今日は文化の日。ということで府中にある府中刑務所の文化祭に行ってきました。
1週間ほど前、旦那に
「なんかプリズンアドベンチャー?ってのがあって、所内をマイクロバスで見学できるらしいよ」と教えたら、
「それは是非行きたい!絶対行く!!」と…。
ただネットで仕入れた情報によると、このツアー結構人気があるらしくて、かなり並ぶとか…。
なので朝9時過ぎくらいには会場に行って並んでいましたw
開場まで暇すぎたので貸金の問題集眺めてましたよ(笑)暇つぶし用の道具を鞄に入れておいてよかったわ。
その後も人は並び続け、入り口付近まで長蛇の列!
10時になったら、一日所長の島谷ひとみと誰かお偉いさん(スピーカーの音が聞き取れず)がテープカットをし、入場が可能になります。
入場したらお目当てはもちろんプリズンアドベンチャー!
開場と同時に、大半の人がコッペパン販売コーナーかプリズンツアーの方に向かって歩いてましたね。
あと家族やグループ連れの中には、二手に分かれてコッペパンを買う人とプリズンツアーに並ぶ人。まぁこれが一番賢いかもしれん(笑)
ただコッペパンはおひとり様1個限定(1袋につき2個入りで100円)なので、そのパンは二人で一つずつ分けることになるだろうけど。
ちなみに私達夫婦が並んだ時はこんな状態。
そのあともっと長蛇の列になってました。お子様連れの家族も結構多かったですよ。
これがもし10時以降の来場だったらどうなっていたのか…。早く行った甲斐はあった!?
住所と氏名を書いて、係員に手渡します。
その後は20人くらいで2列に並んで整列し、順次マイクロバスに乗り込みます。
中は撮影禁止につき、写真はなし。
マイクロバスで自動車整備工場の前まで連れられて、そこからは歩きで工場内の見学です。
刑務官が前後について、2列縦隊で移動して回ります。
自動車整備工場・食器を作る工場・体育館・浴室・製本工場・皮細工の工場・陶芸の工場などを見学しました。
工場の中って整理整頓がきちんとされていますね。
ただトイレが所内のわかりやすいところにあるというか、窓が結構多くてプライバシーも何もあったもんじゃない(苦笑)
受刑者がトイレでサボらないように監視しやすくするためなのでしょうけど…。
工場は週休2日で土日祝日は完全休業。
ブラック企業に勤めるよりも労働環境がいいかもしれません(笑)
でも給料がほとんど出ないタダ働きに近い状態だと聞いたことがある(だから刑務所製品は品質の割に値段が安いともいう)ので、そういう意味では究極のブラック企業。
ただ、「シャバに居ても仕事も家もないので刑務所で過ごしたい」という累犯者の気持ちがなんとなくわかるような気もしました(苦笑)
確かに、3食(美味しいかどうかは別として)栄養のバランスのとれた食事がとれて、屋根のついた部屋で寝泊まりができて、週休2日の仕事ができるんであれば、ホームレスよりはマシなのかなぁと思ってしまう…。
ムショツアーが終わった後、残念ながらコッペパンとムショ飯はすでに売り切れてしまってたので味わうことはできず(苦笑)
模擬店・矯正展(CAPIC製品の販売)もすごい人人人。
ただ座って食べられるスペースが少ないのでちょっと落ち着かなかったかな…。
レジャーシートをもってきてる人が結構いたので、レジャーシートがあると便利ですね。
雑居房と独居房のミニチュア
刑務所内は過剰収容状態らしく、独居房に二段ベッドを入れて対応しているんだとか。
それ独居じゃねぇし。
府中刑務所は男子刑務所で、2000人超の受刑者が生活しているそうです。
累犯の人と外国人受刑者が収容されているんだとか。
そういえば工場の中も、英語・中国語・アラビア語による注意書きがあったなー。
性格検査も受けてみましたよ。
ホンマに正直に答えたらこんな結果になってしまいました。
怒りっぽい人ですいません(笑)ええめちゃくちゃ短気なんですよ私w
他にもはしご車体験や地震体験、白バイ体験(府中警察署が出展)、ステージ発表などもやっていましたが、矯正展と展示を見学して模擬店できりたんぽ鍋を食べた後は帰っちゃいましたw
(それでも所内を出る頃には12時半を過ぎていましたが)
コッペパンの第2回販売もすごい長蛇の列で並ぶ気力はなく…2時から販売なのにあんだけ並ぶってorz
コッペパンとムショ飯体験についてはまた来年以降の楽しみにしよう(←来年も行くのかい!?)
ちなみにこの日は入間の基地で航空祭があったようで、旦那はそっちにも興味があるみたいです。
いつも文化の日はただの祝日っつーか、ダラダラ過ごすか地元のジムに行くことが多かったけど、世間的には結構イベントが多いんですね。
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