上智大学(四ツ谷)にて、世界遺産検定2級を受検してきました。
前日の時点で、過去問の完成率が8割5分程度だったので、土曜日から午前中にかけて、最後の追いこみで、急ピッチで知識をつめこみましたよ!
2級の試験内容
2級の集合時間は14:20、試験時間は14:30~15:30の60分となっています。
この試験は、説明開始時刻の15分前にならないと開場しないので、試験室の前には「開場待ち」の受験生でごった返していました。
上智会場(6号館)は、大学生風の若い方・特に女性が多かったです。
とはいっても、私くらいの年代やそれよりも上の世代の方もそこそこいたので、とりたてて肩身が狭いという感じもしませんでしたが。
全体で何人くらいいるのかはわからなかったけど、6号館の4階と3階で教室を複数使っていたところをみると、おそらく2級だけでも数百人はいたんじゃないかなと思います。
ちなみに私がいた401教室は145人収容で、欠席者もそれほど多くはなかった。
2級の出題範囲は、世界の主要な世界遺産300個+日本の世界遺産で、4択式の問題が60問出題されます。
(2点問題が40問、1点問題が20問です)
だけどマークシート上では、①~⑥までの選択肢があり、90問までマークできる仕様になっていました。
1級~4級まで同じマークシート用紙を使っているので、90問まであるのはまぁわかるとして(正直紛らわしいから級別のマークシートにすりゃいいのにとは思うが)、1級も4択式の試験なのにどうして①~⑥まで選択肢があるのか、そこが今ひとつよくわからん。
まさかとは思うが、将来的には6択にするつもりなのだろうか(爆)
さて、今回の2級試験は、トータルでみれば過去問と同じくらいの標準的な難易度だったと思います。
「コレは2級の公式テキストに載ってないよな」と思ったのは、最後の時事問題(長崎)くらいかな。
2017年に登録された日本の世界遺産は沖ノ島、2018年の世界遺産会議で審議予定なのは長崎と奄美大島、2019年会議に向けて提出される予定のものは百舌鳥なのがわかっていないと解けない(ピンポイントでICOMOSの調査があったことを知っている人はそんなにいないと思う)というか。
この時事問題以外は、公式テキスト(※公式サイトの補足資料含む)のどこかには書いてある問題だったと思います。
とはいってもそれを正確に覚えているかどうかは、勿論別の話なのだが。
ただ、そのかわり、記憶の盲点になりそうなところを突く問題、問題集を「ただ」解いているだけだと、残りの2択で迷ってしまう問題はそこそこあったと思います。
石見銀山の灰吹法やジャイアントパンダのレッドリスト(UNICEFじゃなくてICUNなのね…良く考えればそうなんだけど、「レッドリスト」という言葉をみると、条件反射的にコレを正解で選びたくなってしまう)とか。
あと英文の説明を読んで、どの世界遺産かを当てる問題もありました。
一応公式テキストには、「英語で読んでみよう」のページがあったけど、殆ど目を通すことなくスルーしてましたw
うーん…そう来たか~ッ!!て感じ。
でも幸い?今回の英文問題は、とどのつまりは「南アフリカにある世界遺産」「フィンボス・植物のホットスポット」というキーワードがわかっていれば解ける問題だったので、難なく正解肢を選ぶことはできましたが。
もちろん、問題集をやってれば難なく解ける問題もそこそこあるけど、単に問題集をやって正解するだけでなく、テキストをどれだけきちんと読み込んでいるか(過去に出題がない箇所であっても、テキストの太字になってるところやその周辺知識をきちんと覚えているかどうか)で点差がつきそうです。
今回は世界遺産会議の開催地問題は出ていませんでした。
ちなみに2017年の開催地はポーランド(クラクフ)、2018年の開催予定地はバーレーンなので、ペルシア湾の真珠養殖とか出るかなーと思ってチェックしたんですけど、それは出なかったので空振りになってしまいましたw
試験開始後30分から試験終了の10分前までは途中退室ができます。
今回は35分くらいで途中退室しましたが、退室している人はそこそこ多かったです。
さて、今日の12:00頃、サイト上に解答がupされていたので自己採点をしてみた結果…86/100でした。
例年の結果からすると、無難に合格点はクリアできているはず。
はぁ~~良かったーー!
ただ、間違えた問題の殆どが、お前何でここで間違えてるんだよ的な問題ばかりだったがw
IUCNの役割とか、文化的景観の定義とかさ(笑)
でもまあテキストもある程度読み込んでおいてよかったーという感じですね。
土日の追い込みバンザイ!
試験の結果は、年明けの1/17に、マイページで確認できるとのこと。結果通知は2月上旬予定。
年内の試験はこれで終わり…じゃありませんよ。
あともう一個ありますw
コメント
miwaさん今晩は。
私は上智大学6号館の402号室で2級を受けて来ました。自己採点は68点でした。miwaさんは隣の教室で受けていらっしゃったんですね。7月の1級を受けてみたいです。最終目標は1級で日本一になり、文部科学大臣賞を取る事です(笑)
>ラキシスさん
お隣の教室にいらしたんですね。
>最終目標は1級で日本一になり、文部科学大臣賞を取る
おおぉーそれはすごい目標ですね!
