【毛筆書写技能検定1級・準1級対策】筆を持たなくてもできる練習は意外とある

硬筆は自宅以外の場所、カフェや図書館でも練習はできるので、隙間時間での練習時間の蓄積がしやすいですが、毛筆は自宅か教室でないと練習がしづらいのが面倒くさかったです。

毛筆なので、もちろん筆をもって書く練習が大事なのは言うまでもないのですが、かといって家で練習をする時間を確保するのも、特に忙しい社会人にとっては中々難しい部分もあるでしょう。

ですので、隙間時間で、筆を持たなくてもできる練習時間も作った方がいいです。
筆がなくてもできる練習は、探してみれば意外とあるものです。

①楷書・行書・草書三体の書体字典検索

これは過去問をノートに書き写して、三体を書体字典を調べて書き写しました。

第1問の過去問だけではなく、第5問の漢字5字・漢詩14文字も同様に、書体字典で検索→ノートへの転機を行いました。

②楷書・行書・草書三体のペンで骨書き

硬筆と同様に、三体はペンでインプットを行いました。

結局のところ、鉛筆やペンで書けないものは筆でも書きようがないからです。

最初はインプット中心、ある程度書き慣れたら、テスト形式でアウトプットをするようにして、書けないものや書きづらい漢字をピックアップして練習するようにしました。

③自由作品のレイアウトを考える(1級)

1級第5問の自由作品について、どこで墨をつける?どの字を小さく/大きくする?どこを掠れさせる?どの字を行書にしてどの字を草書にするか…といったことを何パターンかシミュレーションしました。

(管理人は漢詩14字を選択していましたが、何を選択するかによってもやることは微妙に違うと思います。仮名だったらかな表現辞典を使って連綿や変体仮名をどう置き換えるかを考える必要あるでしょうし。)

必ずしも過去問と同じ詩文がまた出題されるとは限らないですが、漢詩に関していえば、漢詩でよく使われる漢字のパターンは決まっています。

なので、過去問を10〜20パターン練習すれば、たとえ初見の詩文であっても、この字がでたらこう書こう、ということは、ある程度決め打ちが出来るようになるかなと思います。

④臨書課題の画像や過去問を眺める
私の場合は、2019年の手引き(楽天kobo版)に載っている、古典のページのスクリーンショットをとり、通勤時間とかでその画像を保存したアルバムを眺めていました。(アルバムとして別途保存していた)また、手持ちの過去問もpdfファイルで保存していたので、それをスマホで見ていました。

また、スマホに楽天KOBOのアプリを入れているので、2019年版手引きに載っている旧字体や書写体一覧、注意点、合格者の答案例などもチェックしていました。

⑤練習で書いた作品の画像を眺める
練習で書いた作品をスマホで撮影し、それを眺めながら「ここはもうちょっと縦線を太くしたほうがいいかな」「もう少し余白があるほうがスッキリするかな」など、改善点を探すようにしていました。
書いた直後はよく書けた!と思っても、写真で客観的に眺めてみると意外と細かい粗が見えてくるからです。

⑥理論問題の勉強

毛筆1級の試験時間は150分なのですが、理論は10分で完答できるくらいまでやり込みました(その割には旧字体を1問落としたけどなwww)

こんな感じで、筆を持ってない時間でも、どうしたら試験で合格点が取れるのか、合格点をとれるだけの答案が書けるかを考えていました。

もちろん、筆を持って練習する時間を確保するのが大事なのは言うまでもないですが、筆を持たずに「見る」「考える」「振り返る」時間も必要だと思います。だって毛筆書写1級・準1級は、手本通りに書ければ受かるんでしょっていう単純な試験ではないからです。

<★毛筆書写技能検定1級対策>
る。
<準備・工夫>
毛筆書写技能検定1級 使用したテキスト・字典・過去問・道具類まとめ
毛筆書写技能検定1級に一発で合格するために行った事前準備と工夫
毛筆書写技能検定1級対策(準備編)~過去問を出来るだけ多くかき集める(主に国会図書館で)
【毛筆書写技能検定1級・準1級対策】筆を持たなくてもできる練習は意外とある
毛筆書写技能検定1級に一発で合格するコツ①~理論は10分以内に完答できるレベルまでやり込む
毛筆書写技能検定1級に一発で合格するコツ②~「賞状」を1枚25分以内で書けるようにする
【硬筆・毛筆書写検定】苦手な科目でも評価4をもらうコツ
<各問題ごとの対策>
毛筆書写技能検定1級 第1問(楷行草三体)対策~第5問Bも参考にする。草書体のインプットはペン書きで練習する。中筆を何本か試してみる。
毛筆書写技能検定1級第2問(漢字かな交じり文)行書に調和した平仮名の練習を重点的に行おう
毛筆書写技能検定1級第3問・漢字の臨書対策~形臨に重点を置いて練習する。
毛筆書写技能検定1級第3問 楷行草三体よりも臨書の練習に力を入れていた理由
毛筆書写技能検定1級 第4問かな臨書対策~高野切第一種・第三種、関戸本古今集の3冊を重点的に練習する
毛筆書写技能検定1級・第5問条幅対策(漢字14字)~五体字類で集字する、「変化」を意識する
毛筆書写技能検定1級・第6問賞状対策 レイアウトの組み方に慣れる・字はある程度大きく太く書くと重厚感が表現できる
毛筆書写技能検定1級:賞状の失敗例と合格点が取れる答案の比較
毛筆書写技能検定1級第8問A・草書読み問題対策~書譜・十七帖・真草千字文の臨書をする、硬筆準1級の過去問を参考にする。
毛筆書写技能検定1級・第9問A書道用語対策~「手引き」の書道用語は一通り押さえておく、単語カードは敢えて手書きで作る。
毛筆書写技能検定1級第9問B(書道史):時系列で覚える・作者ごとに覚える、漢字で作者名を書く練習をする
硬筆書写技能検定1級:第10問B(歴史的仮名遣い)対策〜中学生・高校生用の古文の参考書を読む、過去問で誤りパターンを覚える

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