今の時代は、1人でスマホ、タブレット、ノートPC、デスクトップPCなど、複数のガジェットを状況に応じて使いわけるのが当然という感じだし、ネット通販も当たり前のように利用していると思います。
だけど、約20年超前、つまり自分が10代の頃(1990年代)を振りかえると、一般家庭でのPC普及率はまだまだ低かったです。
通信販売も、雑誌やテレビショッピング、チラシが主体だったと思います。
miwa家で初めてパソコンを買ったのが、確か1997年(高3)の春休みのこと。
miwa母から「来年大学生になったら、パソコンを使うだろうから、アンタ貯金から10万円出しなさい」といわれ、私と親で10万円ずつ折半して、パソコンを買いました。
(無理矢理買わされたともいう!?)
この当時、windows95搭載のデスクトップPCのお値段は約20万円。
今なら3~5万円台でもそこそこスペックのノートPCが買えますが、管理人miwaが大学入学した年(1998年春)、大学生協推奨モデルのノートPCのお値段が、確か40~50万円台(!)だったと記憶しています。
50万もあったら中古車が1台買えるわな。
そういえば、windows95が一般家庭に普及しはじめたあたりくらいから、「パソコン(windows95)で再生できるボーナストラック」がついたCDアルバム・マキシシングルが発売されるようになりました。
ドリカムのLove Unlimitedとかもそうだった(懐かしい)↓
で、CDアルバムについているボーナス特典動画を見たいがために、「miwaの家には(windows95搭載の)パソコンがあるらしい」という話を聞いた友人が、放課後にわざわざ遠方の我が家にやってきたことがありました。
miwa家から高校までは片道1時間弱ほど、地下鉄駅から更にバスに乗らなくてはいけないので、簡単に遊びにこられる距離ではないのにもかかわらず、ですよ!?
つまり「アルバムの特典動画を見たいがために、学校から片道一時間の距離にあるクラスメート宅に遊びに行く」ほど、一般家庭にとってのパソコンはレアアイテムだったと言えます。
(※私の周りは、パソコンは今はまだ使わないから要らない、大学生になったら買うかも?という人が結構多かった。)
1960~70年代・昭和の時代では、テレビのある家に集まってスポーツの中継を見る、というのをなんかで見たことがありますけど、それに近いものを感じます。
でも今の時代で、こんなの絶対ありえない光景でしょう。
動画なんてみんなスマホかタブレットで見てるじゃないですか。
そもそも音楽もCDじゃなくてストリーミングで聞く時代だし。
また、miwaが大学生のとき、当然スマートフォンなんてものはありませんでした。
PHSを初めて買ったのが大学1年生の時(もうちょっと早い子は高校生の時に既に持っていたけど、miwaは大学生になってアルバイトを始めてから買いました)だったんですが、その当時のPHSではインターネットはできませんでした。
インターネットどころか、電子メールも送れない。
通話機能に加えて、半角20文字のメッセージが送れるという程度のものでした。通話ができるポケットベルですねw
その後、ショートメール(全角50文字)→電子メール(全角250文字~1000字くらい)→iモードでインターネットの閲覧が可能に。
…といった具合に、大学在学中の4年間で、携帯・PHSの機能が加速度的に向上していきました。
大学生時代の自分にとってのインターネットは、「自宅のパソコン」か「大学の情報処理実習室」でやるもの、という認識だったと思います。
また、大学生の時は、twitterやfacebook、LINE、instagramどころか、mixiですらまだサービスが始まっておらず、amebaやlivedoorなどのブログサービスすらもまだ始まっていませんでいた。
なので、プロバイダまたgeocitiesなどのレンタルスペースを借りて、ホームページビルダーを使って、自分でホームページを構築していました。
あるいはもうちょっと手軽なところで、「さるさる日記」や「エンピツ」などのレンタル日記サービスであったり、掲示板やチャットをレンタルするなりして、友人たちと交流していました。
パソコンとインターネットにまつわる昔話はこの辺でやめておきますが…改めて、現代はインターネットとガジェット類をうまく使いこなすことができれば、独学でも資格試験に合格に必要な勉強法と教材は十分そろえられる時代だと思っています。
ネットの使える今の時代だからこそ、学歴も学力も人並み程度しかない私でも、日商簿記1級や漢検1級を含め、150個以上の資格が取れているんだろうし、ネットのない時代では絶対ここまでやれなかったよな~とつくづく思うのです。
コメント
いい話じゃないですか。
技術も時代は進んでいるがよくわかりますね。
私もアラフォーなので共感できる部分がありました。
PC-9801のパソコンでゲームをするところから私は始まりました。
デカいフロッピーディスクでした。
