これまで契約していたスターサーバーの期限が2020年度の12月末で切れるので、この機会にサーバーを移転しました。
(なぜかというと12月は何も試験を受ける予定がなく、比較的ゆとりがあったから、っていうのもありますw)
移転先のサーバーは「カラフルボックス」を選びました。
このサーバーを選んだ理由は、
・11月末~12月中旬にかけて、ちょうどBOX2~BOX8のサーバー使用料が永久50%オフになるキャンペーンをやっていた。
BOX2の1年契約で13,992円(1か月あたり税込1,166円)→6,996円(583円)
3年契約にすると、当然1か月あたりの金額はもう少し割安になるが、3年先のことはわからないのでとりあえず1年契約にした。
1年使ってみて問題がなさそうだったら、次は2年契約にしようと思う。
・サーバーのプランのアップグレード・ダウングレードの両方が可能
(以前使っていたスターサーバーは、プランのアップグレードはできたが、ダウングレードができなかった→これが移転を考えた理由でもある。)
・WordPress移行代行サービスが安く利用できる(1サイトにつき一律税込14,080円)
※同様の移転代行サービスは、mixhost・ConoHa WINGにもあります。
といったところです。
さて、さかのぼること5年前。ファイアバードからクローバー(現・スターサーバー)に移転した際、最終的にはどうにか自力で移転できたものの、データのダウンロードでエラーがおきたり、新サーバーへのインポートがうまくいかなかったりで、1日仕事になってしまいました。
ここのブログは旧seesaa時代を含め、かれこれ11年運営しています。
5年前に比べてもデータベースのサイズもかなり大きくなっていますし、記事や画像のファイルも相当量が蓄積されています。
また、一昨年前に、ブログを常時SSL化させました。
もしこれで自力で移転作業をやって何かトラブルがおきたら、とっても面倒臭いです。
最悪ブログそのものが消滅する恐れすらあります。
そこで今回は「WordPress移行代行サービス」を利用してみました。
カラフルボックスのユーザー登録・サーバーの契約後に、移行代行サービスを申し込みます。
申込みの際には、
・移行元のwordpressのURL
・移行元のwordpress管理画面のURL
・移行元のレンタルサーバー名
・移行先のサーバーアカウント
を入力します。
申し込むと返信がきます。
(※これは、メールでは来ないので、カラフルボックスのマイページ内のチケット情報を確認する必要があります。)
○Wordpressの管理者情報
・ユーザー名:(例:admin)
・パスワード名:(例:password)
○移行元の(サーバーの)コントロールパネル情報等
・アカウント名(例:admin)
・パスワード名:(例:password)
・移行作業希望日(申込日から第5営業日以内の平日で、第1・第2・第3希望まで出せます。時間帯の指定はできません。)
日曜日にサービスの申込と返信をすると、翌日月曜日の早朝に、メールで返事が来ました。
カラフルボックス側でのログイン確認ができると移行代行日が決まります。
第1希望の火曜日に移転作業が行われることになりました。
移行代行日は、記事の更新はご遠慮いただきたいこと、更新される場合は予約投稿機能を利用くださいとのことです。
移行代行日の火曜日、3通のメールが届きました。
1通目がDNS Manager:ゾーンの作成通知(朝9:45)
2通目が移行完了のお知らせ(朝9:49)
3通目が「Wordpressプラグイン Limit Login Attempts Reloaded2.17.1利用可能になりました」※Installatronからの自動送信メール
この中で大事なのは2通目のメール、完了のお知らせですね。
このメールに、これからやるべき作業が書かれています。
移行作業完了後にやるべき作業は、
・動作確認
・ドメインのネームサーバー切り替え
この2つです。
※動作確認の方法についてはこちらのページを参照してください(メールにも確認方法は書いてあります)
・hostsファイルの設定方法
動作確認後、(30shikakuron.comのドメインを管理している)スタードメインで、ドメインのネームサーバーを切り替えました(夜8時頃に切り替えました)
ネームサーバーを切り替えた直後は、カラフルボックスの方のDNSマネージャのステータスは「非アクティブ」のままです。
さて、ネームサーバーを切り替えてから約3時間後(深夜11~12時頃)、chromeで自ブログを閲覧すると、セキュリティエラーが発生!