1級は「リスタ」があるので(受験料が割引になる)、もしかするとリピーター受験生もいらっしゃるのかもしれないですが、頑張ってください。
おはようございます。
世界遺産検定2級試験お疲れ様でした。
『世界遺産検定試験』は、『旅行地理検定試験』(国内・海外共通)と比較しますと、
制限時間と問題数の割合がやや緩いことから、受験費用等に余裕があれば、受験する予定です。(『旅行地理検定試験』では、国内・海外を問わず2級試験までは、自宅受験が可能で、かつ制限時間内に2倍の問題を解かなければなりません)
私も『世界遺産検定試験』には興味がありますが、最低でも3級試験からの挑戦になるかと思われます。最も、その前に『海外旅行地理検定』(2級試験まで)を受験する確率の方が高いですが………。
>MTさん
世界遺産検定は2級はちょっと覚えることが多い&マニアックな遺産もそこそこあるんですが、3級はそんなに大変じゃなかったですね。
合格基準も6割ですし。
世界史と地理が得意な人にとっては面白いと思いますよ。
あと日本の世界遺産関係に関しては、旅行業務取扱管理者試験にも通じるところはあると思います。
その日はmiwaさんのホームというか行きつけの明治大学和泉校舎(笑)で、
キャリアコンサルティング技能検定2級の学科を受検しました。
社労士、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種等の貯金を食いつぶしての受検でした。
自己採点で基準点クリアしたので、次は実技試験です。
実技は論述と面接という海のものとも山のものとも判断が難しい試験になりそうです。
しがないサラリーマンさん
行きつけの明治大学和泉校舎(笑)
最近あんまり行ってないですけどねw
キャリアコンサルティング技能検定は2級でも面接があるんですか!
ソレは中々大変だと思うのですが、面接よりも、論述での得点が合否を左右するだろうなと想像します。
海事代理士の口述試験に近いタイプの試験だと、また違ってくるんでしょうけど。
みわさんお疲れ様でした
合格予定おめでとうございます
長崎世界遺産予定。。
もしかしてグラバー邸と大浦天主堂
亀山社中 平和記念公園に軍艦島でしょうか?
軍艦島は来月いきますが、築年数100年でいつまで残るかわからないところに遺産認定されるか心配です
日本の遺産も増えてきましたし
今年はこれで終わりですか?
来年最大の目標はやはり簿記一級再リベンジでしょうね
私は1月にクリーニング士試験あります
>スコッチさん
長崎の世界遺産予定は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」ですね。
https://www.pref.nagasaki.jp/s_isan/index.php
軍艦島はすでに「明治日本の産業革命遺産」として登録されています。
今月はあと1個だけ残っています。割と軽め?のCBTですが。
来年の簿記1級…うーん。どうしようかな。
やっぱり他の資格試験との兼ね合いもある(ぶっちゃけ簿記ばっかりやってられない)ので、その辺を考慮して決めます。
ご無沙汰です。
ちょいと体調を崩し(心の病)、資格取得、ブログ共に半年程休んでおりました。
私は同日、3級と4級を受けてました。会場は北海道大学。
海外、国内旅行で世界遺産巡りの旅をするのが趣味なので、楽しんで学びました・・・(が、その割に点数が伸びませんでしたが)
一応、3、4級共自己採点は合格圏内でした。
2級以上の上位級を受けるつもりはなかったのですが、miwaさんブログを見たら、何か2級目指したくなってきました。
でも、300遺産を覚えるのはかなりキツそうですね。
ではまた。
>超セク氏さん
お久しぶりですね!
心の病ですか…あまり無理をなさらぬよう…。
(健康あってこその資格マニア活動だと思うので)
3級と4級をダブルで受験されたんですね。
2級は覚えることは多い(というかマニアックな遺産が増えるw)んですけど、試験自体は6割以上とれたら合格なので、何だかんだいって合格率は50%前後あるみたいですよ。
なのでそんなに構えることはないかと。
世界遺産検定ですか~これ勉強しとけば総合旅行業務主任者で苦労しないかも(^^♪
まあ自分の場合英語が鬼門なんですが(;’∀’)
そう、多分私も英語が鬼門だわぁ
世界遺産=観光地とは限らないので、別途勉強は必要だと思うけど、なにもしないよりマシ。
miwaさん今日は。
公式テキストの使いづらい点について。「すべてがわかる世界遺産大事典」①索引で正式名称でないと引けない。例:海事都市グリニッジは、グリニッジだけでは載っていない。②写真が載っていない遺産があり、文字だけではイメージが湧かず覚えづらい。③事実に基づかない記載がある。例:下巻412ページのココス島国立公園の記事で「かつては世界最大の無人島」とあるが、ココス島は約50平方キロメートルで、南極地方には、それよりも大きい有史以来の無人島が沢山ある。編集部に出典を確認したところ、記録が無いので改訂時に修正するとのこと。④簡単な漢字にフリガナがあるのに、中国の難しい地名にはフリガナがないものがある。
> ラキシスさん
既に1級のテキストを読んでるんですね。
そういえば2級のテキストも、遺産の名称でしか検索ができなくて、そこはちょっと不便でしたね。
遺産の名称以外にも、人名とか建物の名前でも検索できるといいのにな~と思いました。