資格・検定あるある18 テキスト・問題集編②

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11月にある簿記の試験まで特に受験予定を入れていないため、その間の繋ぎとしての「あるある」シリーズです。
高校野球・甲子園中継の合間に挟まれる「白球の記憶」のVTRみたいなもんだと思ってくださいw

今回のテーマは、資格・検定試験のお供である「テキスト・問題集」に関するネタを2本書きました。

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私情(私怨?)をまじえた解説文

基本的に資格試験の問題集の解説文って、結構淡々としているじゃないですか。
そんなところに「説明するまでもなく常識である」的な文章をみかけると、「常識ってwwwなんだか随分私情が混じっているなーwww」と、その妙な人間くささに苦笑いしたくなります。

特に、銀行業務検定財務2級・過去問題集の採点所感は
せめて0点は回避していただきたかった
仕訳を基本から勉強しなおしたほうがいい
この問題は過去に出題がないためか非常に出来が悪く、採点している最中に平均点は1点を切るだろうと予測できたほどである
などと書かれていて、その毒舌っぷりに爆笑してしまいました(゚∀゚ )アヒャヒャヒャヒャ

ただ、ここまで採点者側の怒りと嘆きが伝わってくる毒舌解説の問題集はあまりないと思いますが…。
同じ銀行業務検定の2級試験(記述式)でも、年金アドバイザー2級や経営支援アドバイザーはここまで露骨じゃなかったし、財務3級(マークシート)も別に普通だったような。

とはいっても、「せっかくサービス問題を用意してやったのに!何でこんな簡単なサービス問題も解けないんだよ!ここで点数取らずに一体どこで点数稼ぐんだよ!ムッキー(# ゚Д゚)!!」と言ってやりたいところを、オブラートに包んで表現した結果がこれなのかな~と思うと、実に人間らしくて面白い「所感」じゃないですか(笑)

資格の問題集を本屋で立ち読みして、数ページ読んだだけで本棚にそっと戻す

私の知人は、社会保険労務士の資格に興味を持って、本屋でいざ社労士の問題集を開いてみたはいいものの、労働基準法(択一式)の問題文の長さに速攻で心が折れたそうです。
挫折、早ーーッ!!

結局、社労士の本は買わずに、そっと本棚に戻したのだとか。

まぁたしかに…労基法の問題文は長い。それは間違いないです。
勿論全部が全部、長文問題ばかりじゃないんですけど(中にはとてもシンプルな問題もありますよ!)、最初の数ページがこんな問題ばっかりだと、一見さんの心が簡単に打ち砕かれてしまうのはわからなくもないですね。

社労士に限らず、難関資格になればなるほど「本屋で挫折してしまった潜在受験生」の数は相当多いと思われます。
ということは…難関試験の第一の関門(鬼門?)は、実は本屋の資格本コーナーなのかもしれない。

コメント

  1. 蒙古北極樺太 より:

    お久しぶりです。

    >その毒舌っぷり
    同感です。w
    でもこの試験って関係者が「やらされ」で試験に臨んでいる人数が多いと思われるのでやっている人とそうでない人の差が激しいと思います。
    2級にもなれば、職場でも「長」が付くような役職で、今までは経験年数だけでなっていた人も会社が対外的な外面をよくするために半強制的に受験させられているのでしょう。もうすぐ定年の「逃げ切り世代」は絶対勉強しないでしょうから。
    でも、「自分たちの常識が正義」的な制作者サイドの意見には腹が立ちますがね。

    >問題集を本屋で立ち読みして、数ページ読んだだけで本棚にそっと戻す
    情報処理の午後問題も似たようなものかと。時々現代文の読解問題か?と思いますね。

    簿記1級ですか。miwaさんなら何とかなると信じてます。私は今年2月の試験でなんとか3級合格したので2級は他が片付いてからでいいやと後回しです。恥ずかしながらFP2級と1陸技が科目合格で中途半端になっているのでこっちを優先的にやっつけないとイカンのです。受験料もバカにならないし。(そう言いながら1海特受験しようとしていますが)

    • miwa@管理人miwa@管理人 より:

      >蒙古北極樺太さん
      銀行業務検定は過去問とテキストをちゃんとやれば受かるし、過去問の解説もしっかりしているので、なかなかいい試験だと思うんですけどね。
      だから資格試験の勉強のやり方がわかっている人であればいい点数がとれるし、勉強しなければそれなりの点数しか取れないのでしょう。
      財務2級の問題集の毒舌?解説も、言ってることは決して間違ってないんだよな…。やっぱり仕訳が基本なのは間違いないですし。
      ただ、ここまではっきりと書いているのはなかなかレアだなと思いますw

      FP2級と1陸技の科目合格!
      どちらも科目合格の有効期限がありますから、期限の切れないうちに完全合格をめざして頑張ってください!

