薬学検定1級 難易度・勉強法

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勉強法・勉強メモ
使用教材
平成27年度版 薬学検定試験対策&過去問1級2級
薬学検定試験過去問集1級2級 第11回~第16回
薬学検定試験公式テキスト 〔平成25・26年度版〕 A・B・C・D・E(計5冊)

学習時間
約2ヶ月 50時間程度
アロマテラピー検定1級1級陸上特殊無線技士との並行
※管理人のスペック:2014メンタルヘルス・マネジメント検定2種合格、2013年福祉住環境コーディネーター2級合格、2011毒物劇物取扱者試験合格、2010保育士試験合格

試験当日日記参照

取得に要した費用
テキスト・問題集 1,620円+1,728円+1,512円+1,080円+864円+1,296円+562円
受験料 7,800円
合格証・カード発行手数料 1600円
合計 18,062 円

勉強法

「平成27年度版 薬学検定試験対策&過去問1級2級」「薬学検定試験過去問集1級2級 第11回~第16回」に出題されている論点(薬物名等)を、公式テキストA~Eでチェックする→読んで覚える、問題集を繰り返し解く。

こうすると、よく出る薬品名や用語ほど何回も目を通すことになるので、覚えられます。
(アスピリン、エテンザミド、イブプロフェン、ジヒドロコデイン、ノスカピン、塩化リゾチーム、ロートエキス、マレイン酸クロルフェニラミン、ポピンヨード、インドメタシン、硝酸イソソビルド、カプトプリル、セフカペンピボキシル、クラリスロマイシン、オセルタミビル、ブスルファン、テガフール などなど。)

過去問を見ればわかると思いますが、毎回のように出題される医薬品は、上記のようにある程度パターンが決まっているので、まずは頻出の医薬品を中心に覚えるようにしてください。

今回は1級のみの受験でしたが(そもそも1級と2級の併願はできないのだが…)、2級の問題も一通り目を通しておきました。

1級と2級で共通して出題される薬剤名も多いので、2級の問題も役に立ちます。
逆に2級受験生も、E分野を除いて1級の問題をやっておくと2級の勉強に役立つでしょう。

教材は何が良いのか?

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当初は「試験対策&過去問1級2級」1冊だけでもいいかな~と思いましたが、後日、公式テキストA~E5冊と過去問題集(薬学検定試験過去問集1級2級 第11回~第16回)を追加で購入しました。

実際、過去問題と同じor類似問題が多く出るので、過去問題集は必須です。

また、1級に関して言えば、公式テキストはあったほうが勉強しやすいです。
5冊そろえるとちょっとお金はかかりますけど、過去問題集は解説があまり親切ではないので、過去問題集で頻出論点を把握した上で、公式テキストの該当箇所を読み込んで知識をインプットするようにしたほうが効率が良いと思います。

まずは過去6回分で出題された薬剤等を中心に覚えて、その上で余力があれば、「薬学検定試験対策&過去問1級2級」に載っている問題(3回分)も模擬試験として解いてみる、というのがベストです。

よく出題されるメジャーな薬(総合感冒薬、解熱鎮痛剤、胃腸薬、目薬、皮膚薬など)は、製薬会社のHPで成分を確認したりすると、記憶の役に立ちます。

(参考)
第一三共ヘルスケア
大正漢方胃腸薬
参天製薬
日本OTC医薬品協会

難易度

★★★☆☆☆(C 普通)

合格率は60%と高めですが、その合格率の高さにだまされてはいけませんw

単純知識問題が多いので、知ってさえいればすぐに答えが出るものの、覚えるべき知識量はそれなりに多い(化学系が苦手だと、カタカナ用語の連続でなおさら覚えづらいというか、とっつきにくいと感じる)ので、効率よくメリハリをつけて暗記することが大事です。