今はたくさんのガジェットが増えて、スマホも進化をし続けているので自分ももっと勉強してAIに仕事を奪われないようにしないと(笑)
AIを駆使して修正していくエンジニアっぽい仕事をしています。
そのうち、Word,Excel,PowerPoint,PDFが必要でない時代が15年後に来るかもしれませんね。電子メモパッドとタブレット端末とモニターで全部できるといいですね。
ちゃるさん
だって最初に買ったPCのハードディスクの容量ってたしか2ギガとかその程度だったと思いますよ。
今だったらUSBやメモリーカードだって数十GBですからね…。ハードディスクにいたってはTBですし(汗)
PCー9801っていうのはよくわからないんですが、自分が最初に触ったパソコンは、中学校の時の音楽で、コンピュータで作曲する授業があって、そこで情報処理室みたいなところにあった機種なんですよね。
15年後か〜〜。今の小学生たちが社会人になる頃ですよね。
そうなると、今のように、パソコンじゃなくて違うものがメインになるのかしらね。
わたくしはパソコン全然
使えません(´;ω;`)
仕事でも使わないし最近の小学生のほうが
間違いなくスキルあります(笑)
でも、ほんまにネットが普及して
情報集めやすくなりましたねー
中には、おもしろおかしく書いた
いいかげんなものもありますが・・・
YouTubeで本来なら数万円払い
その場所までいかなければならない
講習も無料で見れます。
分からなければTwitterで質問すれば
教えてもらえる
ありがたいことです(・∀・)
そして、みわさんの電験1種 環境計量士濃度の合格記事読めるのも、ネットのおかげ(๑•̀ㅂ•́)و✧
りゅうさん
あらら、パソコンはあまりお得意ではないのですね。
たしかに仕事でもあまり使わない、学校でもあまり習わない世代だったら、よっぽど興味のある人じゃないと得意ではないのもわかります。
(違ってたらごめんなさい。でも私と同年代でも、パソコンは得意じゃない人、結構多いですよ)
電験1種と環境計量士か〜〜。それは私じゃなくてほかの人のサイトを参考にしたほうがよいのでは…。
この平成30年間だけでも、PC技術やネット技術は格段に進化しましたね。
書きたいことは多いのですが、長文は失礼になってしまうので、箇条書きで・・・
・ダイヤルアップ時代はネットと電話は同時にできず、必然的に着電しにくい深夜しかできない
・ゆえに、INSテレホーダイで契約し、深夜~早朝のみ定額でネットができた。
・資格試験情報はネットがない時代は新聞の広告・職場・書店で知るしかなかった。
・電車・飛行機の指定席、ホテルの部屋、レンタカー、旅行の申し込みは各営業所・空港に赴くか、各地の予約センターに1件ずつ電話して押さえてた。
・深夜の長電話も、昔は親に叱責されましたけど、今じゃLINE、それも通信距離には無関係でいつでも一定の料率ですから、便利は便利ですが、時間的なケジメは低下したような気がしますね。
→その弊害?なんでしょうか・・・今では幼稚園、小学校の段階から1クラスあたりのメガネ着用率が上がった気がします。(昔は「メガネ○ル」って罵ってイジメてた人いたけど、今じゃその本人もメガネ着用してますからね・・・)
88_73さん
そうそう。私が高校生〜大学生のあたりで、携帯電話がものすごく進化したな〜と思っています。
テレホーダイwww
私の家では、テレホは加入していなくて、家でのネット接続は常時接続のADSLを導入したあたりから…だったかな。
まぁたぶん深夜にネットというのがあまり健全じゃないと思われていたんだと思いますけど、じゃあ何のためにパソコン買ったんだよって感じですよね(笑)
だから家ではもっぱらレポートをパソコンで作成→フロッピーに保存→それを大学の情報処理実習室に持って行ってプリントアウト をしてました。
windows95やiモードもそうですけど、ipodやiphoneとか、時代が変わる潮目が数年ごとにやってきてるという感じです。
旅行の申し込みは、私が大学4年生の時、就職活動で上京するときに、旅行代理店に行って、ホテルと航空券がセットになったパックを予約した記憶があるけど、今はこれもネットでできちゃいますよね。
大学で初めてコンピータに触れました。大型コンピュータでフォートランで計算。研究室には、教授が研究用に無償で改造してくからと購入を決めたと言われるマイナーなメーカのパソコンがありました。ベーシックで計算。データはカセットテープに記録。同級生に金持ちがいたので、下宿のPC-9801でゲームで遊ばせてもらいました。
会社に入ると、文書作成は、NECのN52000、歯車の計算などの計算専用のコンピュータでベーシックでした。当時はまだ客先提出用取扱説明書などは、専用の人に依頼してタイプライターで打ってもらってました。図面は手書きが主で、2次元CADは数台しかなかったです。
べしさん
フォートラン!なんかそれ、情報処理技術者試験で聞いたことがあるような…。
データはカセットテープで記録、というのは聞いたことがあるけど、どういう感じなんですかね??
