基本情報技術者合格証書 枝野さん2枚目と午後対策について

基本情報技術者 合格証書

基本情報技術者の合格証書です。
日曜日だというのに玄関先まで届けてくれた日本郵便ありがとう☆彡お疲れ様です。

合格点がとれた要因

それにしても…午後試験でギリギリとはいえ何とか合格点を取れた要因は何だったのか改めて考えてみると、

仕事で普段使っているexcel(問13・表計算)とaccess(問3・データベース)、1年前にやっていた簿記1級&全経簿記上級の記憶(問7・経営関連法規)のおかげですね。
あとはソフトウェアの「情報落ち」で滑り込みセーフってとこかw

国語力と午前知識でなんとかできる

そんなマグレ合格の私から言えることは、「まず午前試験で7~8割とれるように勉強しておけば、午後試験は午前知識+国語力である程度正解にたどり着ける」ということでしょうか。

午後は問題文にヒントや計算式が多いので、落ち着いて問題文をよく読むことが大事だと思いました。

ただ、運と国語力だけに頼るとただの運ゲーwになっちゃうので、(文系orPG・SE未経験者でも)確実に午前・午後両方とも60点以上とるための方法を考えてみました。
ギリギリの点数しかとれなかったお前が言うなって感じですが、そんな自分への反省をこめて。

勉強期間・勉強方法など

使用教材は、
やさしい基本情報技術者講座 2011年版 」(ソフトバンククリエイティブ)
情報処理教科書 基本情報技術者 合格問題集 平成23年度秋期試験 平成24年度春期試験 」(翔泳社)

勉強開始はボイラー技士試験の後からボチボチと。FEに向けた勉強は実質3週間くらいですかね。
午前試験は「やさしい~」を一通り読んで、過去問題集を解いた(※本を買うと、翔泳社のサイトにあるCBTの過去問題集4回分が解ける。過去問題集にパスワードがのっている)
午後試験の対策は殆どやらなかった。一応過去問題だけは一通り見たけど、ガチで問題を解いたのは本番が初めてでしたw

午前試験の過去問題集は9割以上解けるようにする。

午後はフロックで60点以上超えることはあっても(配点次第では自己採点では5割しか取れていなくても60点を超えることがある)、午前は知識問題がメインなので知らないと答えようがない問題が多い。

午前は基本的には過去問と同じまたは類似問題が多いので、6割を超えるためには過去問マスターが一番手っ取り早い。過去5~8回分くらいの問題を一通り解けるようにすること。
計算問題は午後対策にも繋がるのでできるだけ捨てないようにする。

※参考まで、以下のサイトから午前試験の過去問が拾えます。
・情報処理技術者試験の勉強をやりなおし
必ず受かる情報処理技術者試験

午後試験問1~問7対策は一通りやる。

文系の人は問3・4・5・6・7を選択する人が多いと思うけど、文系用の問題(問6・7)は問題文を注意深く読めば何問か正解が拾える反面、解くのに時間がかかるのが難点。

今回の試験のように、問7が難しくて問2が簡単だったりすることもあるので、最初からハードとソフトを捨ててしまうのは少し勿体ないと思いました。

なので、午後試験対策用の問題集に載っている、ハード・ソフト・データベース・ネットワーク・セキュリティ・ソフトウェア設計の定番問題を解けるようにしておくと、試験本番で難しい問題が出たときも慌てなくて済みます。

時間がなくて一通り勉強するのは厳しい、ハードウェアやソフトウェアが苦手という人も、5問(3・4・5・6・7)プラス1問(1か2のどちらか)は3・4・5・6・7で難しい問題が出たときの保険をかけるつもりで勉強するのがオススメです。

特に配点が大きいアルゴリズムとソフトウェア開発で半分以上は得点できるようにする。

いくら問1~7がある程度点がとれても、ここで失点が大きいとリカバリが難しくなります。やっぱり問8とソフトウェア開発で合わせて20点はほしいです。

・問8アルゴリズム対策…専用の問題集があるので、それを一通りやるのがいいと思いますが、私は(時間がなくて)午前試験のテキストに載ってた項目くらいしか勉強してなかったのでよくわかりません。

・ソフ開の選択科目:C、Java、アセンブラ、Cobol、表計算はどれでもお好きなものを。
文系なら…難化しつつはあるけどなんだかんだ言って表計算が一番無難かな。
ほかに言語を学んだ経験or学んでみたい言語があればそれを選んでも問題ありませんが。
ただ、問1~7と違って、保険をかけるために他の言語もプラス1で…というには(安定して得点ができるようになるまで)時間がかかるので、問9~13については最初から絞ったほうがいいでしょう。

