第3回東京拘置所矯正展！　拘置所弁当が長蛇の列だった件

今日は、東京拘置所矯正展（小菅）に行ってきました。

東京拘置所に収容されているのは、「未決拘禁者（刑事被告人）」「死刑確定者（死刑囚）」「懲役受刑者（本所執行受刑者及び他刑務所への移送待ちの一時執行受刑者）」で、約3000人が収容されているのだそうです。

オープン（9：30）の40分前には到着。入り口では手荷物検査があります。
男性客には男性職員が、女性客には女性職員が手荷物チェックをしてました。

今年のテープカットは元AKBの篠田麻里子。
参考：篠田麻里子さま、東京拘置所へ　｜日刊ＳＰＡ！

マリコ様は背が高くて細くて中々の美人さんでしたよ。さすがMOREでモデルをやってるだけあるな。

※写真は撮れませんでしたので、チラシでご勘弁を。ちなみにマリコ様は白いワンピースでしたよ。

今回のお目当ては、拘置所レシピ弁当！

とんかつ弁当か、牛のトマト煮弁当のどちらかが買えます（どちらも350円）です。

買ったのはとんかつ弁当です。

麦ごはんとオカズ容器がセパレートになってます。
トンカツ・スパゲティ・昆布の煮物がついてます。
味については、麦ごはんだけど臭い飯ってわけではなく、まぁごくフツーのお弁当って感じでした。
でも全体的に茶色っぽい＆少し油っぽい感じがしないでもないが、値段を考えるとこんなもんかね。

ちなみにこの拘置所弁当は長蛇の列で、お昼前には売り切れていました。ｽｹﾞｰ。

もう一つのお目当ては、被収容者給食用焼きたてコッペパン。

プレーン（100円）と、あんバター味（130円）の2本をお土産に買いました。
値段の割には結構デカい！
味はかなりシンプルというか、アッサリめ。
そういえばプレーンを買うとジャムをつけてくれたんですが、ジャムやバターを塗るとちょうどいい感じですね。

ちなみに昼過ぎにはコッペパンは売り切れていて、そのかわりバターケーキやクリームパンが売られていました。

弁当が売り切れた後は、拘置所レシピのカレーが長蛇の列に！

こちらも麦御飯なのですね。
晩御飯に食べてみたら、味は辛さレベル３くらいで、豚ばら肉・人参・じゃがいも・玉葱入りの、ごくオーソドックスなカレーという感じでした。
レンジで温めて食べたら、それなりに美味しかったです。

それ以外には、焼き鳥・焼きそば・マリオンクレープ・松屋・銀だこなどの出店がありました。
座って食べられるスペースもそこそこ多めです（それでも足りないけどな）。
拘置所弁当やコッペパンを買いたい人は、９：３０前には到着したほうがいいと思います。

開かずの門（昔の東京集治監の跡地）

消防車（はしご車）に乗れるそうです。私は高所恐怖症なので下から見るので十分ですw

東京拘置所の全容（模型）
外から見るとどうなってるのかよくわからなかったのですが、こんな風になってたんですね。

独居房

雑居房（共同房）

あとステージでは吹奏楽演奏や警察犬訓練、コンサートが行われていました。
それ以外には、刑務所作業製品販売コーナー、東北アンテナショップ、葛飾区・足立区の広報コーナー、協力企業製品展示・販売コーナー、消防・自衛隊・警察署広報コーナー・写真展・少年柔道教室などがありました。
さすがに疲れたので、昼過ぎには帰宅ー。

消防訓練もやってました。隊員さんがロープで屋根の上に上がっていきます。

昨年の府中刑務所文化祭で買い損ねたコッペパンやムショ飯（厳密にいうとムショ飯とはクオリティーが違うのかもしれないが）をちゃんと食べることができたので良かったよかった。

でも府中刑務所プリズンツアーのように、拘置所ツアーみたいなものはないんですかね？あれば行ってみたいけど、セキュリティ上厳しいのかな…。

そういえば、東京拘置所といえば、麻原彰晃をはじめとした一連のオウム事件死刑囚、坂口弘（連合赤軍）、加藤智大（秋葉原通り魔事件）、木嶋香苗（結婚詐欺・連続不審死事件）などそうそうたる死刑囚が収監されているんでしたね（汗）

参考：あの極悪人は今…凶悪犯罪を犯した死刑囚の現在
自由すぎる？死刑囚の日常生活

あの建物の中には凶悪犯が多数収容されているのに、下界ではお祭り…だけど死刑囚の人たちはそんなことは知る由もありません。このギャップは何だろう（苦笑）
※部屋の窓からは近隣住民の様子は一切見えず、空しか見えないのだそうです。