9/26(土)は、東京工科大学(蒲田)にて、リテールマーケティング検定2級(旧・販売士検定2級)を受けてきました。
相変わらず建物がハデな大学だw
ここにきたのは…なんと2010年の日商簿記1級試験以来じゃないっすか。
(なんかあまり良い思い出がないなー。結局簿記1級は絶賛放置プレイ中だし。)
試験開始時刻や実施時期が変更に
2級の集合時間は13:00です。今回から午後の試験となりました。
また、出題形式にも変更がありました。
平成27年度の試験より、多肢選択式試験を「各小問それぞれに4つの選択肢を設け、そのなかから最も適当なものを選ぶ形式に変更いたします」とのこと。
各科目の出題数が、大問7問(それぞれ小問が5つ)と、問題数が減少するのに伴い、試験問題も前半60分・後半90分と短縮されました。
この日の試験は2級のみの実施です。
2級は平成27年度から、9月と2月に実施されることになりました。
(3級は2月と7月、1級は2月実施)
東京工科大学会場の受験者は約700人程度。私がいた試験室は、どちらかというと男性のほうが多かったです。
若い子もそこそこいたけど、割と中年~年配の方の姿が目立ちました。
前半:「小売業の類型」「マーチャンダイジング」
前半は「小売業の類型」と「マーチャンダイジング」を60分で解きます。
試験開始後30分で退室できるので、速攻で退室しました。
小売業の類型…なんか迷う問題が多かったです。
商業統計調査とかほぼノーマークだったしなぁ。
あとメーカー流通チャネル選択基準とか。うーん。2択が絞れないんですけど!
マーチャンダイジングの損益分岐点分析
ちなみにリテマ2級は、電卓の持ち込みが可能な試験なのですが、電卓は用意していましたけど、計算問題はありませんでした(公式の用語穴埋め)。
…ただこの問題、②の損益分岐点を求める計算式がわかってれば、たぶんアッサリと全部正解できるだろうし、この式がわからないと他の問題もちょっときついんじゃないだろうか。
簿記や財務分析の勉強をかじっておいてラッキーって感じでした。
後半:「ストアオペレーション」「マーケティング」「販売・経営管理」
休憩を挟んで、14:40に再度集合です。
後半は「ストアオペレーション」「マーケティング」「販売・経営管理」を90分で解きます。
ストアオペレーションとマーケティングの問題は、比較的スムーズに解けました。
唯一、食中毒の問題で「え~~サルモネラ菌ってどういうやつだったっけ?」と迷ったくらいかな。
販売・経営管理は、3級受験時は結構失点してしまったんですが、2級でもやっぱりちょっと細かいところで判断に迷う問題がありました。
小切手の基礎知識は、2年前に銀行業務検定法務3級を受けた時に覚えたことが役に立ってラッキー♪でしたけどね。
後半の科目も、電卓で計算して答えを出すような問題はありませんでした。
例年「販売・経営管理」で、財務分析的な問題が出るはずだけど、今回は各種財務分析(安全性分析)の公式そのものの穴埋め問題が出題されていました。
(3級は財務諸表の穴埋め問題です)
旦那から「あれ?電卓はそんなに小さいのでいいの?」と聞かれたけど、今回は簿記用実務電卓じゃなくてポケット電卓にしといてよかったー。
こちらも試験開始後30分で退室できます。
ただ、さすがに30分では解ききれなかったので、開始50分くらいで退室しました。
難易度の変化と感触
今回の試験から、多肢選択式試験が4択問題へ変化したわけですが、各科目、大問7問中3問が4択問題、4問が(従来どおりの)正誤判断問題となっていました。
4択問題に変わったことで難易度に大きな影響があったか?というと、案外そうでもなかったです。
むしろ問題数が減ったことで、手薄にしていた箇所や、曖昧な論点のちょっとした取りこぼしをしたときに、失点が大きくなるのがキツイと思いました。
正直言うと…出来は、自分の中ではちょっとよくなかったです。
テキストは読んでたものの、問題集を2回転するので精一杯だったから。
(言い訳になっちゃうけど、連休前に風邪ひいて寝込んでたせいで、追い込みが足りなかったのよねorz)
なので、問題を解いた後は、「数点足りなくて不合格か、受かってても7割~8割程度の得点率かな?」という感触でした。
問題集をちゃんとやってれば、もう少しスムーズに解けたと思うんですけどね。
自己採点の結果
夜、ユーキャンの解答速報で採点してみたところ、
①小売業の類型 69/100
②マーチャンダイジング 85/100
③ストアオペレーション 100/100
④マーケティング 95/100
⑤販売・経営管理 85/100
平均すると86.8点になります。
3級と2級の合格基準は「5科目とも100点を満点とし、(1)全科目の平均点が70点以上、(2)50点未満の科目がないこと、以上2つの条件を満たした場合、合格となります。」とのことなので、合格見込みです!