もし表計算を選ぶならマクロ対策として事前にMOS excel expertとかVBAエキスパートを取っておくのも手です。

難易度

★★★☆☆☆ C+(普通よりも少し難しい)

午前だけなら別に難しくない&フロックでも合格できるときはできるけど、午前・午後両方合格点がとれないと合格にならないので、C+としました。
午前は過去問を繰り返しやればなんだかんだ言って6割以上はとれる。
午後は問題によって難易度差が激しい。出来る問題とそうじゃない問題を見極める目が必要。
また、ある意味国語の試験みたいなものなので、ノー勉でもそこそこ点数が取れる人と、勉強してもなかなか点数に結びつかない人もいる。
おそらく午前の点数(60点以上の人がどれだけいるか)によって、配点を微妙に調整していると思われるので、わからなくてもあきらめずに問題を解くことが大事。

おまけ:時間があれば日商簿記2級を取得する

試験までに時間があれば、日商簿記2級を取得するのもいいです。ストラテジ・マネジメントの対策にも役立ちます。

3級でも十分簿記の基礎は習得できますが、どうせやるなら工業簿記とCVP分析の基本が学べる2級まで勉強したほうがいいでしょう。

試験内容からすると1級や全経簿記上級の範囲まで網羅できていればバッチリです。
ただ、そのレベルに到達するまでには結構時間がかかるのでオススメしません(苦笑)
「日商簿記2級を取得して1級の原価計算(意思決定会計・CVP分析)もかじってみる」くらいでいいと思います。

情報処理技術者試験は4月と10月の年2回で、日商簿記試験は6月・11月・2月にあります。
時期がズレているので、基本情報技術者と日商簿記2級のダブル合格もその気になれば十分可能です。
ゼロから簿記勉を始めたとしても、2級ならば2~3ヶ月あれば合格レベルに到達できます。 私は2級に2回落ちたけどなw
(ただ、2級と3級の実質勉強期間はトータルで2ヶ月半くらいだったかな。カンのいい人なら1ヶ月あればとれるかも?)

ちなみに、新卒の場合、大学4年次の4月~5月に内定をもらった後、入社までに日商簿記2級と基本情報技術者の取得を推奨されるという会社もあるようです(旦那の勤務先のアルバイト女子大生談)

<注意事項>

・大抵の試験は試験開始前に受験番号等の記入時間が設けられているが、この試験は試験開始後に各自で受験番号と生年月日をマークするよう指示されるので、マーク忘れに要注意。
また、午後試験は自分の選択した問題(問1~7、問9~13)のマークを忘れると採点されないので、提出前に必ずチェックすること。

・計算問題がいくつか出ますが、電卓の使用は不可

・試験結果の照会には、受験番号とパスワードが必要。
パスワードは受験票①に印字してあるので、合格発表の日まで紛失しないよう注意(紛失した場合は問い合わせることも可能だそうですが)
・合否結果の通知については、合格者には合格発表日後約1週間で合格証書を郵送、不合格者には通知なし。また、後日官報にも合格者の受験番号が掲載される。

※情報技術者は頻繁にシラバスが変わるので、シラバスのチェックもお忘れなく!
2011年秋季より表計算にはマクロが追加されています。
2011年以前のテキストを使っている人(で表計算選択予定の人)は注意が必要です。

2020年度より、ソフトウェア開発の選択科目は、COBOLを廃止するかわりにPythonが採用される。
アルゴリズム・ソフ開の配点が20→25点になります。

コメント

  1. ピーナッツ より:

    合格おめでとうございます。
    やっぱり合格証書もらえるのが一番実感が湧いて嬉しいものですよね。
    これからも精力的に試験を受けて資格マスターになって下さい。

  2. miwa より:

    >ピーナッツさん
    ありがとうございます(^o^)
    資格マニア兼合格証書コレクターですね。
    あんな出来で合格しちゃっていいのか疑問ですが…問題文の趣旨を正しく素早く読み取るのも情報処理技術の1つだろうと思うことにしましたw

  3. 竹爺 より:

