今日、第63回東方書展の入選通知が届きました!
確か昨年12月頃、東方書展の事務局から第63回展用の出品票が送られてきました。
また月例誌の1月号にも東方展の出品案内が載っていたので、先生から「漢字(多字数)は、毎日展か東方展、どっちか一つだけでもいいよ。」って言われまして。
ちょっと考えて、じゃあ今年は毎日展に出します(東方展は出さない)と先生に伝えて、これで話は終わった…はずでした。
でもやっぱり、今年も同じ社中からの出品者が少ないようでして、結局は今年も社中の頭数要員として、漢字多字数を出品することになってしまった!
(同じ団体からの出品者数が少なすぎると、本来なら上位に入賞できる実力のある人が入賞できないとかなんとかゴニョゴニョwwwこのあたりは政治的な匂いがしますw)
出品することになったのが1月末だったので、さすがにここから自分の描きたい詩を選んだり、字体を選んだりする時間的余裕はありません。
とはいえせっかく二尺×六尺の作品を出品するんだから、毎日展に向けての練習も兼ねて4行モノを、ということで今年は七言律詩(七語八句:56文字)のお手本を先生からLINEで送られてきましたw
…って、これ約2週間半で(都美で展示されても公開処刑にならないレベルの出来栄えで)書けるのか!?
でも先生曰く、普段月例の条幅で行草は書き慣れてるから書けるでしょ。4行も3行も作品の作り方自体は同じだから大丈夫!ということでした。
確かに書き方は条幅も二六もそんなに大きな違いはないですけど、1枚書くのにかかる時間は結構違うよ(・∀・)
1枚書くのに条幅の2~3倍時間がかかるよ(・∀・)(・∀・)
最後の方の文字でミスったとき、紙が不可抗力で破れてしまった時のダメージがデカすぎるよ_:(´ཀ`」 ∠):_
1回目に書いたものの添削と、書き方のポイントをまとめたメモ(先生から送られてきたLINEの画像をprint outしたものに書き込む)↓
結局、太極拳の練習の方をちょっとだけお休みして、どうにか出品できそうな作品ができました。
昨年も突貫工事で書く羽目になったけど、結局今年も突貫工事だったっていうねw
右側が提出版、左側は2番手(雅印を押す練習用)
1回目に書いたものと比べると、上下左右の余白と、墨をつける/掠れさせるところのメリハリが良くなってるのがわかります。
たった2週間の練習でも、添削してもらって書き直すと、やっぱり改善されるもんですね。
っていうか、こうやって無茶振りに応えてしまうから、頭数要員としてカウントされてしまうのだろうなぁ…。
というわけで3月25日(金)~3月31日(木)まで、東京都美術館にて、この作品が展示されます。
なお、都美で展示されるときは額装されて展示されるんですが、額装されると2割増しくらいで上手に見える…はず!
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