今日は、東京都市大学(旧:武蔵工業大学)で、運行管理者(貨物)試験を受けてきました。
東急大井町線の尾山台駅をおりたところで、係員が試験案内をくばっていました。
夏の徒歩15分はかなりしんどい
それにしても、納涼といいつつも、今日の東京のお昼はあ゛ーーーーづーーーーーい゛ーーーー!!!!!!
試験会場である東京都市大学は、尾山台から徒歩15分。日傘持っていてよかったです。
駅からほぼ一本道で、要所要所で係員が道案内をしていたので、迷う心配はなかったんですがね。
いやホントに暑かった。そうとしか言いようがないw
東京都市大学会場で2685人ですか?旅客試験よりもかなり受験生が多いのですね~。
試験会場は1号館でした。なんかすごくモダンというか近代的で新しい校舎でした。 というか、試験会場にたどり着くまでに住宅街を抜けるんですが、なんだか高級そうなお家&外車がいっぱい。庶民のワタクシとは住む世界が違うな~w
12:00くらいにはたどり着いたんですが、12:20まで教室に入れず、玄関前で待ちぼうけ(苦笑)
暑い………(υ´ω`)
12:20から各試験教室で受付です。なお受付後は教室から出られなくなるので、お手洗いは受付前に済ませましょう。
旅客試験と違った雰囲気
試験室内を見ると、旅客の時と比べて若い男性が多かったです。
あと若いお姉さんも結構いました。女性率は2割くらいですかね。
私がいた教室だけが多かったのか、全体的に2割くらいいたのかはわかりませんが、思っていたよりも多くてちょっと意外な感じ。
旅客試験の時なんて、60人の教室内で女性は私ともう一人しかいませんでしたからね~。
あと、旅客試験の時にも気になったことですが…この試験、電子申請で申し込んでいる人って案外少ない!?
miwa的には、受験申請書(有料1,000円)よりも電子申請の方が絶対得じゃん!と思うけど、周りを見ると紙媒体の受験申請書だと思われる人が多かったので。おそらく会社での団体受験ですかね?
それと某運送会社の名前が入ったオリジナルテキストを持っている人が何人もいました。
いろんな意味で過保護な試験
12:50から説明・問題用紙・解答用紙の配布です。
試験時間は13:15~14:45までの90分で、試験開始30分後に途中退室が可能になります。
それにしても、「各問題の誤っているもの及び報告を要しないものを選ぶ問題には、アンダーラインを引いて注意を喚起してあります」って、どんだけ親切なんだよwこんな親切というか過保護な国家資格も珍しいというか…。
問題は、
・貨物自動車運送事業法関係 8問
・道路運送車両法関係 4問
・道路交通法関係 5問
・労働基準法関係 6問
・実務上の知識及び能力 7問
の計30問、4肢択一式です。
合格基準は、それぞれの分野ごとに最低1点以上(実務上の知識及び能力は2点以上)且つ合計点18点以上です。
問題を解いた感触では…過去問題集と比べて、ちょっと捻った問題とか解答が絞りづらいものが少なくなかったように感じました。
まぁ旅客のときと比べると明らかに勉強していない(過去問を2~3回回しただけだった)ので、詰めの甘さがあったが故にそう感じただけかもしれませんが。
過保護かと思いきや厳しい面も…少しある
例えば道路交通法の交通事故の場合の措置(問15)の多肢選択式とか。
運管試験の語句穴埋め問題は、殆どの場合組み合わせ4択で出題されることが多い(で、4つの空欄のうち、2~3つがわかれば正解にたどり着けることが多い)のですが、この多肢選択式は4つを完答して初めて1点になるんですね。
問15の肢A B Cは過去問と全く同じ問題だったので問題なく選べたけど、Dは「原因及び道路の状況」「負傷者の負傷の程度」どっちだっけ!?と迷いました。
事故原因は後で警察が実況見分をやるだろうし、人身なのか物損なのかでその後の警察の事故処理が180度変わる(※当初物損事故として処理したものが後から人身事故扱いに変わることもよくある)ので、「負傷者~」の有無の方が大事かな?と思ってマークしたら合ってました。ε-(´∇`)ホッ