    はじめまして。
    基本情報技術者合格おめでとうございます。
    私も、基本情報技術者を受験して何とかギリギリで合格しました。私は40過ぎのオヤジですが、ボケ予防にと今年に入ってから資格取得を目指して頑張っています。
    何とか、キータッチ2000,ITパスポート,基本情報技術者,MOS2010(4科目)を合格し、明日危険物乙4類を受験するつもりです。さすがにこの歳になると覚えるのが辛いです…
    それぞれの試験の感想です。
    キータッチ2000は受験会場のパソコンがノートパソコンだったので入力が大変で、2000文字打ち込むのに残り1分ぐらいしか残りませんでした。試験会場でどんなキーボードなのか確認する必要がありますね…
    ITパスポートは2週間位勉強しましたが、CBTの試験は予想以上に難しかったように思います。点数は775点でした。
    基本情報技術者は、ITパスポート合格の勢いを利用して受験しましたが、午後問題が大変でした。アルゴリズムを中心に勉強したのですが、本番の試験では全くと言っていいほど役に立ちませんでした。エクセルの問題で手こずってしまい、時間が無くなって、パニック状態に…最後は問題を解く気が失せボォーっとしていました。合格発表の時は落ちていると確信?していたのですが、一応念のために成績照会で点数を見ておこうと何気なく見たら、午前81点、午後65点で運良く受かっていました。
    MOS2010は次に受験する危険物まで1ヶ月以上期間があったので、とりあえず4科目2週間おきに2科目受験するつもりで受けました。エクセル以外は全く使ったことがなかったので、対策本を使って勉強したのですが、ワード(836点)、エクセル(1000点)、パワーポイント(893点)、アクセス(940点)でした。やっぱり普段使っていないと対策本だけでは、応用が利かないと実感しました。パワーポイントは簡単だったのに、思ったように点数が取れませんでした。問題をよく読んで慎重に解答しないと駄目ですね。にしても受験料が高い。明日の危険物乙4を受験したら、しばらくお休みして来年は応用情報技術者を受験しようと思っています。
    最後ですが、長々と文章を書いてしまい申し訳ありません。
    お体に気を付けてこれからも資格取得頑張ってください。

  4. miwa より:

    >竹爺さん
    はじめまして。
    危険物乙4の試験はいかがでしたか?
    ITパスポートはCBTで775点も取れているなんてすごいじゃないですか!CBTになってからというもの、900点台の人が未だに1ケタしかいないですし。
    今回のFEは、自己採点の結果で60点に満たなかったけど…フタをあけたら60点台!という人が結構多いんですね(私もその一人ですw)
    応用情報は私も来年春で受験予定です。午後は記述式になるので、今回のFEのようなフロック合格は難しいでしょうから、もう少し掘り下げて勉強しないといけないなと思っています。
    MOS試験は今一つ採点基準がわかりにくかったです。「問題文をよく読んで、過不足なく操作をする」というのがキモなんでしょうね。
    受験料がもう少し安かったら、間違いなくオススメ資格ではあるんですが。何とかならんものかなーと思っています。

  5. 竹爺 より:

    miwaさん、こんばんは。
    本日、危険物乙4類受験してきました。全く見たことのないような分からない問題が1問ありましが、それ以外は自信の無い問題が2問くらいで、なんとか大丈夫だったと思います。いくら考えても分からないものは分からないので、35分ですぐに退室しました。
    私の受験地は栃木なので年に3回しか受験出来ません。合格発表は7月2日です。なるべくなら私も乙類コンプリートを狙って甲種まで受験を考えているのですが、免状含めて、結構お金かかりますね。次は乙類の何を受験すれば良いのか正直迷っていますが、乙4類以外はテキストや問題集選びも大変そうですね。

  6. miwa より:

    >竹爺さん
    危険物乙4おつかれさまでした。
    そのくらいの手ごたえでしたら、十分合格されていると思いますよ。確かに…見たことのない問題は1問くらいは出るものですね。
    栃木は年3回なんですね。忘れないうちに早く乙種をコンプリートしたいのなら、近隣の県で受験するという手もあります。ただしその際は免状申請の時は現金書留で送ることになるので、余計なお金がかかるというデメリットもありますが…。

  7. 竹爺 より:

    miwaさん、コメントありがとうございます。
    見たことのない問題ですが、高分子化合物に関する問題でした。まるで分からなかったので適当に答えをマークしました。乙種コンプリートですが、焦らずに時間をかけて栃木で取得しようと思います。ちなみに私の出身は北海道です。道東の方ですけど…
    それでは、乙4合格発表の時に、またコメントしますね。

  8. miwa より:

    >竹爺さん
    まぁ…年3回あれば、乙種のコンプリートは不可能ではないですよね。
    全類受けるのなら、同じ酸化性物質同士の1と6はセットの方がいいかな?と思います。といっても各類の合格率はさほど差がないですから、受ける順番は1・2・3・5・6類(免除者用)の問題集を買ってきて、とっつきやすそうなのから入るのがいいと思います。
    それはそうと、北海道出身でしたか。
    私は実家が札幌にありますが、一時期道東方面にも住んでいたことがありますよ。

  9. ももち より:

