れて5回は同じ試験内容が続きます。

試験内容が同じだからこそ、段位が上がるにつれて、採点が少しずつ厳しくなっていくのは言うまでもない…。

結果は7月号の月例誌で発表予定です。今回は速報ハガキがないため、月例誌が来るまで待たなくてはいけません_| ̄|○

コメント

タイトルとURLをコピーしました