先月下旬に申請していた、心理学検定の特1級合格証が黒ネコのメール便でやってきました。
ついにキターーーー!!
認定証
証書ファイルに入ってて、なんだか格調高くていい感じじゃないっすか!
過去の心理学検定の合格証書を並べてみました。
心理学検定のサイトに、第8回検定の結果概要が出ていました。
受検申込者 合計 4,188人
受検者 合計3,668人
1級合格 653人(17.8%)
2級合格 1,028人(28.0%)
級なし 1,589人(43.3%)
既1級合格* 285人(7.8%)
既2級合格* 113人(3.1%)
*既合格:昨年度までに1級及び2級を取得された方
比較的新しくできた検定の中では、年々受験者が確実に増えています。
・1回だけの受験で終わらせない試験制度(特1級を取るためには最低2回受験しないといけない)
・認定心理士との併せ技で1級が取れる
・大学での単位認定など、心理学系学科所属の学生にとっては実利的なメリットがある(というか大学によっては半強制的に受験させられている?)
といったところが、今のところ検定の運営がうまくいっている要因かなと推測します。新しい検定試験の運営がうまくいくかどうかは、大口の団体受験(学校or会社)をどう取り込んでいくかがポイントの一つなのでしょう。
勉強メモ
使用教材:
心理学検定 公式問題集 2014年度
心理学検定 基本キーワード
臨床心理士指定大学院対策 鉄則10&キーワード25 心理統計編 (KS専門書)
勉強時間・期間:
2014年~約4週間 35時間程度 ※国内旅行業務取扱管理者との並行
2015年~約2週間 10時間程度 ※登録販売者との並行
※管理人のスペック…ビジネス統計スペシャリスト、保育士、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種、色彩検定2級、カラーコーディネーター2級合格、某大学の心理学系学科卒
特1級の取得までにかかった費用
1回目の受験料 6000円
2回目の受験料 10000円
3回目の受験料 6000円
特1級申請料 3000円
問題集・参考書 2160円+2160円+ 2,484円
合計:31,804円
勉強法:まずは公式問題集で問題の出題形式を確認する。
解答・解説のところに、キーワード欄があるので、それらを「キーワード集」でチェックして覚えていく
☆「統計・測定・評価」対策
統計・測定を苦手にしている受験生は多いと思います。(私もそうです)
この検定試験は、基本的には公式問題集とキーワード集に載っている用語をきちんと理解すれば、科目合格はできるんですが、統計法については、この2つだけだとどうしても理解できない箇所が多くてキツいと思いました。
再受験にあたって、過去問題集とキーワード集を読んでみたものの、「やっぱりわかりづらい、腑に落ちない」と思ったので、なんかいい本はないかなーと探したところ、「臨床心理士指定大学院対策 鉄則10&キーワード25 心理統計編 (KS専門書)」という本をみつけたので、この本を3~4回通しで読みました。
各種検定の計算式についてはあまり説明がありませんが(そもそも院試では複雑な計算問題はあまり出題されないそうです)、統計学の基本的な用語や各種検定の意味がわかりやすく説明されていて、読みやすかったです。
臨床心理士指定大学院進学希望者向けの対策本なので、大学院進学を考えている人にとってもオススメです。
統計学の計算問題をもっと演習してみたいという場合は、統計検定2級・3級のテキスト・問題集(統計検定 3級・4級 公式問題集)もオススメです。
3級は標準偏差や分散、相関係数、確率などの計算問題が出ます。
2級は3級にプラスして、t検定やF検定、回帰分析などが出題されます。
2級合格レベルまで勉強するのはちょっとオーバースペックという感じもしますが、こういう検定試験もあるんだなということで参考まで。
(miwaは問題集は買ったものの、検定は受けそびれてしまった…っていうか問題集も殆どやってませんけどね。)
仕事でexcelを使う機会が多い人には、「ビジネス統計スペシャリスト」のほうがオススメかな。
オフィススペシャリストの試験と同じ団体が実施している、CBT検定です。
心理学検定とは問題の傾向は違うけど、社会人は統計検定よりもこっちの方が実用的だと思います。
難易度
★★★☆☆☆ (D~C やや易しい~普通)
1科目20問のうち、公式問題集とキーワード集に載っている論点は14~16問くらいで、残りはそれ以外から出ます。
現役の心理学科の学生さんや心理学科卒の人は、通常の心理学系講義で使用しているテキストで、足りない知識を補充すれば十分です。
それ以外の受験生は、公式問題集とキーワード集を完璧にして、残りはカンで解くのが一番合理的ですが、それだけだと合格できるかどうか不安という方は、大学の一般教養科目用に10分野が網羅されている心理学の基本書や、臨床心理士指定大学院の入試対策本を利用するといいでしょう。
