10月20日、日本連盟のトレーニングセンターで、三段二次試験を受験しました。
東京都①の受験者数は35人。
(東京都②は109人、東京都③は41人、全国で631人だそうです。)
二段までは各都道府県に試験会場があるけど、三段になると全国で8箇所しかない。
(高崎、東京①、福岡①、仙台、福岡②、東京②、名古屋、大阪①、大阪②、高松、岡山、東京③)
「ちょwww札幌にも会場ないんかい!」って思いましたもん。
だから地方在住の人は、泊まりがけで試験を受けにくる。
そういう意味では東京都民よりもガチ度が高い人が多いかもしれない!?
今インバウンド需要増加のせいで、都内のホテル代も安くないだろうし…。
クラブの先生からは、「地方の人が最初の方の組で、東京と神奈川組は後ろに回される」と聞いていたけど、今回は受験者が少なかったためか、単純に北から南、受験番号順に組分けがされていました。
(確かに東京と神奈川の人は後半組だったけど、新潟・長野・沖縄の人が最終組だった)
さて、試験本番。
この日は朝10時から試験スタートのため、前日よりも受付時間が短くなっています。
審査員(日本連盟講師)2人に対し、受験生は6人ずつ同時に演技をします。
この辺の段取りは1級や初段の時と同じです。
ただ、三段の試験は12番目の高探馬までなので、高探馬が終わったら足を寄せて収勢をし、審査員席に向かって抱拳礼をして退室します(3級と同じですね)。
終わったら帰ってOkです。
審査時の立ち位置は、受験番号順に自動的に割り振られるので、自分で好きなところは選べないです。
また、単純に
審査員席
⑤③①
⑥④②
ではなく、正面の審査員席から全員が見渡せるような配置だったので、
□⑤□③□①
⑥□□□②□
□□④□□□
つまりは⑥の人が1番左端のキーマンになります。
っていうか今回は私がその場所にあたってしまったッ!
それは別にいいんですけど(動作のスピードやタイミングの合わない人がキーマンをやるくらいなら、自分がキーマンをやるほうがまだ気が楽)、万が一私がミスったときにほかの人に迷惑をかけてしまったら嫌だな、この人やりにくいとは思われたくないとは思いました。
それにしても、なんせ受験者が35人しかいなかったので、閉校式が終わったらすぐに出番がやってきた!
10時ジャストに試験が始まり、10時30分にはトレセンを後にしましたw
なので正直言うと、トレセンに到着して受付→着替え→ウォームアップ→閉校式→本番のうち、ウォームアップの時間があまり取れなかったです。そのため、本番ではミスしなかったものの、全体的に動きが硬くなってしまった気がしました(前日のリハーサルの時のほうが、ゆったりと動けた)
ところで二段のときは、前日講習で
「本番では6人全員でスピードを合わせた方がいい。皆で協力して合格しよう(1人だけ勝手なことする奴は大抵落ちる)」
と入れ知恵されました(この辺のアドバイスは先生によって異なる)。
ですが三段の前日講習では
「速度は必ずしも一緒でなくていいけど、ある程度は揃っていたほうが動きやすい」
「上歩のところでスッと足が出てしまって速度が早くなりやすいから、足をゆっくり出すことが大事」
「男性は我関せずでサッサと先にいっちゃう人が多いので、女性のゆったりしたペースに合わせる方が良い」
と言われました。
また日本連盟講習のときも、
「1人だけスピードが早くなってしまう人はやるべきことをちゃんとやってない」
「やることをちゃんとやっていればスピードは合うはず」
というようなことを言っていたので、無理やりにスピードを合わせようとしなくても、理論上、三段の審査基準で要求されていることを過不足なくやりさえすれば、集団内での動きは揃う(大きくズレないはず)ってことかもしれないです。
検定後のクラブでの練習で、先生に「検定どうだったの?」と聞かれたのですが、
「套路自体はミスなく最後までやれましたけど、動きが少し固かったというか、(胯の)緩みが足りていなかったかもしれない。もう少し柔らかくできたんじゃないかなとちょっと悔いが残る。これで受かったとしてもなんか微妙…」
と言ったら、
「まぁでもミスしてないなら大丈夫でしょ〜。」とのこと。ホンマかいなw
※ちなみに11月受験組は、同じクラブのチームメイトによると、受験生が100人以上いたため、1コートで2組同時(審査員は1組につき2人ずつ)で試験が行われたそうです。
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