TOEICのリスニング問題は、「日本語訳で読めば絶対にひっかからないけど、英語の音で質問されると、ネイティブじゃない人だったら聞き間違えそうな問題」というのが結構多いです。
そのあたりの微妙な音の違いを聞き取れるかどうかを問う試験、と考えれば妥当なのかもしれません。
part2の25問のうち、約半分は5W1Hで始まる質問です。
これらのものが出てくる疑問文は割とサクッと答えが選べるものが多いです。
(ひっかけ問題もないわけではないが、何について聞きたいのかが分かりやすいので、選択肢を選びやすいという意味です)
まずは冒頭の5W1Hをきちんと聞き分けられるようにしましょう。
What(何、どんなもの)
Where(場所)
When(時間)
Which(どちら、どれ~選択肢)
Who(誰)・ Whose(誰のもの)
How much(いくら)・How many(いくつか)・How long(どのくらいの間)
また、質問文・解答のスクリプトと日本語訳を読んでみるとわかりますが、part2のひっかけ問題には以下のパターンがあります。
①5W1Hで聞かれている質問に対して、YES/NOで答えているのは誤りの選択肢。
②質問で出ていた単語がそっくりそのまま使われている回答は誤答の可能性が高い
③音が似ている単語が含まれている選択肢は誤答の可能性が高い。
例:device・vice president、station・stationary、walk・work、read(過去形)・red(赤色)など。
④紛らわしい音でひっかけてくる
例えば、where(場所に関する質問)に対して、when(時間)と聞き間違えた人をひっかける選択肢が入っていることがあります。これはディクテーションで、whenやwhereの音の違いを聞き分ける訓練をすると、引っかかりにくくなります(私は600点代の時、よくここで引っかかってた)。
キッチリ正解の選択肢が選べなくても、消去法で3択が2択になれば、正解の可能性は33%から50%にupします。
どうしても選択肢が選べないときは試してみてください。
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