合格ラインが高い(100点中80点以上)ので、過去に出題された実績がある論点や頻出論点は絶対に取りこぼしをしない、というくらいキッチリ覚えてしまいましょう。

なお、個人的には、2級を受けるんだったら、ダイレクトに1級にチャレンジすることを勧めます。

1級と2級の違いは、E分野(相互作用・臨床検査)が出題されるかされないかだけです。
また、A~D分野に関していえば、1級と2級では、問題としての問われ方に若干の違いはあるものの、覚えるべき知識量にはそれほど大きな差はないからです。

E分野の相互作用の問題は、A分野・D分野の学習とも重なるところが多いので、だったら1級までやっちゃったほうがいいと思います。

関連資格

◎登録販売者、○管理栄養士、○看護師、○福祉住環境コーディネーター、△保育士、△メンタルヘルス・マネジメント検定、△アロマテラピー検定、△医療事務系検定 等

「登録販売者の模擬テストに最適」と自称しているので…。
登販を受ける予定がある人は、事前にこの試験の勉強をしておくといいと思います(自分もそのつもりで受験しました)。

また、一般用医薬品・医療用医薬品以外にも、A分野では一般用医薬品以外にも、栄養素やサプリメントについての出題があり、B分野では医療用語、C分野では家庭医学の知識問題が出題されます。

そういう意味では、以前に保育士(小児栄養・小児保健・精神保健)や福祉住環境コーディネーター2級(※脳血管疾病・糖尿病・緑内障・パーキンソン病などの疾病について勉強します)などで勉強したことが役に立ったと感じました。

<1級試験データ>

受験資格:特になし、誰でも受験できる。
※併願は2・3級のみ可

試験日:6月第1日曜日、11月最終日曜日
試験時間:13:30~15:30(2時間)※1時間経過後途中退室可

出願時期:
6 月実施分…3月1日~4月15日(当日消印有効)、
11月実施分…9月1日~10月15日(当日消印有効)

試験会場エリア:東京・名古屋・大阪・福岡・札幌・仙台

受験料:7,800円
写真(受験票に貼付要):タテ4×ヨコ3
合格基準・合格率:80%以上の得点で合格

試験実施団体:特定非営利活動法人 日本セルフケア支援薬剤師センター

コメント

  1. じゅんいち より:

    いつか受けてみたいと思っているので、凄く参考になります。資格を仕事に使うかどうかに関係なく、薬学の正しい知識を身に着けておくと何かの場面で役立ちそうで魅力的ですね。
    とはいえ私は、6月7日は個人情報保護士の方を受けていたので今回は受験できませんでした。試験日だけでなく、2時間でマークシート100問&合格ライン80%と、妙なところで共通点が多いのが印象的です。
    薬学検定はテキスト類の数が多くて、普通に買うと少し値段が気になってしまいます。改正点があまり多くないなら一部は古本屋で…と思ってしまいますが、危険でしょうか。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >じゅんいちさん

      私は登録販売者試験の前哨戦として受けたんですが、結構面白い検定試験なので、興味があるならぜひどうぞ!
      11月に試験がありますよ。
      漢方薬が意外と副作用があるんだなーとか、ステロイド剤の意味とか面白いっすよ。
      公式テキストは、2~3年前のものでもいいと思いますが、過去問は最新版のほうがいいかなと思いました。

  2. よしたん より:

    すごく参考になりました! 4年前の10月に登録販売者の資格をとり、名札をさげドラッグストアで働いていますが、接客をする上で知識の薄さに反省し、もう1度勉強をし直そうっと色々調べていてこの試験のことを知りました!はじめは3級あたりでもいいかなっと思っていましたが、こちらのブログに出会い欲が出て、どおせやるなら1級を目指そうって思いました! 早速参考書を集めます! これからもブログににお邪魔させていただきますっ!色々な資格取得のために努力されていること、尊敬しますっ! 今年40代突入ですが、私も頑張りますっ。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >よしたんさん
      現役の登録販売者さんですか!
      そうですね、それなら1級でも全然問題ないと思います。
      もし1級でネックになるところがあるとしたら、D分野の医療用医薬品のところだと思います。(登録販売者試験では医療用医薬品が殆ど出ないので)
      是非合格できるよう頑張ってくださいね。

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