ちなみに今回は、実務の問題には、ハジキの計算問題は問30の選択肢の一つだけ、タコグラフは出題されていませんでした。
実務上の知識・能力は前回の旅客同様に全問一肢ごとに「適・否」を選ぶ問題(4肢完全正解で1点)で、2~3年前の過去問で見られた4つの肢から正しい(または誤り)肢を選ぶという問題は1問もありませんでした。
あと、ベーパーロックとフェード現象が久しぶり?に出題されてました。
とりあえずこの手の問題は、ベーパーロック⇒ブレーキ液に気泡、フェード現象⇒ドラムとライニングの摩擦力減と覚えておいて、他の現象は言葉からくる連想とイメージ(スタンディングウェーブ⇒波、ハイドロ⇒水、など)で覚えておけば1点とれると思います。
合格点は取れているとはいえ…
およそ40分くらいで途中退室し、自由が丘で途中下車して一服(※タバコを吸うという意味ではナイw)
自由が丘駅近くにあったモーツァルトでアイスティフロートとスフレを食べつつ、問題集を見ながら、実務~以外で今一つ自信のなかった箇所をチェックしてみました。
とりあえず、この段階では、貨物自動車運送事業法関係で2問間違えた以外は、ほぼ全問大丈夫という感じでした。
バニラスフレうまかったっすよ♪フワフワトロトロで。
「出来立てをお出ししますので、15分ほどかかりますけどよろしいでしょうか」って聞かれたけど全然OKです!
さてさて、帰宅して夜18:30頃に自動車公論社の解答速報で確認したところ…
・貨物自動車運送事業法関係 5/8問
・道路運送車両法関係 4/4問
・道路交通法関係 5/5問
・労働基準法関係 6/6問
・実務上の知識及び能力 5/7問
の25問正解で十分合格ラインではあるんですが、合ってると思っていた問題に間違いを発見してしまったorz
つーか間違えた問題は全部貨物絡みの問題じゃねーか。
今回の試験は、とどのつまりが殆ど旅客試験のときにインプットした知識でカバーしたと言っても過言ではない(苦笑)
ところで、問30の速報で、正解肢は1・2・3?4は正解じゃないのかい?と思ってよくよく考えたら…
そうか!!この問題の本質は計算問題じゃなくて、連続運転時間と休憩時間の問題だったのか~~!!
思いっきり引っ掛かったよこのヤロー!!ヽ(`Д´)ノウワァァァン
まぁそれ以前に、3を誤りと判断しちゃったんで、4が仮に誤りと判断できたとしても間違っていたわけだがな(爆)
それにしても、前回(旅客)の計算問題は十の位に0をマークし忘れ、今回(貨物)は計算の答えに気を取られて他のところでひっかかるというw 試験も車の運転も不注意と見落としには気をつけましょう。
というか、自動車公論社のHPを見たら、H23年第2回~H18第1回の過去問題が閲覧できるじゃないですか!知らなかったよ…こんなページがあったなんて。ここも見ておけばよかったなぁ。
何だかんだ言っても国家資格ではかなり簡単な部類
問題文が割りと長く、完全回答じゃなければ点数がもらえない箇所もありますが、試験自体は毎回同じような選択肢が繰り返し出題されていて、引っ掛けパターンがわかりやすいです。
過去問題集(7~8回分の問題収録)を数回回せば合格点には十分到達できると思います。
たまに見慣れない選択肢を混じっていて判断に迷う問題もありますが、そこは基礎講習のテキスト、問題集の解説や問題文を詳しく読み込むことで十分カバーできるレベルでしょう。
この試験で一番面倒なのは基礎講習3日間を平日に受けること、これに尽きます。
でも受験生の大半がバス・タクシー・ハイタク等の運送事業者に関係している人なので、業界にいる人にとっては平日に講習をやってくれた方がありがたいのかもしれませんけどね。
まぁ何はともあれ、一応合格予定なので運行管理者試験はこれで終わりです。
なお合格発表は9月25日午前9時~とのことです。
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