私がパソコンを買った時には、すでにフロッピーの時代になっていたので、カセットテープっていうのが今ひとつピンとこないのです。
そっかー!昔は文書作成やCADなど、目的別でパソコンが違っていたのか。
今みたいに、1台に複数のソフトが入っているという時代じゃないんですね。
今日は。
私はmiwaさんより若干年上ですが、
>一般家庭でのPC普及率はまだまだ低かった
という記憶は残っていますね。
なお、私が初めてワープロを使用したのは、
平成6年、大学2年生の時です。
自宅で、パソコンを使用するようになったのは、
卒業論文を作成した平成8年ぐらい後からですね。
MTさん
ワープロは、自分が中学生くらいの時から、実家にもあったんですよ。
だけどこれといって使用用途がなくて、何回か触らせてもらっただけで結局なにも身に付かなかったです(笑)
パソコンを買って、タイピングソフトをインストールして練習するようになってから、タッチタイピングを習得しました。
大学生の時にパソコンを使っていたかどうかは、割と大きいと思いますね。
このようにITの変遷を俯瞰してみるのも懐かしくていいですよね。
私は大学に入ってmsxを購入したのが始まりなのは先日書いた通りですが、
研究室ではpc-9801**でした。
ただ、上記コメント者さんの書いているようにカセットテープに記録することが
できることは知りませんでした。
会社に入ってパソコンは机にありませんでした。このことにびっくりすることはなく、
パソコンがないことは当然のことでした。
3年くらいしてやっと一人一台、pcが配賦されました。
ma_boさん
パソコンが個人の机に置いてなかった!
あ〜でもそれ、薄っすらなんとなくわかるかも…。
最初に入った会社では、一人1台ずつ…ではなかったですね。
営業担当は一人1台でしたが、事務員さんは二人で1台使ってました(それぞれ担当業務が違っていたので、お互いに譲り合ってました)
自分が東京で再就職してからは、一人1台は当たり前になりました。
2000年半ばくらいからはオフィスにもパソコンが当たり前のように普及したということでしょうね。
はじめまして。
直接メッセがなかったので・・
コメント欄に。
漢字タグで来ました。
1級の教材で、もぅお蔵入りしている過去問などがあれば、
ぜひお譲りしていただけるひとを
探しています。
あと・・、
廃売してしまった漢字音符字典・・。
MIWAさんは、お持ちですか??
もうオークションにさえ見当たらず。。
気になります。。
今後とも、ぜひぜひ
よろしくお願い致します。
綾音。さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
1級で使った教材は、今後私自身がリピーターになる可能性があるので、そのまま手元にとっておいてます。
ただ、過去問類はpdf化していないので、譲ることができません。
1級リピーターの中には、コピーしたデータを持っている人も居ると思いますが…。
漢字音符字典は私は持ってないですね。
というか、1級に受かったあとにそういう辞典があることを始めて知りました。
こちらのおかげで、いろいろ勉強させてもらっております!!
私にとってはお師匠様みたいな感じです!!(笑)
>しがないサラリーマンさん
まあ、お師匠様だなんて大変恐れ多いです(笑)
たしかに平成になってITが劇的に進化しましたよね~
今は技術的な事もネットにUPしてくれる人がいるから勉強になります。
電工2種の実技もYouTubeで見ながら練習した記憶が(/・ω・)/
ピタヤさん
自分としては、windows95、常時接続、メール(携帯で)、あとはiphone(スマホ)の普及が、進化のターニングポイントになっていると思います。