本来なら先週の講習で終わっているはずの二級小型船舶操縦免許ですが、前々回日記(10/21日記参照)にも書いたとおり、修了審査の途中で検定中止を喰らってマリーナに戻されたmiwaです(爆死)
というわけで、10/27(土)の午前中に、もう一度実技のみを再受講しに行ってきました。
マリーナの下で待っていたら、21日に一緒に学科を受けた1級受講生のお兄さん×2がやってきました。
今日の実技担当教官は前回と同じ方でして、私は8:30から早速船に乗るとのこと。
私が船に乗っている間は、二人組のお兄さんは学科の講習(交通の方法)を受講し、私の実技講習が終わった後から実技講習というスケジュールだったようです。
前回の不合格の原因は…
本日の再講習の時間は、8:30~10:00までが主に操縦の練習時間で、その後に修了審査を行うとのことでした。
教官の操縦で勝どきマリーナを出航し、東京タワーを右方に見たあたりで操縦席を交代。
まずは低速発進(1000回転)→高速(3000回転)→変針→避航動作→停止…と前回の復習から開始。
前回の修了審査で落ちた一番の原因は、安全確認の動作がすっぽ抜けたせいだというのがわかっていたので、今日の再受講にあたっては、チェックリスト↓で安全確認・操縦の手順を一通り暗記してから行きました。
おかげで一部安全確認を忘れてしまったところはあったものの、概ねスムーズに落ち着いてできました。
前回の使えない子だったmiwaは一体なんだったのかというほどの変貌ぶり(←自分で言うなw)
教官からは「うん、ちゃんとできてますね。(チェックリストを)覚えてきたね。まぁ覚えればできますから。じゃあ続きやりましょう」と言われました。
そうなんだよ。前回は何をすべきなのかを覚えきれないまま修了審査を受けたから落ちたんだよw
蛇行運転の最中にトラブル発生!
豊洲大橋を抜けたあたりで、前回の実技講習では時間が足りなくてできなかった蛇行運転の練習。
教官がブイ×3をセットし、まずは教官がお手本で操縦。
あのー…結構船体が斜めになって怖いんですけど(゚Д゚)これホントに大丈夫なんか?と思い、
「カーブするときは減速はしないんですか?」と聞いたら
「蛇行は緊急回避の動作だから減速はいりません。そのまま3000回転でハンドル切って。あとこの時は(左右に転蛇するとき)に安全確認しなくていいから。」とのこと。
じゃあ早速やってちょうだい、といわれ、教官と座席を代わり、実際に自分が操作してみると…2個目のブイを通過するときに大周りになりすぎてうまくいかず、教官がレバーを中立→後進に入れた瞬間、ガコン!と変な音がしました。
レバーを中立に入れ、教官が「これはまずい!」とエンジンルームとプロペラ回りを点検。
「ちょっとレバーを中立から後進に入れてみて」と言われ、言われるままに操作したら、後進に入れても船体がバックせず、水しぶきが操縦席に飛んでくる始末…。
その後、教官はマリーナに「後進に入れるとドライブが上がって水が(操縦席に)飛んでくる。ちょっと(ドライブを)見てくれない?」と電話をし、「まいったな~~これじゃ講習ができないな。しょうがないから一旦戻ろう」…と。教官の操縦でマリーナに引き返すことになりました。
教官も「ボロい教習艇だからどこかしら故障があってもおかしくないけど、こんなの(後進に入れるとドライブが上がってしまう)は初めてだ」とのこと。 工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工
(おそらくベテランだと思われる)教官ですら初めて遭遇するトラブルに巻き込まれた私って一体…こんなところでネタの神が降臨しなくてもいいのにw
まぁ~そもそも再講習を受けること自体がハプニングのようなものかもしれないですがね(爆)
↑
教習艇を修理している間に、予備の教習艇の操縦席を隠し撮りw(*この時教官は予備の教習艇の船舶検査証書類を取りに行っている最中でした)
教官の操縦でマリーナに戻り、もう一台の教習艇の出航準備が終わり、再出航しようとした時、教習艇の修理が終わったとのこと。 整備士の方いわく、ピンが折れていたらしい…。折れていたピンは結構太いピンでした(((゚Д゚)))
練習再開…講習時間が延長に
修理の終わった教習艇に戻り、ブイのある地点まで教官が運転をし、そこから蛇行運転の練習再開です。
ちなみにこのトラブルで30分ロスしてしまったため、マリーナ上の教室で講習中の学科の講師と連絡をつけて、実技講習の時間を30分延長することになりました。
蛇行運転は3~4回やったあたりで、完璧とはいかないものの、とりあえずチェックリストの手順通りに安全確認して発進→増速→3つのブイを通過し、安全に直進→停止することができるようになったので、「このくらい出来たら修了審査は大丈夫でしょう」とのこと。
あとの残り時間(=延長時間)は、着岸・離岸・人命救助の復習をしました。
前回は後方離岸するときにどうしても船体が一回転したり、明後日の方向に行っちゃったりしてたのですが、今日は(まっすぐとは行かなくても)割とスムーズにできました。
修了審査~安全確認が肝!
