私が資格試験を受けるにあたって自分に言い聞かせていることは、「模試はしょせん模試にすぎない。試験本番で合格点がとれればいい。」です。
もちろん、言い聞かせるだけじゃなくて、どうして間違えたのか、次に類似の問題を解くときはどうやって解けばいいのか、そこをちゃんと克服できなければ意味はないんだけど、合否判定と偏差値に一喜一憂しすぎないことが大事だと思っています。
模試は占いじゃありません。
模試が悪かったからといって、そこで不合格確定ってわけでもないし、模試の結果が良かったからといって合格が保証されているわけではないのです。これほんと重要!
模試の結果が悪かったのなら、これからどうやって巻き返すのかという戦略も大事ですけど、模試の結果が良かった時こそ、そこで油断しないことはもっと大事です。
これは私の苦い記憶。
高校入試の時、3学期以降の塾での模擬試験は常に合格可能性90%をキープしていたので、これなら確実に受かるだろう、大丈夫だ、と思っていたんです。
でも、蓋を開けてみたら…本番の試験は落ちてしまった!
北海道の公立高校の入試は当日点と内申点の両方で決まるのですが、私は内申点が良くなかったので、当日点をきちんと取らないとダメだったのに、当日点が数点足りなくて落ちてしまったのです。
当時は、内申点がギリギリだったのが良くなかったかな…もうちょっと内申点に余裕があれば受かっていたんだろうな、とは思いました。
(実際、私より当日点が低い人でも受かってる人は少なからず居たのは事実。)
でも、内申点の低さを抜きにしても、塾の模擬試験でできなかった問題の復習をちゃんとやっていたか?というと、ただ受けっぱなしになっていて、合格判定に満足して油断していた部分もあったかもしれない…と思うのです。
模擬試験は自分の弱点を発見し、克服するために受けるのです。
弱点の克服まで手が回らない、ただ受けっぱなしで放置してしまうくらいなら、むしろ受けなくてもいいくらいです。
模試も過去問も中途半端になるくらいなら、せめて過去問題集だけでもちゃんと勉強したほうが、当日点が取れると思います。
模試がどんなにひどい点数であっても、本番で合格点が取れれば合格できます。
逆に模試がどんなによくても、当日点が取れなければ落ちます。
結局は最後まで1点でも多く取れるように勉強してきた人が試験に合格するのです。
コメント
社労士受験生の時、各学校の模試を受けましたが、一度も合格基準点をクリアすることができませんでした!!(笑)
過去問でそこそこ点数が取れてましたが、かなり凹みました。
通学講座を受講していたので、講師に相談したら、過去問だけやっとけ!!と言われ今に至っております。
会場の雰囲気や場慣れ、時間配分等には模試はおすすめですが、模試でペースを乱すこともありますからね。
小泉洋さん
私も社労士の模試は、3年目の7月(つまり本試験の1か月前)でようやく合格点が取れるようになりました。
1年目は3回受けたけどいずれも全然点数が取れなかった!
資格試験での模擬試験は、過去問をやってもなお知識の穴がないかどうかを確認するとか、本試験での時間配分のため、と目的をハッキリさせたほうがいいでしょうね。