  2. 平成27年度東北8 より:

    お久し振りですmiwa師匠。
     私も社労士の基本書を本屋でパラパラめくっただけで挫折しました。なんかいろいろ数字が書いてあるなぁと。基本的に数字がだめと決めつけていました。測量士補もどうしようか迷いましたが、やってみたらなんとか合格できました。来年、土地家屋調査士やるかどうか迷っています。関数電卓を使いこなせるが勝負の鍵?関数電卓ってどんな電卓?って感じなので、まだ基本書見てないのでやはり本屋で挫折かも知れません。正直見るのが怖いのです。
     今年のマンション管理士受かったらの話ですがね。(笑)
     サービス問題といえば自動車免許の問題で【空き缶は捨ててはならないがタバコの吸い殻ならよい。】とか、【交通ルールさえ守っていれば譲り合う必要などない】というサービス問題があったのを思い出しました。誰が間違えるのかと。(笑)
    ただそのすぐ後の問題で【優先道路通行中なら見通しのきかない交差点でも徐行する必要はない】を同じ感じでさらっと読んで間違ったので、だてに楽勝問題が出題されてるのではないんだなと。【徐行する必要はない】のところが×っぽいのです。答えは○

    • miwa@管理人miwa@管理人 より:

      >平成27年度東北8さん
      社労士は数字が細かいので、それだけでもう無理!って言う人は結構いますね。
      (私はむしろ行政書士のほうがよっぽど苦手です。社労士は実務のイメージが湧くのでやり甲斐があるけど、行政書士は本当に試験のためだけに勉強してます!という感じが強すぎるような気がします。)
      土地家屋調査士も、一度問題を見たことはあります。ただ、それを見たときに感じたことは、「もし本当にコレをやるとしたら、測量士と行政書士とマンション管理士に合格した後かなぁ…」ってことですかね。
      実務で使うわけじゃないので、できるだけ省エネで合格したいw
      運転免許の問題は、サービス問題とヒッカケ問題がうまいこと混じってますよね。
      サービス問題は寝てても取れるので、ひっかけ問題にひっかからないように問題を解く練習をするのがポイントでしょう。

  3. MT より:

    少し時間帯が早いですが、今晩は。
    毒舌っぷりを記した問題集は、私自身見た記憶がございません(笑)

    さて、私は本日『情報セキュリティマネジメント試験』を受験してきました。
    過去問だけでは不足しているような気がして、全日本情報学習振興協会主催の
    公式テキストにも手をつけたのですが、一部の問題があろうことか、
    技術評論社の『過去問題集』(主にITパスポート試験または基本情報技術者)と
    全く同じまたは、ほぼ類似でした。
    一瞬、著作権を侵害したのではないかと目を疑ってしまいました。

    それから資格取得を挫折するケースは、以下のようなことも考えらます。
    資格学校の資格説明会またはセミナーに参加する

    資格学校で膨大な量のテキストと問題集を閲覧してみる

    大量の問題をやるのは大変だと思いこんでしまう

    大金をはたくのが嫌になって、書店にすら近づこうとしない

    結果として「資格取得は二の次」と思ってしまう。

    『中小企業診断士試験』など、正にこの傾向が強いですね。

    長々と失礼致しました。

    • miwa@管理人miwa@管理人 より:

      >MTさん
      農業簿記1級の原価計算でも、「時間をかけて解くしかない」という解説があって、いやそりゃそうだけどさ…何かもっと言い方があるだろう(笑)ってツッコミたくなる問題がありましたよ。
      (内部利益率を計算する問題で、年金現価係数の数値のアタリをつける問題でした)
      情報セキュリティマネジメント試験お疲れ様です。
      出来はいかがでしたか?
      公式テキストは、過去問題集をベースに作っている(しかもそのサンプルがまだ多くない)のだろうから、ある程度は似たような問題が出てくるのは仕方がないような気もしますが…。過去問をもとに問題集を作ることは、IPAの許可はとっているのではないですかね?
      「資格学校で膨大な量のテキストと問題集を閲覧してみる」は、結構クセモノですね。
      私が社労士試験を受けた時は、その真逆で、最初は本屋でテキスト1冊と過去問題集2冊(労働・社保でそれぞれ1冊)の3冊を買ったんですね。
      スクールに通ったのは、基本書と過去問をある程度勉強してからでした(1年目だけでしたけど)。
      そういう意味では、最初はまずこの3冊をちゃんと勉強しよう、と集中してやれたのがよかったのかなとも思います。いきなりアレもこれもはできないですからね。
      社労士に限った話ではないですが、最終的には膨大な量の勉強が必要だとしても、最初はやっぱり1冊をキッチリやりきって基礎を固めるのが合格のコツだと思います。

      • MT より:

        >情報セキュリティマネジメント試験お疲れ様です。
        出来はいかがでしたか?
        詳細は私のブログに記してありますが、それなりに難しさは感じました。
        私にとって中級クラスの試験は、鬼門のようです。
        (情報処理技術者試験の場合は、午後問題ということになりますが………)

        >「資格学校で膨大な量のテキストと問題集を閲覧してみる」は、
        結構クセモノですね。
        そうですね。但し資格学校では、
        経営戦略の一環として行っている可能性が高いので、
        まんまと経営戦略に呑み込まれない方が良いようにも思ってます。

      • miwa@管理人miwa@管理人 より:

        >MTさん
        そうなんですか…最初は合格率は高くても、回を重ねるごとにレベル2相当の試験らしくなってきたのかもしれませんね。
        資格学校の教材の量が膨大なのは、「本試験で出題された論点が用意した教材の中に記載されていなかった」という事態をできるだけ避けたいからだと思います。
        講義の中では重要なところだけをピックアップして説明しているのですが、とりあえず教材のどこかに載せておけば「予想的中!」って言えますからねw

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