今日は、旦那氏と一緒に、東京都美術館でやっている毎日書道展を観に行ってきました。
東京都美術館会場では、毎日書道会理事・監事、東京展出品の一般公募入選・U23入選、書の甲子園上位入賞作品が展示されています。
(会期は7月19日(水)~7月24日(月)、AM9時半~午後5時半まで)
※東京展の管轄エリアは茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・山梨・長野・静岡・沖縄・海外
漢字は2階の第3公募展示室、101号室に展示されています。(というか今年は漢字が101、刻字が98、旦那の刻字が100号室と、3つともバラバラだった…)
今年の漢字多字数の出品作はコレです↓
李白の「廬山の瀑布を望む(望廬山瀑布)」を書きました。
最初先生から手本を貰った時「なんか文字数多くない?一体何文字あるの?」と数えたら80文字もあって驚きですよ。
(昨年は56文字の七言律詩だった)
えーと、これを書けとな!?
二六の作品を書くにあたって先生からもらう手本が、貰うたびに難易度が上がっている気がするんだけど、これは決して気のせいではないと思うwww
先生的には「miwaさんなら書けるでしょ」と思ってるからその手本を渡すんでしょうけど、無茶振りにもほどがある(´Д⊂ヽ
刻字部の出品作品はこちら↓
今年の字句は「桜梅桃李」です。
ちなみに今年は陰刻で作成しました。
なぜかと言うと毛筆書写技能検定1級の練習時間を確保したい→彫りに時間をかけられなかった(彫りに時間がかかると腕を痛めるので、書道の練習の方にも支障がでる)からです。
ただ彫りの方はともかく、色塗りにとても時間がかかってしまったので(最初に塗った背景の色がイマイチしっくりこなくて、字を彫り終えた後にもう一度背景を塗り直したため)、結局あまり時間の節約にはならなかったんですけどねw
作品の下の方にちょっと汚れがあるんだけど、多分これは搬送や搬入の時についた傷だと思われる(出品の時には傷はなかったから)
毎日書道展への出品も今年で3回目。
漢字は多分入選と落選のギリギリラインだったと思いますが、刻字のほうは、先生曰く「miwaさんの作品には結構ポイントが入っていた」そうです。ポイントが一定数あると入賞なんでしょうかね?知らんけど。
でも「入賞を狙うなら、もう少しサイズを大きくして、更に作り込まないとね」ということでした。
確かに去年、一昨年と、新国立美術館で佳作以上の作品を見たら、大型の作品で、書も彫りも一定レベル以上に上手じゃないと入賞は難しいんだろうな〜と思ったけど、現実問題としてそこまで刻字作品制作に時間が取れないんですよね。漢字部Ⅰ類の作品制作と春の昇格試験がバッティングしてるうちはちょっと難しい…。
もっとも、私の書と彫りの技術が向上すれば、今と同じ制作時間でも、更に良い作品が作れるようになるかなと思いますが、それはまだまだ先の話。
昨年は新国立(先生の作品)→都美(生徒の作品)をハシゴしたんですが、今年の新国立美術館での漢字・大字書・篆刻・刻字の作品は後期展(7/26~8/6)にて展示されるため、こちらは7/29に観に行く予定です。
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