毛筆2級用の教材と一緒に、「書写能力診断テスト」も購入していたので、昨年12月中旬ごろに課題を書いて提出しました。
ちなみにこのテストの問題は、本来ならば令和2年6月に行われるはずだった試験問題なんですね。
この回はコロナの影響で一般会場の試験が中止になったので、その時使う予定だった試験問題をそのまま没にするのは惜しいので、診断テストとして活用することにしたとみた(笑)
でもこういう形での試験問題の転用・活用ならば、協会側も受験者も損しないのでアリなんじゃないでしょうか。
受験者側としても、過去問のサンプルが一つ増えるし、どの程度の出来だったら何点もらえるのか、具体的な数字のフィードバックがもらえるわけですから(本試験では点数の開示がない)。
で、診断テストの結果が返ってきましたよ…。
2級の実技の合格ラインは 475点/600点に対し、私の結果は、472点でした。第1問(楷書・行書):78点(3)
第2問(漢字かな交じり文):80点(4)
第3問(漢字の臨書):78点(3)
第4問(仮名の臨書):78点(3)
第5問(俳句):78点(3)
第6問(掲示文):80点(4)
これが本番だったら残念ながら不合格…となってしまいますが、幸いこれは本試験ではありません。
あと、この課題は2級の練習を始めたばかりの時期に書いたことを考慮すると、練習開始時点での実力は、準2級以上2級未満だったとも言えます。
そういう意味では、11月の試験は無難に準2級を選んだのは正解だったわけですね。
第2問と第6問は合格ラインに達しているとのことなので、それ以外の問題の練習をどうするか。
第1問は字が大きすぎる・余白が不足しているのが問題なので、これは半紙いっぱいではなく、上下左右の余白を1センチくらい取る(一回り小さめに書く)ようにすれば問題ないはず。
第3問の漢字の臨書は、書風を理解して、とあるので、とりあえず書き慣れないことには理解もなにもないことから、試験範囲となっているものは一通り書いてみる。
第4問の仮名の臨書は文字が大きすぎるのと、書風を理解して、この2点。字の方はもうすこし小さめでもいいとして、書風を理解するというのはやっぱり粘葉本の臨書自体に慣れてないのが原因だろうから、これは過去問を一通り書いてみるのがよさそうですね。
第5問の俳句は、確かに左に寄りすぎですね(笑)ちょっと配置を工夫してみようかなと思って書いたのが裏目に出ちゃったwなので中途半端に配置を工夫するよりは、普通の配置でもいいから余白のバランスを考えて書くようにした方がいいかもしれないです。
残り3週間、やれるところまでやってみます。
そもそも緊急事態宣言中で、試験が行われるのかどうか微妙ではあるけどw
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