本日は、第125回日商簿記検定2級(3回目)を受験してきました。
試験会場は前回と同じく明治大学和泉キャンパス。
前回はメディア館でしたが、今回は第一校舎でした。
しまった!3級受験生のこと忘れてた
今回誤算だったのは、ちょっと家を早目に出て、明大前駅近くのマクドかドトールかスタバで勉強しようと思ったらどこも満席だったこと!
仕方ないので、ガード下を抜けたところにあるガストを覗いてみたら、そこも満席!
っていうか3級の受験生たちで明大前駅混雑しすぎ!!
仕方ないので、サンクスでおにぎりと野菜ジュースを購入し、先に試験会場入りしました。
教室には、集合時刻約1時間前には着席してたんですが、12時30分過ぎに地震がありました(苦笑)
なんでこんな時に地震!?
私は都内での受験だったから、「あれ?なんか揺れてない!?」という感じだったけど、福島県をはじめとした北関東・東北地方での受験生は大丈夫だったのでしょうか…緊張も高まっている中で地震なんてちょっと動揺しちゃいますよね(^^;
一応回答は全部埋めてきた。
>帰宅したら、大原のホームページで解答速報がでていました。
えーと……
自己採点したいんですけど、問題用紙と計算用紙に回答を書きうつす時間がありませんでした。
とりあえず、計算用紙に残っている仕訳と計算の痕跡から、自分の回答を思い出しつつ自己採点をしたところ、今回は合格点とれたんじゃないかな?と思います(^^)
各問題の感想。
第1問目(商業簿記)仕訳問題
役員賞与引当金、売買目的有価証券の売却、未渡小切手、備品購入の割戻(?)、受託販売が出題されました。
1:役員賞与引当金の問題は第1問では初めて見ました。勘定科目に「未払役員賞与」と「役員賞与引当金」があったこと、問題文に「当社は、株主総会において役員賞与の支給に関する~」の記述があったので、未払役員賞与なのか、役員賞与引当金で処理するのか少し迷いました。でも、決算日で賞与を見積計上するのだから、多分引当金だろうな…と思いました。
2:売買目的有価証券の売却。
売買目的有価証券(今回は社債)の売却の問題って、アンダーパー発行(100円未満での発行)が殆どだと思うんですが、今回は珍しく売却価格が@¥101、前年度決算時時価が@¥100.40と、100円を超えた金額になっていた。
あと、問題文にさりげなく「~半分を平成21年10月20日に@¥101で売却した」と書いてありました。最初、売却額を40,000×@101で計算してたので危なかったです。
だけど最終的には、「有価証券利息」勘定を使うべきところを「受取利息」と書いてしまった……
バカバカッ自分の馬鹿ッorz
せっかく有価証券売却益も利息も正しく計算できてたのに…(泣)
3:未渡小切手
第3問ではおなじみの問題が第1問で登場…
パタ解きシリーズでは、広告費や備品の購入で振り出した小切手が…的な設定が多かったんですが、今回は「掛代金の支払い」と書いてありました。またしても危うく「当座預金/未払金」と書いてしまうところだった。危ない危ない。
4:備品購入&割戻し
これ最初問題文を読んだとき、意味がよくわかりませんでした。
とりあえず、当座預金勘定の貸方が4,880,000になるのだけはわかったんですが、備品は5,000,000なのか、それとも4,880,000なのか迷いました。
もし備品が5,000,000だとしたら、割戻額120,000円の勘定科目が何に該当するのかわからず、一旦飛ばしました。
残り時間で、勘定科目一覧を見たところ、貸方120000円に当てはまりそうな勘定科目がなかったので、(備品)4,880,000/(当座預金)4,880,000と書いたら正解でした。ラッキー♪
5:受託販売
実は最近まで受託販売の処理のやり方がよくわかっていませんでした(苦笑)
でも絶対にこの手の問題は第1問目で出てくるので、苦手とも言ってられず、前々日くらいにテキストをもう一度読み直し、1から順番に仕訳の流れを理解しました。(それでもまだピンとこないんだけど)ところで、解答速報では
(売掛金)960,000/(受託販売)816,000
/(受取手数料)144,000
となっているけど、
(売掛金)960,000/(受託販売)960,000
(受託販売)144,000/(受取手数料)144,000
じゃダメなんですかね?
