楷書・随意・仮名・実用細字・条幅・ペン字(規定・随意・ハガキ)の8点を提出しました。
楷書規定:「況云積其點畫」(書譜)

積と畫が縦長になりやすい字だし、點も大きめなので、云を少し小さ目に書くことで、全体的なバランスが良くなった気がします。
あと、横画は細くてもいいけど、縦画や点、起筆のところは太めにするとかね。
随意:「其先蓋周之冑」(曹全碑)

其の横線の波磔で、どのタイミングで筆を開けばいいのか、なかなかうまく決まらずに苦戦しました。
ただ写真で撮影してみて気づいたのだけど、横線が微妙に右肩に上がりっぱなしになってる箇所がいくつかありますね。
本当なら隷書は横線を水平に引くんですが。
仮名

「水無月の やまぶきの花に たとふべし」
ま→「万」、ふ→「不」、の→「乃」、に→「耳」、た→「多」、ふ→「不」、へ(べ)→「邉」 五七五の俳句なのに変体仮名が多用されてる。
実用細字

「勤勉家は希望を語り 怠慢者は不平を語る」
今月は名言を書く課題です(行書)
なんか教会とかお寺の掲示板に飾ってそうな雰囲気の言葉だな(笑)
条幅:呉昌碩 梅花図の臨書

よくよく見てみると、「風」の字の書き順が楷書と違うし、「華」の字の形もちょっと変わっていますね。
今月も条幅は1回しか練習できなかった_| ̄|○
でも毛筆書写1級の試験が終わったので、来月からは規定と創作、2体出せるかな…出せるように頑張る。
ペン字(楷書/随意/ハガキ)

「百花過ぎ尽くして緑陰成る 陸游」
先月と先々月は升目無視だったけど、今月は1マス1字でした。
ハガキ課題は「鸛雀樓に登る」です。

白日依山尽 黄河入海流 欲窮千里目 更上一層樓
五言絶句の方は硬筆書写1級の自由作品で何度か出題されたことがあるし、以前の競書誌にも参考手本が載っていたのを覚えています。
字の大きさを整えつつ、行間を整える。下のラインをバランスよく書くのが難しかったです。
(最初に書いたやつは、自分の名前が入りきらなかった!)
この記事を書いてる現在、実はまだ7月号を受け取ってないのです(先生のところにはすでに届いている)。なので写真版に載ってるかどうかがまだわからんw
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