太極拳検定三段③~二次試験対策講座編(今回は余裕をもって受講)

三段二次対策の講習は、5月11・12日の都連セミナーと、日本連盟8月17日・18日の講習を受講しました。

都連セミナーの会場は京橋プラザ、日本連盟の講習は日本連盟トレーニングセンターで、どちらも同じ会場で四段セミナーが並行して行われていました。

ところで5月と8月の二次試験用の講習を申し込む時点では、一次試験は終わっていませんでした。
なので一次試験には合格できるものとして、前倒しで講習を申し込みました。

昨年の二段は一度都連セミナーには参加したものの、試験直前だったため、やっぱり検定用の練習量が足りていなかったかなと。
二段までなら普段の練習の延長でもなんとかなったけど、三段ともなると、二次試験直前期に慌てて参加しても三段用の練習が間に合わないだろう。
ましてや前日講習でいきなり短所を指摘されても困る(笑)
合否を左右するポイントを先に押さえた上で、悪癖を直す練習期間もある程度は必要だろう…ということで、今回は第一回のセミナーから参加することにしたのでした。

5月の都連のセミナーは19人、日本連盟の8月の講習は85人いました。

約20人前後のグループに分かれて、グループに一人ずつ講師がつき、2日かけて24式の前段12個をやります。

どのセミナーでも、三段の重点項目に沿った形で進められるので、どの回に参加してもやることは同じです。
ただ、当然、講師によって教え方はそれぞれ異なります。

日本連盟の講習は、都連の講習よりも受講料は高かったのですが、講師≒本番の審査員・日本連盟講師が担当されるので、審査員に顔と名前を覚えてもらえる&同じグループの中で即席ペアを作って練習する機会も多く、東京都以外のエリアの人とも知り合えるのがメリットでしょうか。
東京都連所属の人をはじめ、埼玉・千葉・神奈川・茨城の近隣県、はたまた新潟や青森などから参加している方もいました。地方在住の人は大変だぬ。

というか、初段・二段のときに同組だった人が誰もいなくて、微妙にボッチ気味だったのはナイショだw
(講習は同じクラブの人と一緒に参加したけど、所属連盟関係なく氏名のあいうえお順でグループが分けられたため、グループが分かれてボッチになってしまった!_| ̄|○)

また、日本連盟のセミナーは、都連のセミナーよりも指摘が細かい&容赦なかったです。
ただこれは日本連盟の講習だからというよりは、遠慮なくズバズバ指摘するタイプの講師にあたっただけかもしれないですがw

とはいえ自分では気付いていない悪癖を指摘してもらえる機会は意外と多くないので、できていないところをビシッと言ってもらえるほうが、結局は自分にとってありがたいともいう。

ただ教える講師は違っていても、私に対する指摘事項が、クラブの先生からも普段指摘されていることとほぼ同じだったっていうねwww

ということはその箇所は講師(≒審査員)目線で明らかにわかりやすい悪癖なのだろうなぁ。
手で演技しない!もう三段なんだから手(手首)を柔らかくするんじゃなくて、胯を緩めて柔らかくするんだよ!」ってクラブの先生からも言われたしなw

同じ24式の套路でも、二段まではとりあえず型ができてればokだったものが、三段からは勁力を感じながら動くことを要求されます。
足の裏を感じること。
(足を踏むと表現する先生もいるかもだが、力まかせに踏みつけるのではない)
足から腰、上半身に力が伝わり、肩・肘・手に伝わっていく。
だから「二段までに教わったことは一旦捨ててください」と言われました。

試験前日の講習は受験者しか受けられませんが、これらの講習会はその年に三段を受験する人でなくても受講できます。
日本連盟主催の講習会は、二段合格者全員に案内が送られてきます。

実際のところ、三段ともなると2〜3年かけて対策する人も少なくないようです。
「今年はまだ受けないけど、来年の受験に向けて準備する」「1次の推手落ちちゃったけど、講習は申し込んでいたから来年に向けて受講する」という方も何人かいらっしゃいました。

さすがに検定に全く興味ない人には勧められないですが、二段合格者で多少なりとも三段受験に興味があるのなら結構タメになると思いました。旦那連れていけば良かったな(いろんな意味で)

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