聖筆・2023年7月号の課題を8点提出しました!

聖筆7月号の課題を8点(楷書規定・随意・実用細字・仮名・ペン字規定・ペン字随意・ペン字ハガキ・条幅)提出しました。

楷書規定:乃成其字曽不(書譜)


今月は難しい漢字はそれほど多くないので、その分画数の少ない漢字は縦画を太めに書かないと、貧弱な印象を与えてしまいます。
この中で意外とバランスがとりづらかったのは「成」と「字」でしょうか。

随意:武王秉乾之機(曹全碑)

曹全碑は月例誌の参考手本にはないため、天来書院のテキストシリーズを参考に臨書してます。
乾の字が妙に縦長になったり、何故かこの字で苦戦した…。

実用細字

「書の対局は気を以って主と為す 気得れば則ち形体之に随う」
包世臣著 「芸舟双輯」
(書の根本は気が最も大切で、気が充実すれば造形上の形はすべてうまくいくものである)

列間を均等にとるのが地味に難しいです。
広くなりすぎることはあまりないんだけど、列間の空白が詰まりやすい気がします。
かといって広くとりすぎると、一番左の支部名・氏号が書けなくなっちゃうしね。

仮名

はつ蛍 ついとそれたる てかぜかな(小林一茶)
者徒本多類 ついと楚れ多る て可勢可那

下のラインが緩やかなカーブを描くように仕上げました(雅印含む)。

ペン字規定・随意

「運は常に深慮者の味方である」
前回まではエナージェルの0.7㎜を使っていたのだけど、7月号の写真版を見たとき、私の字はなんか細いなと思ったので、規定と随意はエナージェルの1.0㎜を使って書くことにしました。

ペン字ハガキ

今月は古典文学研究会の案内でした。
硬筆書写準1級・1級、毛筆書写2級・準1級の掲示文課題っぽい内容です。
(硬筆書写・毛筆書写技能検定を意識した課題が多い気がするのは決して気のせいではない…と思う)
ただこれをハガキサイズの紙にペンで書くっていうのはやったことがなかった。
字が小さくて書きづらいよ~~( ノД`)シクシク…

条幅課題

今月は、玄海2020年7月号に載っていた参考手本で書きました。
20文字を行草で条幅に書くのは結構久しぶり…。
ここ最近は漢字14字か行書か二六ばっかり書いていたからね。

来月からは伊勢神宮展に向けての作品制作(条幅)が入ります。
あとボチボチ秋の昇格試験の練習も始まります。

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