講習終了後は教官がマリーナまで操縦し、マリーナに着いたら審査担当とチェンジ。
今日の試験官は前回とは違う方でした。
まずは船体の点検(デッキ・左舷)、解らん・係留、コンパスでの方位確認、エンジンルーム内(Vベルト・メインスイッチ)・法定備品(信号紅炎・赤バケツ)の点検、操縦席の点検(エンジン始動・暖気運転・冷気運転)から。
あれ?前回の修了審査でやったよね?…とは思いつつも、前回とほぼ同じことしか聞かれなかったので、ここは問題なくクリア。
次からはいよいよ海にでて操縦のテスト。
最初は試験官が離岸→操縦し、東京タワーやレインボーブリッジが見えるあたりで操縦を交代。
「安全確認だけは忘れないでくださいね!」とのお言葉をいただくw
動作の順番は、低速発進→増速(3000回転)→変針→停止→蛇行運転→後進→着岸→離岸→人命救助→避航動作でした。
前回とは違って、今回は安全確認動作はほぼバッチリできました。うん、チェックリストを暗記した甲斐があったw
ただ大きなミスを2つやってしまいました。
1つは後進するときにやっぱりまた船体が1回転してしまい、再度やりなおしたときも斜めに大きく針路がずれる…。結局目標点に到達できず。
もう1つは、左舷着岸(どちらから着岸しますか?と聞かれるので、どっちを選んでもいいそうです。)で、着岸点に近づいたら右にハンドルを切って(着岸点と)船体を並行にしなきゃいけないのに、間違って左にハンドルを切ってしまい、船体が垂直になってしまいました…。
あぁやっちまった(ノ∀`)
操縦のテストが終わった後は、試験官と操縦席を代わり、私は助手席へ。
マリーナに戻る途中で、「じゃあダッシュボードにロープが入っているから、そこ(助手席の)手すりで【もやい結び】をやってください」と。
前回の講習の最後に、マリーナに戻る途中に「もやい結びの練習をしといて」と言われたのはそういうことだったのか…。
繰り返しやらされたので、これは大丈夫でした。
トラブルシューティングで1問。「水温計が高温になっている時は、どこをチェックしますか?」という質問が。
冷水機?リザーブタンク?…としどろもどろになってしまった…けど、助け舟を出してくれてこれも何とかOK(だと思うw)
マリーナに戻り、船を降りたところで、試験官から
「はい、じゃあ今日の試験は終わりです。お疲れ様でした。細かいところはいろいろあるけど、安全確認はちゃんと出来ていましたし、まぁいいでしょう。学科は既に合格されているようですから、免許証は約3週間くらいで届きます。」とのこと。
あ~~~~~~よかった!!!!
これで無事、二級小型船舶の免許が取得できそうです。あとは免許証が来るのを待つだけです。
(*講習受講にあたってのアドバイスは、免許証到着編に移行しました。)
コメント
初めまして!
いつもブログ拝見しております。
miwaさんのブログ更新いつも楽しみにしています&無事?合格して良かったですね!
>スマイル さん
コメントありがとうございます。
国家試験免除の教習所の修了審査で落ちた人の話なんて聞いたことがなかったのですが(苦笑)、何とか修了できてホッとしています。
※1級は学科のみなので、簡単です。
2級持ちなので免除科目もあります。
戦略に依りますが..
また、費用を教習所任せにせずに、かなり抑える方法もあります。
>近畿68さん
1級は学科のみというのは聞いたことがあります。
なので免許更新前に受講しようかなぁと思っています。
あと4年先の話ですね。
教習所任せにしないというのは、学科試験をスクールに通わず独学で受験、免許申請は自力でやるということでしょうか?