2012納涼資格祭り 第2弾 甲種火薬類取扱保安責任者試験!

<本ページにはプロモーションが含まれています>

DSC_0673

今日は、読売理工医療福祉専門学校(三田)で、甲種火薬類取扱保安責任者試験を受験してきました。
ちょっと家を早く出て、どこかでカフェ勉をしようかと思ったら、田町周辺のドトールは日曜日は休業しているんですね…orz 改札中のベッカーズに入っときゃよかったよ。

DSC_0674

しょうがないんで、専門学校前にあったローソンでドリンクだけ買ってさっさと試験会場に入ることにしました。

紅一点かもと思ったら…

教室の案内(ちょっと見づらいですけど)↓

DSC_0675

甲種取扱(免除なし)が208人、甲種火薬学免除が15人、乙種取扱が70人です。

えーと、丙種製造の受験生はたったの8人ですか?
確か東京都の試験会場はここ1か所なので、東京でも8人しか受験生がいないってことかい!そりゃ東京の火薬類協会で丙種の受験準備講習会が取りやめになるのもわかるわw

試験の性質上、また二級ボイラー技士と同じような雰囲気(*150人の試験室内で紅一点)かなぁと思ったら、自分以外にも6~7人ほど女性の受験生がいて少しホッとしました。あと若い方もそれなりに多かったように思います。

ボールペンを忘れずに!

試験開始20分前くらいから、解答用紙・問題用紙の配布やら注意事項の説明があるんですが、同時に試験結果通知用封筒が配られ、自分の名前と住所を書くよう指示をされます。

私はいつもペンケースに3色ボールペンを入れてあるので問題がなかったのですが(全経簿記などでも返信用の書類作成でボールペンを使うので)、中には「鉛筆だと字が消えるじゃないか!」と試験監督に食ってかかっていた人がいました…。
なので受験票には書いてないけど、ボールペンや黒ペンを一本持っていきましょうw

六肢択一というか、四肢択二というべきか

甲種取扱の試験は13:00~15:00までの2時間で、試験開始30分後から途中退室が可能です。
試験は法令が20問、一般火薬学が20問(どちらも6割以上の得点で合格)です。 出題形式は、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)4肢のうちから正解2肢の組み合わせを選ぶ6択問題と、4肢択一の問題です(法令の目的条文と計算問題以外は全て6択問題です。)
問題を解いた感じでは、過去問題と比べても極端に難しいということはなく、何問かを除いては割とサクサクッと解けました。
昨日夜まで一般火薬学がイマイチ自信がなく、ほぼ一夜漬けで知識を詰め込みました。フタをあけてみれば本試験では法令のほうが解答に迷った問題が多かったですね。

とりあえず開始30分で全問をサラッと解き、迷った数問を検討し、見直しをして50分くらいで退室しました。

嗚呼、保安物件の種類を勘違い!

解答速報は明日か明後日に全国火薬類保安協会のHPで発表されるようなので得点の詳細はわかりませんが、試験終了直後の感触と今一つ回答に自信がなかったところだけテキストで確認してみたところ、多分両方とも合格点はクリアできたと思います。

合格発表は10/19(金)です。

ただ、保安物件の種別(第一種~第四種)を勘違いして覚えていました…ヾ( ´ε` )ゞヤッチマッタ

発電所は第三種か!
どういうわけだか、電気関係は第四種だと思い込んでいたんですねw
(第四種保安物件は、国道・都道府県道・高圧電線・火薬類取扱所・火気の取扱所です。)
ていうか変電所も第三種保安物件か~~~!

…ハイ、問13の保安距離の問題も間違えてました \(^o^)/
せっかく、土堤を設けない地上式二級火薬庫は保安距離を2倍にする、ってことを覚えていたのに…そもそもの物件種類を間違えたら意味ねーじゃん!!

乙種と甲種の難易度差は?

危険物取扱者や消防設備士を持っている人にとっては、「甲種は乙種に比べて難しい」といったイメージがあるかもしれませんが、火薬類取扱保安責任者に関して言えば、甲乙の難易度差は危険物ほど大きくはないです。

法令も一般火薬学も、問1~問10までは甲乙共通問題で、問11~問20は種別ごとの問題です。
完全対策や過去問題集には乙種の問題も載っているので、甲種と乙種を比べてみると…

・例えば、爆薬換算と保安距離の問題では、乙種は「火薬(2t)・コンクリート破砕器(10万個)・導爆線(50km)・制御発破用コード(10km)」の4種類しか出てこないのですが、甲種では「火薬・コンクリート破砕器・導爆線・制御発破用コード」
にプラスして
「工業雷管・電気雷管(100万個)・道火管付雷管(25万個)・実包・空包(200万個)」が出題されます。

