ビジネス会計検定や建設業経理士1級(財務分析)、銀行業務検定(財務)などの検定試験を勉強すると、「酸性試験比率(acid test ratio)」という言葉を目にすると思います。
この「酸性試験比率」とは「当座比率(*当座資産を流動負債で除して求める。企業の短期の支払い能力を判定する比率の一つ)」の別称です。
ただ、最初にこの言葉を見たとき、
「さ、酸性!?酸性・中性・アルカリ性の酸性だよね?これ財務分析の試験なのに、なんでこんな言葉が出てくるの?誤植?誤変換?」
と思ったのは私だけじゃないはずだ(゚∀゚)!
危険物取扱者や毒物劇物取扱責任者などの化学系の試験を受けた経験があるからなのか、一見すると財務とは関係のなさそうな言葉に、ものすごく違和感を感じたんですね。
ちなみにどうして当座比率のことを酸性試験比率と呼ぶのか?ググってみたところ、
「リトマス試験紙によって酸性かアルカリ性の判定をする場合のように,企業の支払能力が即座に判定できるからである。」
だからだそうです。
なるほど~~!由来はリトマス試験紙だったのか。
言われてみれば納得です。
諺っぽいですけどw
でも仮に「酸性」が誤植だとしたら、一体何が正しい漢字として充てられるんだろうか…。
少なくとも、賛成や三世、三星じゃ…絶対変だよね(爆)
そっちのほうが意味不明だろうがwww
コメント
こんばんはmiwaさん(^^♪
「今年は危険物の全類か劇毒物取るか~」て思ってmiwaさんのブログで情報収集や!
って思い立ち開いたらこの記事が飛び込んできました(笑)
なんてタイムリーなんでしょう!こんな事もあるんですね~
しかし「酸性試験比率」初見ではなんのこっちゃって話ですね ^^) _旦~~
>ピタヤさん
それはそれは、偶然でしたね。
マジレスすると、毒劇と危険物乙1~6だったら、危険物のほうが取り組みやすいです。
でも試験の開催時期のタイミングをうまくあわせれば、1年で全部とれると思います。
おはようございます。
私は大概の試験を2級合格を持ってストップさせているので、
この言葉は初耳でした。
>ちなみにどうして当座比率のことを酸性試験比率と呼ぶのか?ググってみたところ、
「リトマス試験紙によって酸性かアルカリ性の判定をする場合のように,企業の支払能力が即座に判定できるからである。」
だからだそうです。
分かりやすい説明ですね。
私は、簿記以外の資格においても、
数回にわたって収益性分析を勉強していますが、
当座比率よりも固定長期適合率が分かりにくい、
という印象を持っています。
>MTさん
酸性試験比率(当座比率)は流動比率をより厳しく判定する指標ともいえるんですよね。
あと固定長期適合率は固定比率の補助指標ですね。
固定長期適合率=固定資産 ÷( 固定負債 + 自己資本 ) × 100
固定比率 = 固定資産 ÷ 自己資本 × 100