(とはいっても心理学系じゃない人でこの試験を受けようっていう人はそんなにいないと思いますが…。)
関連資格:○メンタルヘルス・マネジメント検定、△保育士、△色彩検定、△カラーコーディネーター、△衛生管理者、○統計検定、○ビジネス統計スペシャリスト など。
コメント
み、みわ先輩おめでとうです‼
すっごくかっこいい合格証です‼こういう高級なファイルに入ってる合格証がほしいですよ。流石、みわ先輩です。
私が持ってるので、一番豪華だったのは、知的財産管理技能士の1級かな。あれはFP1級みたいに筒みたいなのに入っていたので。
私もいつか高級ファイルをゲットしますよ‼
>わたるさん
旦那がコレをみて、「卒業証書かよ!」とツッコミを入れてましたwww
立派なファイル(ホルダー?)付の合格証書って中々貴重ですよね。
知財1級は筒に入っていたんですね。それもまた卒業証書仕様ですね~。
合格おめでとうございました。
やっぱり特1級ともなると合格証も立派ですね。
自分は心理学は門外漢なので、よく分かりませんが人間の心理ついて学ぶのは円満な夫婦生活を送るためにも勉強になるかもしれませんね(笑)
あと、犯罪心理学検定なんてあれば受けてみたいですねぇ(^ ^)
>かーくんさん
ありがとうございます。
立派な合格証書もまた受験のモチベーションアップに役立つでしょう。
実はこの試験にも、一応「犯罪・非行」という分野の科目があるんですよ。
miwa様
合格おめでとうございます。
心理学は、以前通信講座で学習して
いたことがあります。
多次元解析とか、統計学のような
ことも学習した記憶があります。
本日は、先月受けた全商英検2級の
発表を受験先の高校まで見に行き
ました。
結果は75点で合格でした。
しかし証書はまだ本部から届いて
いなく、あと10日程かかるとのことでした。
試験担当の先生から、「続けて1級
も受験されますか?」と誘われまし
たが、今回は見送りました。
(1級となると、それなりの準備が
必要ですので)
Oz plusも拝見しました。
おすすめの資格・検定のチョイスが
中々良いですね。
私も早速、銭湯検定4級の回答を
送りました。
あと、ブログの映画化orドラマ化の
実現、願っています。
>膝かっくんさん
ありがとうございます。
全商英検2級は受験先の高校で発表が行われるんですね。
そこに1人、大人が発表を見に行くのも中々シュールだな…。
合格していてよかったですね。
これって合格証書も直接高校に取りに行かないとダメなんでしょうかね?
OZplus買っていただいてありがとうございます。
銭湯検定は、実は取材当日に急遽追加されたものなのです。
(合格証書ファイルの中にたまたま認定証が入っていて、「この銭湯検定ってどんな試験なんですか?」と聞かれて、じゃあコレも載せましょうか、って言われました。)
自分にとっては懐かしい…こんな検定を受けていた時代もあったのね、って感じです。
みわさん、遅れましたが合格おめでとうございます!昨年特1級をとり、コメントさせていただいたおれんじです(女性です!)。特1級、感無量ですよね。でも、偏差値70以上だなんて、本当にすごい!
雑誌も楽天ブックスで手に入れました。共通する資格も多く、みわさんのおっしゃることにとても共感できました。
また、今日国内旅行業務の合格発表があり、みわさんのアドバイスのお陰で一発合格できました!このお礼がいいたくて、書き込み遅くなりました。
総合にもチャレンジしたいですが、登録販売者試験にも興味わいています。
これからもブログ楽しみにしていますね。
>おれんじさん
ありがとうございます。
2010年の科目合格が復活する前に全科目合格できて何よりです。
10科目の中で、一番苦手な統計の偏差値が一番良いというのは不思議な感じがしますけどねw
国内旅行、合格おめでとうございます。よかったですね。
登録販売者は、薬剤名を覚えるのはちょっと面倒だけど、ドラッグストアで売っている薬やサプリメントを扱う資格なので、けっこう面白いと思いますよ。
miwaさん
ご活躍の様子で、陰ながら応援しております。資格では及びもしませんが、いつも参考にしております。この記事に刺激され、心理検定特1級を目指し、統計検定からと3級は合格しましたが。2級はと問題集を開いたところ全く手も足も出ないことに驚きました。これほど絶望感を感じる検定はかつてなかった。(かなり大げさ)どうあがいても2級は無理かも。
>casianさん
ありがとうございます。
統計検定は3級があれば十分かなと思いますよ。2級に固執しなくても、あとは心理学検定の問題集をちゃんとやれば大丈夫です。
最悪の場合、「統計・測定・評価」のうち、測定と評価で点数を稼いでしのぐ、というのもアリだとは思います。