第2問目(商業簿記):残高試算表の作成
パタ解きシリーズでよく出ていたパターンの問題。
回答を書きうつしておらず、計算用紙に残っていた仕訳メモを確認した限り、計算ミスはしていないと思う。っていうか珍しく貸借の合計額が一発で合いました。
第3問目(商業簿記):本支店会計・財務諸表
これもパタ解きでよくみかけた問題。
珍しく貸借の合計額が1発で合いました。
あいにく自分の答えをメモするのを忘れたので、自己採点ができませんが、計算用紙の仕訳メモを見る限りだと、設問の未達事項・修正仕訳は正しく出来たんじゃないかと思います。
第4問目(工業簿記)
仕訳と製造間接費差異分析が出題されました。
順番に問題を解いていたら、(4)の間接工労務費消費高の計算を見落として、(5)の製造間接費配賦の答えを(4)に書いてしまったことに気付いた!あー危ない危ない…何やってんだよ自分…
あと、予算差異と操業度差異分析で、操業度差異はすぐに答えが出たんだけど、予算差異の計算式を度忘れした…。
予定配賦額から実績額を引くのか、それとも実績額から予定配賦額を引くのか、どっちだったけ?と考えてしまった。結局、最後に54,500(貸方)と答えたのが正解だったみたいで、ホッとしました(´▽`) ホッ
第5問目(工業簿記)
単純総合原価計算が出題されました……が!見たことのないタイプの問題でした。(一瞬、工程別原価計算の問題かと思いました。)
素材Mを工程始点で投入→合格品のみを包装材Tを用いて5個単位で箱詰め梱包
計算自体は単純総合原価計算なんだけど、包装材Tをどう扱ったらいいのか迷いました。
っていうか、最初問題文を読んだとき、「完成品1個当たりの単位原価」と「1箱あたりの単位原価」の意味がよくわかりませんでした。
完成品1個当たりというのは、多分3,200,000円(素材M840,000円+包装材T186,400円+加工費2,173,000円)を完成品数量800個で割った4000円/個はすぐに答えが出たんだけど、「1箱あたりの単位原価」は、包装材そのものの原価を聞いているのか、それとも合格品を5個単位で箱詰め梱包したものを指しているのか考えてしまった…。
日本語の読解力の問題みたいです。
本番でピッタリ計算があった!
今回の試験は、運よく?第2問の残高試算表作成、第3問の本支店会計財務諸表(B/S、P/L)作成で、左右の貸借金額が一発で合ったおかげで、なんとか全問解くことができました。
それでも全問解き終わったときは、残り時間は5分も残っていませんでしたが。
さすがに史上第2位低合格率の前回と比べると簡単だったと思うけど(アレと比べてはいけないのか?)、ところどころ仕訳や計算過程で迷うところがいくつかありました。
自己採点自体が完璧ではないので、本当に合格しているかどうかはフタを開けてみないとわかりませんが、明治大学和泉キャンパス不合格ジンクス(自分限定)はここで終わるといいなと思います。
ただやっぱり11月の行政書士試験は早稲田大学か他の大学で受験しようかな…だって試験終了後の明大校門前の歩道橋(甲州街道をまたぐ歩道橋)が激混みするんだもん(苦笑)
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コメント
初めまして。
私も今日日商2級受けました(´^ω^`)
ちなみに私は商業高校生2年です。
2回目の受験ですが、答えを見た限りたぶん落ちました( ;∀;)
前よりは勉強してきたので悲しいです。
今回は簡単と聞いていましたが、自分的にはスラスラ解けた感が全くありませんでした;
次こそは受かりたいです。゚(PД`q。)゚。
いきなりすみませんでしたm(o´・ω・`o)mペコリン
>sawakoさん
はじめまして。
カキコありがとうございます。
sawakoさんは今高校2年生なんですね。
日商簿記2級に合格すると、大学の推薦入試や単位認定、就職活動といった場面で、とても有利になると思います。
今回は残念だったみたいですが(私も必ず受かっているとは言い切れないわけですが)、11月の次回試験では合格点がとれるといいですね。
応援しています。