この段階では、DNSマネージャのステータスは「保留中」に変わっていました。
その後、1時間くらい何度か自ブログのアクセスを確認したところ、セキュリティエラー状態のままでした。
翌朝改めてブログの確認をすると、セキュリティエラーは発生しなくなっており、また、常時SSLも有効になっているようでした。
ただ、DNSマネージャのステータスは「保留中」のまま。
ブログの表示はパッと見では問題なさそうだけど、これで本当に大丈夫かな…?と思って、DNSマネージャのステータスについて、サポートチャットで問い合わせてみました。
すると、ネームサーバーの切り替えから24時間後に「アクティブ」となるそうで、ドメインは正常に稼働しているので問題ないとのことでした。
水曜日の夕方5時過ぎくらいに改めて確認したら、ステータスは無事、「アクティブ」に切り替わっていました。
これで無事、移行作業は完了です。
なお、旧サーバーにおいてあるコンテンツやデータベースは、問題なく稼働できているようであれば削除してもいいし、そのまま放置しても問題ないそうです。
(移行先のサーバーが問題なく稼働していることが確認できたら、旧サーバーの契約終了の手続きをします。)
あと、サイトを常時SSL対応させている場合、ネームサーバーを切り替えることで、数時間はセキュリティエラーが発生してしまいます。
その間もサイト自体は見られるけど、表示にひと手間かかってしまうことで、アクセス数が減少しちゃうんですよね。
とはいえ、httpに戻す→httpの状態で新サーバーへ移行→再度新しいサーバーで常時SSL化…これはあまり現実的ではない。
となると、数時間程度のセキュリティエラーの発生は我慢して、できるだけアクセスが少ない時期・時間帯に作業することで、影響を最小限にするのが、作業的には一番楽だと思います。
さて、もし自力でサーバーを移転する場合は、
①移転元のサーバーからデータファイルをダウンロードする(画像・プラグイン・テーマなど)
②移転元のサーバーのデータベースをエクスポートする
③移転先のサーバーにドメインを設定する
④移転先のサーバーにデータベースを作成する
⑤移転先のサーバーにファイル(①でダウンロードしたもの)をアップロードする
⑥移転先のサーバーにデータベースをインポートする
⑦移転前動作確認
⑧ネームサーバーの切り替え
といった流れで作業を行います。
それが今回のサーバーの移転で私が行った作業(申込等を除く)は、
・動作確認(⑦)
・ネームサーバーの切り替え(⑧)
この2つだけです。
つまり移転代行サービスを利用すると、①~⑥の作業をカラフルボックス側が1日でやってくれるんですね。
この①~⑥の作業に対して、14,080円が高いかどうか。
率直に言って、私は全然高いと思わなかったです。
結果として半日以上の時間を費やすハメになったからです。
自分でやることに固執した結果、余計な時間がかかってしまう時間のロスと、ブログ消失のリスクが、1万4千円で解決できるなら、お金で解決してもらった方が精神衛生上気が楽ってもんです。
特に、数年にわたってブログを更新してきた結果、データ量が膨大になってしまっているブログ・サイトにとっては、迅速かつ正確にwordpressを移行してくれるサービスはとてもありがたいと感じるはず。
蓄積されたデータ量に比例して、移行作業が面倒くさくなる&トラブルのリスクが増大するからです。
なので、またもし他のサーバーに移行したくなったら、次も同様のwordpress移行サービスが利用できるサーバーを選ぶと思います。
強いてこの移行代行サービスのデメリットを挙げるとしたら、
・移行作業の指定をできる日が平日に限られている(チャットサポートは平日の9時~17:30まで)
・wordpress管理画面と移転元サーバーログイン用のパスワードを教えなければいけないので、心理的に抵抗感がある
この2点ですね。
とはいえ、パスワードに関しては、移行代行作業が完了次第、速やかに変更すればよいので(あるいは代行依頼~完了までの間は臨時のパスワードに変えておく)、そこはあまり気にしなくても大丈夫だと思います。
※参考:wordpressの管理画面のログインパスワード変更方法(いくつかありますが簡単な方法で)
①管理画面にログインする
②「ユーザー」メニューから「あなたのプロフィール」を選択する
③画面最下部にある、「新しいパスワード」欄に、半角英数で希望のパスワードを入力する。
④プロフィールを更新ボタンをクリックする。
参考:1万円台でwordpress移行代行サービスが利用できるレンタルサーバー(2021年現在)
★カラフルボックス(今回私が利用したサービス)
月額480円・超高速・高機能クラウド型レンタルサーバー【ColorfulBox】
WordPress移行代行サービス
★mixhost
月額880円からの高速LiteSpeed採用クラウド型レンタルサーバー
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★ConoHA WING
【国内最速No.1】高性能レンタルサーバーConoHa WING
ConoHa WING WordPress移行代行
コメント
ご無沙汰しております。
かなりご投稿されてから時間が経過しておりますが、過去ネタへの投稿お許し下さい。
でも、たまにmiwa姉様のネットワーク系のネタに刺激されていて、今回のブログ移転の記事は時間をかけて拝読させて頂きました。
というのも私は2019年12月にYahoo!ブログが事業終了に伴い閉鎖されてしまい、データのみ無理やり自前でxmlファイルに落とし込んでダウンロードさせたのですが、その後移行先を探したまま時間だけが過ぎてしまったのが現状です。
ですが、世間では様々な書類の電子化が進むご時世に、手元にあるパンフや郵便物は片付けるにも何かと頓挫しますし、
・使用済み切符
・撮影したデジカメデータ
・家計簿
など、同じようなモノ・データ、要素が半永久的に集まるものを体系的に整理しておきたい思いから、外からでも簡単に自分のサイトを見られるレンタルサーバーを借りていて、PHPファイルにJavascriptを織り交ぜたり、データベース構築もして準備はある程度まで進んでいるので、別ドメインを取得しブログデータを移行した上で再開したいと思っています。
レンタルサーバーのメリットは数多くありますが、やはりブログ一択で借りるも良し、別にドメインを取って独自サイトを構築するのも良しで応用の幅はありそうですね。
長文駄文失礼しました。
88_73さん
レンタルサーバーを借りるのは、私にとってはブログまたはHPを作成するため、なのですが、別の理由で借りてもいいのですよね。
そういうのは考えたことがなかったです。
独自サイトはかなり昔、作ったことがあります(今はもうないですよ)が、あの当時はまだwordpressどころか「ブログ」という言葉もない時代でしたね。掲示板とかで交流してましたよ。