里帰り受験〜危険物取扱者甲種本試験!

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札幌創成高校にて、危険物取扱者甲種試験を受験してまいりました。

改札を出てビックリ!

朝は9時半集合です。
地下鉄北34条駅で降りて、改札へ上がったところには、道案内の看板を持ったオジサンが立っていました。
どうやらこの日は、危険物取扱者以外にも、消防設備士の試験も行われていたようです。

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で…改札口を出て、地上に出たところにまた道案内のオジサンが!

看板を持ったオジサンをじーっと見ていた私に、「受験生かい?ここまっすぐいって2つ目の信号を曲がったところが会場だから。そこの信号のとこにも案内の人がいるからね」と親切に教えてくれました。

会場の札幌創成高校は、高校生の頃に英検の受験で2回ほど行ったことがあったので(というか行ったことがなくても、地図が碁盤状になっているから住所さえわかれば何とかなるのだが…)なんとなく覚えてはいたんですけど
…でもなんて親切なおじさんなんだろう!東京じゃ考えられん(苦笑)

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せっかくスリッパを持っていったのに

ところで受験票には「スリッパ持参」と書いてあったので、実家の母にスリッパを準備してもらったんですけど…、なんか係員の人が来賓用スリッパを並べて準備してくれていました。

だったらスリッパを持っていく必要ないじゃーん!!

母にその話をしたら、「なんでアンタ家のスリッパ履いちゃったの!後で洗うの面倒なんだから、学校で用意してくれたスリッパ履いてくればよかったっしょ!」って言われる始末orz

これは余談ですが、朝家を出るときに、母から「試験は朝何時からなの?試験会場まではどうやっていくの?車で送っていこうか?」と言ってくれたんですよ。

私「274号線が混んでいるかもしれないし地下鉄の駅まででいいよ。ていうか札幌創成高校の場所知ってるの?」
母「知らない。だって行ったことないもん
私「じゃー地下鉄まででいいわ。」
母「遠慮しなくていいのに。ナビがあるから大丈夫でしょ~」って…おい!
前日に「このカーナビ使えないわねッ!」と毒づいていたのはどこのどいつだよ(爆)

若い男性が結構多い!

試験教室は、危険物受験生は4階、消防設備士は3階でした。
私がいた試験教室(危険物甲種午前組)は、欠席者も少なくなかったですね(勿体ない)。
あと女性は私を入れて2人しかいなかった…もっとも、1教室の受験生数自体が35人なので、他の乙種試験の時と割合的にはあまり変わらないのかもしれません。

ただ、年齢層は乙種試験に比べると、学生っぽい人や20代~30代くらいの人が多かったというか、平均年齢は乙種よりも低いと感じました。

午前に行われる試験の開始時間は朝10時です。
試験時間2時間半のところ1時間弱で途中退室。(開始35分で退室が可能です)
出来は、法令と性質・消火は6割とれていると思うけど、物理化学はギリギリというか微妙…orz

どんな問題がでた?

出題内容(覚えている範囲ですが)は、

法令→屋外貯蔵所で貯蔵できない物質(硫化りん)、指定数量の計算(足すと1以上になる物質)、保安距離、定期点検が必要な製造所等、市町村長が製造所等の使用停止を命ずることができない場合、消防設備の種類、危険物施設保安員、不活性ガスを注入する物質(アセトアルデヒド)など。

物理化学→熱の種類、分解燃焼、析出、最小発火エネルギー、モル質量の計算問題、水と反応する物質、イオン化エネルギー、反応速度など

性質・消火→塩素酸塩類、過マンガン酸カリウム、二酸化鉛、1類の消火に有効ではない消火剤、固形アルコール、黄りん&赤りん、液体の危険物の組み合わせを選ぶ問題(ニトログリセリン&硝酸エチル…だったかな?)、アクリル酸、エチレングリコール、過酢酸、過塩素酸、五フッ化水素など。

文系にとっては物理化学が鬼門

法令と性質・消火については、問題集2冊をやれば十分合格点はとれそうな感じですが、物理化学は一応問題集2冊(わかりやすい!甲種危険物取扱者試験甲種危険物取扱者模擬テスト―本試験形式! )をやっていったものの、やっぱり問題集には載っていない論点についてもいくつか問われていましたね。

理系の人には難しくないでしょうが、長らく化学や物理から遠ざかっている文系の人には結構キツイかもしれません。
物理化学(特に化学!)に関してはもう少し問題演習のバリエーションを増やしてもよかったかな。

ただ甲種危険物取扱者模擬テスト―本試験形式! からも同じ問題が3~4問出ていました。その箇所については間違いなく合っているだろうけど、6問とれてるかどうかと言われると少し微妙な感じです。

性質・消火については、問題文そのものは乙種の各類と同じレベルですが、20問で6類分出題されるので的が絞りづらかったです。それでも6類分全部を一度学んでおいたので、ここはあまり苦労しないで済んだのはラッキーでした。

試験結果は、9月7日発表です。
とりあえず問題用紙を持ち帰れないため自己採点もできないので、結果が来るまでは合格とも不合格とも言い難いのはちょっとじれったいです。

コメント

  1. おとよん より:

    今日千葉県庁に行ってきました。182名が一般で合格になってましたね。(毒物劇物)自分もなんとか合格でした。多分miwaさんも大丈夫でしょう~♪

  2. miwa より:

    >おとよんさん
    私も今日千葉県庁に行って、合格証書もらってきましたよ。点数も教えてもらいました。(法令75、化学80、性質80、実地90の合計325点です)
    おとよんさんも合格おめでとうございます。
    次の危険物と冷凍機械?頑張ってください♪

  3. 意思マン より:

    miwa様、ご無沙汰です。
    どうも、意思マンです。
    毒物・劇物合格おめでとうございます。
    県によって、難易度がちがうんですね。
    実施の時期もちがうようですね。
    私も、来年でも受験を考えています。
    今年は公害防止管理者水質4種申し込みました
    のでがんばります。
    簿記能力検定の1級もあるし、危険物甲種も
    受けたいし、・・・。
    危険物甲種合格お祈りしています。
    やはり物理・化学ですか。
    がんばりましょう、では又・・・。

  4. miwa より:

    >意思マンさん
    ありがとうございます。
    毒物劇物は県で難易度が全然違いますね~。
    関東だったら埼玉が一番簡単ぽい感じ(だけど実地の問題数が少なすぎて、ケアレスミスが命取りになるとも言えるかも)ですよ。
    それでも個人的には、危険物乙種4類~甲種の間くらいの難易度だと思います。法令と化学は難しくないですが、毒物・劇物の種類が危険物乙1~6よりもずっと多いので覚えるのが大変。
    でも危険物と違って、各科目の足きりは4割程度ですから、法令と化学で点を稼いで、性質と実地は最低限とれるところだけ取るという戦法もありですよ。
    危険物も全体得点7割以上にしてもいいから、足きりラインを4割くらいにしてくれるといいんですけどね(苦笑)

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