火薬庫に同時貯蔵できる火薬類の組み合わせ問題も、乙種はただの知識問題なのに対して、甲種は爆薬換算量とセットで覚えないと解けない問題だったりします。

・一般火薬学の計算問題では、乙種は「1自由面発破(ハウザーの式)」「電圧計算(直列結線)」しか出題されないのに対し、
甲種の出題実績は「酸素バランス」「ガス比容と火薬の力」「ベンチ発破の装薬量計算」「砂上殉爆度」「猛度」「電圧計算(直並列結線)」の数パターンあります。
(*ここ数年の傾向を見ると、計算問題はガス比容・ベンチ発破・電圧計算がメインで、酸素バランス・砂上殉爆度・猛度の計算は文章題の一部として出題されているようです)

これ以外にも、主に乙種で出題される論点と、甲種のみで出題される論点もいくつかありますが、選択肢の難易度レベルや知識の暗記にかける労力はどちらも大して変わりはないと思います。 要は甲乙の難易度差は計算問題の難易度とパターンの多少だけってことです。

実際のところ合格率も甲乙でそれほど大きな差があるわけではないし、受験料も他の資格に比べて高め(17,000円!)なので、甲種と乙種のどちらを受けようか迷っている人は、乙種からステップアップするよりもいきなり甲種を受験されることをオススメします

コメント

  1. 渦中 より:

    こんばんは、いつも拝見させていただいております。
    今年は火薬類を受けにいきたいと思っていますので、参考にさせて頂きますね。

    ところで、よくブログ中に紅一点という話がありますが、今日受験した三級金融窓口サービス技能士(テラー業務)は、50人弱の受験者のうち男は私だけで、黒一点でした。なんというか、すごくアウェーな気分になりますね…

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >渦中さん

      火薬類を受験されるんですね。それは是非がんばってください。
      技術系の資格を受けていたら、紅一点なのは珍しくないので…。
      女性の私からすると、紅一点よりも黒一点の方がなんとなくアウェー感倍増っぽい感じがします(汗)

  2. yasu より:

    こんばんは。

    今年度の火薬類試験(丙種製造、甲種及び乙種取扱)の受験願書受付が今月29日(火)から始まります。
    試験日は12月20日(日)です。
    甲種及び乙種製造はすでに受付終了しています。

    今年はコロナ禍で1月に有機溶剤作業主任者技能講習を修了したのみ、電験2種の一次試験やエネルギー管理士(電気)は何か難しいし、勉強不足で来年以降なので、何かないかな~とネットを見ていたところ、全国火薬類保安協会のホームページにブチ当たり、そういえばmiwaさんも取ってたな~ということで、来ました。

    今日は休みを取ったので、16時50分頃(ちょっと遅くなったけど)受験願書入手のため、地元の火薬類保安協会に行って来ました。

    ところが・・・電気消えてる、誰もいそうにない、この時間で?
    ということで、今度は電話してから行こうと思います。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      火薬類はようやく願書受付開始ですか。
      例年は9月第1日曜日が試験日だから、すごく不思議な感じがしますね。
      甲種取扱と丙種製造は、危険物甲種とか持っていればそれほど難しくはないと思います。
      乙1と乙5の知識が使えます。
      火薬類保安協会も、もしかしたらテレワーク中なのかもしれませんよ(笑)

  3. yasu より:

    miwaさん

    なるほどテレワークかぁ~。考えが及びませんでした。
    協会の電話は当番者に転送される、とかネ。

    そういうわけで今日、電話してみました。
    9時~16時ですって。なんか短かい。
    「受験願書は郵送しますよ」と言ってくれましたが、平日行ける予定になっていますので、その旨を話しました。
    15日に行ってきます。

    そして、どの種別を受けるのか?というのはまだ決めてません。、

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      受けるとしたら、丙種製造か、甲種取扱のどちらかですよ…ね??
      初めて受験されるなら、甲種取扱の方がやり易いかなぁと思います。

  4. yasu より:

    miwaさん

    こんばんは。

    今日、受験願書を入手しました。
    火薬類は初めての受験なので、甲種または乙種取扱にしようと思います。
    調べてみると、火薬類取扱保安責任者は発破技士と同じ業務ができるらしい??、そして丙種製造の5課目に対して甲種・乙種取扱は2課目なので取組み易そう、というのが理由です。

