書道の昇段試験課題を提出しました。

今年春の昇格試験課題は
「獨入千竿裏 縁巖踏石層 笋頭齊欲出 更不許人登」
この20文字を楷書・行書・草書の三体で書きます。
(現在準二段~準四段の人は同じ課題です)
タケノコ(筍=笋)が人を登らせるのを遮っている的な詩ですね。
今回は毎日展の漢字部出展作品、硬筆書写・毛筆書写の準1級対策と並行して練習していたこともあり、おかげでゴールデンウイークがすべて潰れました。
幸か不幸か、GW中は太極拳の練習が休みだった分、見事に書道しかやってねぇ_| ̄|○
今回は例外的に四段・準五段・五段の人も昇格試験が受けられるのも影響しているのか、春の試験にしてはやや難しめだった気がします。
(昨年秋の試験が中止になったので、試験を受けられる対象を増やしたそうです)
そのため、秋の試験と同じくらいの難易度だったと感じました。
ところで今回の試験から、うちの旦那も楷書・行書・草書の三体に取り組むことに。
(準二段→二段の試験から楷行草の三体になるので)
特に草書体の条幅にものすごく苦戦していました。
昇格試験では、五体字類に載っている字体で、なおかつベーシックな書体が好まれるというのに、なんでわざわざ変な書体を選ぶんだ。
「ベーシックな書体とか、よく使われている書体を選べばいいじゃない」と先生から言われた旦那は「そもそも五体字類を見ても、どれがベーシックな草書体なのかよくわからない」と答えて、先生をドン引きさせていた…。
アンタ、これまで月例課題でいくつか行草体の作品書いてますやん。それなのに草書体がわからないっておかしくないかい?
でも旦那は「miwaみたいに硬筆・毛筆の(書写技能)検定の練習をしているわけじゃないんだから、ただ月例で手本を見ながら作品を書くだけで草書体のベーシックな書体が身につくわけないやん( ノД`)」という。
旦那よ、「大人が学ぶ小学校の漢字」で楷行草三体の練習をしてくれ。
コメント
獨入千竿裏 縁巖踏石層 笋頭齊欲出 更不許人登」
何語???(笑)
日曜日に工担受けました〜
(デジタル通信1級)
自己採点の結果
基礎 75点
技術 56点
法規 76点
となり2科目暫定合格となりました
2科目合格より
技術落ちたことが悔しくて、、、
11月は1科目に注力できるので
ギッタギタにしてやります(*´∀`)
りゅうさん
これは中国語というか、漢詩ですね~。
唐や清などの時代の漢詩が選ばれることが多いです。
(たまに日本人の漢詩もあるけど)
工事担任者試験お疲れ様です。
技術はあと1問で合格だったのか~~。惜しい!!
それは11月の試験でギッタギタのメッタメタにしてやりましょう!
試験課題の提出お疲れ様です。
相変わらずお上手ですね。まるでお手本のようです。
今月から羊毛の筆を使い始めましたが、フワフワした感じで慣れないです。
なので今回、昇格試験はパスしました。
私も旦那さんと同じく、どんな書体を書いたらいいか分からないです。
新書道字典を使っていますが、載っていない字もあったりして・・・
変な書体を書いて持って行っては、先生に直されています。
「大人が学ぶ小学校の漢字」で楷行草三体の練習をしなくては。
実用書素敵ですね。あんな字で手紙が書けるようになったらいいな~。
私の教室では細字の課題がないのでやってみたいです。
でも課題が増えたらやっていけない。(泣)
miwaさんは試験の時も通常の課題を提出していますか。
ペコリンさん
ありがとうございます。
羊毛筆はバネが効かないので自分で筆の力加減を調整する必要があるんですけど、この力加減に慣れるまでは数か月くらいかかると思います。
でも慣れてくると、柔らかい行書や草書の線が書けるようになりますので、今は踏ん張りどころだと思います。
「大人が学ぶ小学校の漢字」は、学年配当順に並んでるので、目当ての漢字を探しにくいのが欠点なんですけど、でも私はこの本の字が結構好きなので、この本をベースにして練習しています。
昇格試験課題を書くときも、まずは「大人が学ぶ小学校の漢字」から探して、載ってないものは「楷行草 筆順・字体字典」、「五體字類」で探しています。
私は基本的には試験があっても通常の課題を出すようにはしていますが、今回は毎日展の作品制作もあってさすがに無理だったので、教室で書いてる半紙三体だけにさせてもらいました…。