    はじめまして。このブログのファンです。
    こちらの情報を参考に簿記2級とITパスポートに合格できました。今は保育士試験の勉強を始めるべく問題集を注文中です。
    2週間弱の学習でITパスポートが思わぬ高得点だったのに気をよくし基本情報技術者も検討してますが、私は根っからの文系なのでさすがに無理かなという気もして。。。
    基本情報技術者はITパスポートからすると相当学習が必要なんでしょうか?お手すきの時にコメントいただけると嬉しいです。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >ももちさん

      はじめまして。コメントありがとうございます。
      簿記とIPの合格おめでとうございます。
      基本情報は、文系でも大丈夫だとは思います。
      ただ、ITパスポートはテクノロジ・マネジメント・ストラテジがほぼ1:1:1の割合で出題されているのですが、基本情報技術者ではテクノロジの問題が増える(80問中50問)のと、午後試験対策が新たに必要になるので、IPの2~3倍の学習期間が必要かなと思います。

  10. ももち より:

    そうなんですね。いまのところ保育士試験が終わったら一種外務員にチャレンジしようと思ってますので、その間に考えたいと思います。ありがとうございます。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      保育士→外務員1種を考えていらっしゃるんですね。
      保育士実技試験と基本情報(情報処理技術者試験)は同じ日のはずなので、まずは保育士試験を頑張ってください!!

  11. hoehoe より:

    基本情報受けてきました。前回と同じく、午前(58/80)はいいけど、午後が・・・という結果でした。こりゃ、表計算以外の言語と擬似言語をわかるようにしないとどうにもならないなあと思いました。(国語力に相当難有りのため。)さて、これからは来月の測量士補に向けて頑張るとします。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >hoehoeさん

      基本情報、お疲れ様でした。
      午後は得手不得手というか、相性もあると思いますよ。
      測量士補試験、頑張ってください。測量士補は過去問をちゃんとやれば確実に合格点が取れるタイプの試験なので、安心して過去問をやってくださいね。

  12. pom より:

    お帰りなさい&お疲れ様でした。
    お返事いただきありがとうございました。
    (コメントが長すぎてスミマセンでいた。こちらにも長目のコメント(私ほどではないですが)があり少し安心しましたw)

    前回とコメントする記事を変えました。
    (というより初めからこちらにコメントすべきでした)

    こちらに「もし表計算を選ぶならマクロ対策として事前にMOS excel expertとかVBA expertを取っておくのも手です」とありますが、私もそう思って試験の10日前にMOS excel expertを受けました。
    しかし、VBAは効果的でしょうが、MOSではFEの表計算の問題と比べマクロも関数もレベルが低くて殆ど役に立ちませんでした。
    (むしろ準備に4日も使ってしまい、加えて会場に行く途中で青切符を切られ、マイナスの方が多かったです(笑))

    この後はAPも関心があるのですが、他にも受けたい資格があるのと、miwa様の例も参考にIT系はここで一時撤退します。
    miwa様には資格試験の大先輩としてお伺いしたいことが沢山ありますので、また記事を変えて質問させていただきます。
    (前回よりは短いですがまだ長いですね、ゴメンナサイ)

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >pomさん
      マクロは全くやったことがないと、いきなりVBAを受けるのはちょっときついかなーっていうか、そもそもexcelの機能自体がわかってないと辛くない?ってことで、入門としてMOSを例にあげたのです。
      やっぱり、実際にはVBAエキスパートが受かるくらいじゃないと、表計算はキツいでしょうね…多分。
      (持ってないので想像の範囲内ですが)

      APは…私は敵前逃亡しちゃったので、IT系資格は私よりもほかの資格マニアさんを参考にしましょう(笑)
      またいつか、チャレンジしたいとは思ってますけど。

  13. ma_bo より:

    午前試験免除しなくても大丈夫ですかね? 誰も午前免除の対策講座については
    触れていないようですので・・・。
    午前試験の合格率が50%くらいで、午前試験免除の講座の修了試験は80%を超えます。
    地方在住者にとっては、修了試験の会場が地方でもある大原の講座を受ける以外ありません。 この講座は27500円とそれほど高い訳ではありません。 27500円払って、修了試験確実に合格して、午前免除でして、午後対策にみっちり時間をかけれるので、それもありかなと今思案中です。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      ma_boさん
      午前で落ちる人はあまり多くないので、午前免除対策講座を受ける人もそれほど多くないんじゃないでしょうか。
      (応用情報クラスになると午前も結構侮れないんですけどね)
      やっぱりネックになるのは午後試験の方ですし。
      でもテクノロジー系が得意なんでしたら、わざわざ免除しなくてもよいのではないですかね。

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