    甲種・乙種製造は6課目で3課目づつ2日間で記述式、課(科)目合格なしというのは、1981年までの電験3種と同じですね。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      受験料が結構高いので、個人的には甲種取扱の方がお勧めですね。
      乙種よりは難しいですけど、香川本を使って勉強すれば落ちないです。
      丙種製造は来年チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
      5科目あるけど直近の過去問3年分と似たような問題しか出ないので、そんなに難しくないですよ。

  5. yasu より:

    miwaさん

    こんばんは。
    先週、香川県砕石事業共同組合に完全対策と問題集を注文し、金曜日に請求書が届きました。すると、請求書には完全対策しか記載されていません。
    今日、電話で問い合わせてみました。

    問題集は先々週に売り切れたそうです。
    電話対応してくれた人が、完全対策にも3年分の問題と解説が載っているので、それで勉強すれば十分と言ってました。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      あらららら!問題集は売り切れでしたか。それは残念。
      でも、完全対策に3年分の過去問と解説が載ってるなら、確かにそれだけでも大丈夫だと思いますよ。
      5年分やれた方が確実ではありますけど、3年分でも足りないってことはないかと。

  6. yasu より:

    miwaさん

    こんばんは。

    今日、香川本の完全対策が届きました。
    火薬類は初めてなので、焦らずやっていきます。

    受験願書は、30日に郵送しました。

    甲種を受ける予定でしたが、今回は出足が遅かったためか問題集を入手できず、最初から予定通りに行きませんしたので、急がずに乙種を受けることにしました。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      今回は乙種を受けるんですね。
      乙種は計算問題のパターンが少なく、毎回ほぼ確実にその計算問題が出るはずなので、対策はしやすいかと思います。

  7. yasu より:

    miwaさん

    おはようございます。

    火薬類の試験は、例年は9月の第一日曜日なのですね。
    今年は(たぶんコロナ禍で)12月なので来年まで待たずに受験でき、その点はよかったと思います。

    香川県砕石事業共同組合から演習問題もメールで送ってもらいましたので、完全対策と併せて試験に備えたいと思います。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      そうなんですよね。たまに国内旅行業務試験と被る時があります。
      香川県は演習問題もメールで送ってくれたのですか!なんて親切なんだ〜〜。

  8. yasu より:

    miwaさん

    こんばんは。

    乙種火薬類取扱保安責任者の試験を受けて来ました。

    ちょっと試験のスケジュールを詰めすぎましたか?
    法令は一応何とか理解できる、というところまできたのですが、火薬学はサッパリです。
    まぁ、今回は望み薄ですね。
    計算問題では、ベンチ発破と発破回路の電圧はともかく、ANFOの酸素バランスが出題されるとは思いませんでしたよ。

    受験者数は乙種取扱21名、丙種製造1名でした。甲種取扱は(集合時間ギリギリに行ったので)確認できませんでした。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      乙種火薬類の試験お疲れ様です。そう言えば今年は12月に延期されたんですよね。
      乙種はともかく丙種製造は1人…。まぁ大体そんなもんですよね…。全国でも100人程度しかいないので。
      もし乙種がだめなら、来年は甲種を受験してはいかがですか?

      • yasu より:

        miwaさん

        おはようございます。

        昨日受験した、乙種火薬類取扱保安責任者の自己採点をしてみました。
        法令 16/20
        一般火薬学 12/20

        ギリギリ合格見込みです。(合格ラインは60パーセントですよね?)

        一般火薬学がサッパリ理解できず、「来年はないでしょ?」と思っていたのですが、一応は良かったです。
        来年は甲種取扱を受験しようと思います。

      • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

        yasuさん
        そうですね、確か法令と火薬学がそれぞれ6割以上で合格だったはずなので大丈夫だと思いますよ。
        おめでとうございます。

  9. yasu より:

    miwaさん

    こんばんは。

    ありがとうございます。

    一般火薬学は問15まで7問の正解しか得られず、もうダメだと思ったのですが、問16からは奇跡的に全部正解で合格点にのせることができました。

    この結果では、甲種取扱はイチから勉強し直しですね。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      甲種取扱は香川本で対策できるのでバッチリですね!

