太極拳検定二段~②-1 二次試験・受験対策セミナー編

クラブの先生から「二段以上を受験する人は、(東京都)連盟がやってる講習会に、最低1回は参加してね(大会用と検定用の24式は違う部分があるから)」とのお達しがありましたので、11月18日(土)・19日(日)の初段・2段受験対策セミナーに参加しました。

…といいたいところですが、あいにく京橋プラザが使えなかったため、11/23に武蔵野市総合体育館に変更となりました。
また、講習の日程も1日に短縮されてしまいました。

受講生は二段が26人、初段が約20人程度(もう少し多かったかも?)
二段と初段に講師が一人ずつつきます。

4階剣道場が講習会場だったんですが、初段の講習も同じ部屋で行われていたので、少し手狭な感じがしました。

二段の重点事項が書かれたプリントが配布され、審査基準についての説明がありました。(メモを取るので、筆記用具は持ってきたほうがいいです)

二段の内容は24式太極拳の全套なのですが、最初から最後まで一つ一つ詳しく…というよりは、講師の先生が生徒間を回って、ダメなところを指摘しにやって来るという感じでした。疑問があるなら今ここで解消してね!(本番前のセミナーは今回が最後だからね)と。

また講習の最後の方では本番風のリハーサルがありました。
1グループにつき5人ずつ、約8分〜10分かけて24式を全套します。

本番では、できる限り周りの人とスピードを合わせるように、自分に100%集中するんじゃなくて、1〜2割くらいは周りのことも気にしなさいとのこと。

多分コレは、講師によって、グループ全体でスピードを合わせて動いてね系と、自分のペースで動いて(周りに合わせる必要はない)系に分かれるところなのでしょう。

どっちでも要は合格基準に達してればいいんだろうけど、グループ全体の速度はある程度揃っているほうが、演技はやりやすいのは事実です。
だから左前のキーマンの位置にいる人がよっぽど早すぎるor遅すぎる人じゃなければ、キーマンのスピードに合わせて動くほうがやりやすいかなと思います。

ちなみに自分のクラブの先生は、「周りは一切見なくていい、自分のペースで動きなさい」と言います。

先生としては、自分一人でも、8〜10分のスローペースで演技できるようになってねと言いたいんだと思うのです。
検定本番では立ち位置がどこになるかは自分で選べないので、自分が前列左のキーマンの位置になるかもしれない。

どちらが大変なのかというと、人とスピードを合わせるよりも、自分一人でゆっくりペースを保つほうが断然キツい。

でも普段の練習は人と合わせることばかりやっている人が、いざ本番で、6人全員が違うスピードでやってねって言われてしまったら、それはかなりキツい。

なので普段の練習では、自分のペースで8-10分になるようにやりつつも、試験本番はグループでスピードを合わせてねっていわれたらスピードを合わせればいいだけの話です。

本番でどちらのパターンでやることになるかは、変な話、前日講習の講師によるところも大きいので、両方のパターンに対応できるようにしておく必要があるのかなと思いました。

【合格後の追記】
受験対策セミナーは、できたら一回は参加した方が良いと思います。

ただ、参加するなら、自分の受験する予定の都道府県がやっているセミナーを選ばないと、受講のメリットが半減してしまうかもしれないです。

というのは、セミナーの講師≒本番の検定員でもあるからです。
二段合格基準や要求される技術は当然誰に習っても同じではあるけど、教え方や癖は講師によっても結構差があります。

あと、大半の受講生は自分と同じ受験生の立場で、当日の試験でも一緒になります。受講資格はその年に試験を受ける人だからです。

私と旦那は、セミナーの講師と前日講習でも同じ講師だったこともあり、講師や他の受講生からも「そういえば先月23日(のセミナー)も来てましたよね〜」と声をかけられて話をすることができたので(初段までは旦那か同じクラブの人としか話をしてこなかった…)、他のクラブや団体の顔見知りが増えるのもセミナー参加のメリットかもと思いました。

【会場メモ】
三鷹駅からバスに乗っていく(武蔵野市役所前の停留所から歩いて2分です)
三鷹駅から歩くにはちょっと遠いかなという感じ。土地勘があれば歩いていける距離かもだけど、初めて行く人はバスに乗ったほうがいい。

4階の更衣室は10円式のコインロッカー(あとで10円は戻ってきます。ていうか10円って!!)
2階にファミマの自販機とラウンジがあるので、休憩時間に飲み物とお菓子程度の補給はできます。

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