でも…「小売業の類型」で7割切ってるじゃねぇかorz
後半の3科目でリカバリーができて本当によかったです。
今回は東京商工会議所経由で申し込んだので、試験の結果は郵送待ちとなります。
受験票には成績表・合格証書・認定証発送予定日が11/6と書いてあったので、おそらく11/5には届くかなと思われ。
コメント
はじめてコメントします。
いつもいろいろな情報発信有難うございます。むちゃくちゃ参考になります。
わたしも受けました。
地方なので会場は6名だけでした。(試験監督は2人もいた)。
30年ぶりの再受験です。笑
同じくユーキャンで採点したら
①小売業の類型 79/100
②マーチャンダイジング 94/100
③ストアオペレーション 91/100
④マーケティング 98/100
⑤販売・経営管理 82/100
でした。
次は、10月25日年金アドバイザー3級とFA そして来年
再受験のFP1級と販売士1級です。
>うっちーさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
受験者が6人って…それはちょっと寂しいですね~。
全国の主要な商工会議所で試験を運営しているせいでしょうかね。
次の目標は年金アドバイザー3級・FA・FP1級・販売士1級すか。うしろ2つが中々ハイレベルで大変そうですが、合格できるようがんばってくださいね
み、みわ先輩、こんにちわたるです。
合格見込みみたいなんで私も嬉しいです。
風邪をひいてて、実力の半分も出せないかもしれない状態なのにしっかり結果を出せてるみわ先輩はすごいと思います。
みわ先輩は資格マニアの鏡だと改めて思いました。
私は、最近はファッション販売能力検定とファッションビジネス能力のどちらも3級の勉強しているのですが、2部にわかれていて、前半が販売士みたいな分野で後半がファッション知識です。どちらの分野もそれぞれ合格点がもうけられていて、それぞれ約7割が必要です。後半のファッション知識が極端に低く、気持ちでは2級を受けたいのですが、3級にしてます。ただ、未知な分野の方がいろいろな新しい知識を学ぶことができて楽しいですし、今後の自分の守備範囲を広げることができるので有意義だと思いました。半分が自分の得意な分野であとの半分が自分の未知な分野ぐらいの試験が労力の節約と今後の可能性を広めることを両立できていいかなと思います。
それでは、お疲れさまでした。次はみわ先輩は何をうけるか分かりませんが、応援してますね!
みわ先輩はたくさんの受験生にパワーを与えている思います。ありがとうです。
>わたるさん
何でこんなときに風邪を引くかなーって感じですね。
治ったり、ぶりかえしたりで。
ファッション販売能力検定とファッションビジネス能力検定は、同じところが運営している検定試験ですよね?
販売はアパレルやファッション系の販売員をイメージされているのでしょうが、ファッション知識は私も正直言うと自信がないかも(爆)いつも無難な服ばっかり着ちゃうので。
でも、面白そうな試験ですね。
11月は他の試験を予定しているので受けられませんが、どこかで受けてみようかな。
返事ありがとうです。
この2つは同じところがやってますよ。実はファッション販売能力検定の方は今日申し込みをしました。
この2つは名称も似てますが、内容も似てます。もう2つに分ける意味はあるのかな、と勉強しながら思うくらいです。レディウェアの名称などほとんど同じ問題もあります。ですから、資格マニア的にこの2つは同時期に受けたほうが効率はいいと思います。
2級にするのか、3級にするのかは、販売士を持っている人ならファッションの知識で決まってくると思いますが、
「チューリップライン」「フレアパンツ」「ルダンゴト」「スイングトップ」「ボーブラウス」「ペプラムジャケット」「ワードローブ」「デニール」「カットソー」「9AR」
これらの意味が素で頭に浮かぶレベルだったら2級でいいと思います。ちなみに私はこの試験で勉強するまでこれらの意味は分かりませんでしたよ。
最初はカタカナが多いから英単語力でゴリ押しでおこうと思ったんですけ、ファッションってフランスがお強いみたいで、フランス語が多いです(笑)。
ちなみに、このファッション・ビジネスの方は11月14日で、ファッション販売の方は12月12日です。どちらも土曜です。どちらもまだ願書は間に合いますよ。
あと思ったのが、女性の受験率多そうです・・・。テキストの内容もレディウェアばっかりですし・・・。はやく女性恐怖症を克服しないと、真の資格マニアにはなれませんね。
>わたるさん
「チューリップライン」「フレアパンツ」「ルダンゴト」「スイングトップ」「ボーブラウス」「ペプラムジャケット」「ワードローブ」「デニール」「カットソー」「9AR」
なるほど、全部じゃないけど、ほぼわかります。
というかこれ、男性はわからなくてもしょうがないような。
男性のファッションとはあまり縁のない用語も多いし。
ファッション用語はおフランス由来の言葉が多いですよね。
プレタポルテ(高級既製服)とかオートクチュール(高級仕立服)とか。
色彩検定と同じように、女性受験率が高いとは思いますが、若い女性のキラキラオーラに負けないよう頑張ってくださいね。
みわさん、こんにちは
さすがみわさんってところですね。
自分は時間が厳しいと判断し、問題集を放棄して
過去問の回転を増やして受かることを優先しました。
ただ、改めて読んでみるとやはり面白い論点や理論(ライリーやAIDMA、ドロシー)
をこのまま埋もれてしまうのも忍びないしなあっと・・・
で、改めて販売士のことを調べてみたところ、1級って貯めができるんですね。
これは受けない手はない!っと、もしかしてみわさんも一緒だったら嬉しいなぁ~。
12月からの診断士1次を進めるにはいい潤滑油になりそうだし
2次の対策にもビシ会1や建設業1と合わせて記述対策にはなりそうなので・・・
年始は大変なことになりそうです
>ゆきさん
結局3級も2級も、他の試験の合間のやっつけ仕事って感じで、ちゃんと理解できてるのかというとすごく怪しいです…。
ちゃんと勉強すると結構面白いんでしょうけどね。
販売士の1級は科目合格制度があるんですね!そういえばそうでした。
1年に1回、試験は2月だけっていうのはちょっと引っかかるところだけど、中小企業診断士を受験する気になったら受験してみてもいいかなと思っています。
みわさんの慧眼は確かだと思います。
自分も単に財務分析を磨きたいという理由だけで選んだ道ですが
知り合いの診断士さんに聞くと1次2次よりも
その後の研修が時間的にも金銭的にも負担がかかるよと言っていましたし・・・
それを考えると少しでも2次まではせめて金銭的負担を減らせるように
基礎体力をつける周辺資格や、学校や教材も慎重に選んでます。
やはり人気の診断士といってもそれを生かすにはその幹につける果実のような
関連資格をあわせていかないと実務には厳しそうなので(滝汗)
>ゆきさん
受験するだけでも中々金銭負担の大きい資格ですし、試験制度も結構シビアというか、2次の合格率を考えると、せめて1次くらいは余裕でクリアできるくらいになっておきたいかな…と思う>診断士
こんちわ。
合格見込みおめでとうございます。
すごいです。
ワタクシは9/27に会計ソフト実務能力検定1級を受けました。問題のボリュームが結構ありまして、制限時間ギリギリまで問題解いていました。入力ミスとかないか不安でございます。
次は第一種衛生管理者を10/7に市原で受けます。市原ははじめてです。交通の便がよくないとのことなので、車で行きます。車使うのは水戸で試験受けるときぐらいで県外でははじめてです。
事故らないように気を付けます。
>takataka1917さん
会計ソフトお疲れ様です。
そうですよね…あの試験は最初の入力で躓くと、かなり時間をロスするんですよ…。
焦りますし。
今年度で最後の試験ですから、合格できているといいですね。
五井は結構クネクネした山道を走るので、安全運転で試験会場に行ってくださいね!