      • yasu より:

        miwaさん

        そうなんです。
        香川本の完全対策は、今年度のものを使います。
        それに問題集をプラスします。

  10. yasu より:

    miwaさん

    こんばんは。
    今日、乙種火薬類取扱保安責任者の合格通知書が届きました。
    私が住んでる地域での合格者は、甲種取扱17名、乙種取扱11名、丙種製造は残念ながらゼロでした。
    丙種製造、受験者は1名いたのですが、不合格だったようです。
    う~ん、残念。
    今年は、ここにオレの受験番号を載せてやるぜ!!
    何となくそのような気分になってしまい、今年は甲種取扱を目標にする予定でしたが、一転、丙種製造を受けようと思います。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      乙種火薬合格おめでとうございます。
      丙種の1名の方は不合格だったのですね…それは残念。
      丙種は香川本はありませんが、全火協で購入できる過去問題集(3年分)をやれば合格点は取れると思います。

      公益社団法人 全国火薬類保安協会 | 書籍


      一般知識は高卒以上なら免除できるので、卒業証明書の取得はお早目に。

      • yasu より:

        miwaさん

        おはようございます
        丙種製造の問題集は全火協以外には見当たらないですね

        高校の卒業証明書か~。私は工業工業の電気科卒業なので、2012年に第二種電気工事士の学科免除のために証明書を取りに行った時以来ですね(ちなみに電験3種の認定校でもありました)

        今年はたぶん、例年の9月に試験があると思いますので、早めに取りに行きたいと思います

        先のコメントで、「オレの受験番号」と書いたのですが、最初、「オレ様の」って書こうとしたんです
        でも、オレ様って何様だよ?みたいになっちゃうとイヤなので・・・
        普段でもオレという言葉は、ほとんど使わないのに・・・

  11. yasu より:

    miwaさん

    おはようございます
    甲種火薬類取扱保安責任者の受験願書は先月30日にギリギリで郵送しました
    絶対合格したいので、今から少しずつ香川本(乙種取扱の時に使ったもの)読んでます
    問題集は香川本の巻末にも付いてますし、昨年と一昨年の問題は協会からダウンロードしたものを使いたいと思います

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      甲種火薬類は、香川本を勉強すれば大丈夫ですよ。
      昨年は乙種にも合格されているんですし。
      頑張ってください。

  12. yasu より:

    こんばんは。

    甲種取扱受けてきました
    受験者数は甲種取扱56名、乙種取扱36名、丙種製造ゼロでした
    解答発表はいつでしたか?
    そんなこと説明にあったかな?
    発表があったら自己採点してみます

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん。
      丙種製造はゼロでしたか…全国でも100人くらいしか受ける人がいないので、地域によっては受験者がいないのは割と珍しくないですよね。
      回答発表は、全火協のサイトのFAQに
      「Q10:試験問題の解答は公表されるのですか。
      A:試験の翌日、当協会のホームページに掲載します。 電話等でのお問い合わせにはお答えできませんのでご了承下さい。」
      とありました。
      http://www.zenkakyo-ex.or.jp/faq.html#governor

      • yasu より:

        おはようございます。

        miwaさん、情報ありがとうございます
        昨日解答発表がありましたので、自己採点してみました
        法令14/20、一般火薬学13/20です
        おかげさまで合格見込みです
        丙種製造がゼロなのは珍しくはないのですね?
        私の住むところでは一昨年1名、昨年2名ということからも、地区によってはゼロというのは珍しくはないかもですね

      • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

        yasuさん
        無事、合格見込みですね!おめでとうございます。

        各都道府県に試験会場があるのに、受験者数が100人とかそのレベルですからね…>丙種

  13. yasu より:

    おはようございます
    甲種取扱の合格通知が届いてからおおよそ1ヶ月、まだ免状申請してないんですよね
    最近は時間もとれるようになってきたので、明日申請書を郵送しようと思います

    最近は問題のネタが切れたのか?
    乙種取扱にも酸素バランスやベンチ発破の問題が出題されていますね
    その代わりハウザーの式は出なくなりましたね

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      yasuさん
      甲種取扱、合格おめでとうございます!
      年が明けると、二電工やガス系の免許申請が始まるはずなので、火薬は今のうちに申請しちゃった方が良いでしょうね。
      乙種は甲種よりも試験範囲が限られているというか、甲種よりも問題がワンパターンな感じだったと記憶しています。
      流石にワンパターンすぎたので少し変化をつけてるんでしょうかね。

      • yasu より:

        >miwaさn

        こんにちは
        そうですね。乙種取扱は甲種取扱に比べ、計算問題は単純化されていますし、知識問題も単に覚えればいいい、という問題が出題されますね
        今週、試験問題が公表されました。
        乙種取扱は例年通り酸素バランス、ベンチ発破、直列発破回路の電圧が出題されていました
        甲種取扱も問11は火薬の力の計算問題がここ何年か連続して出題が続いています。

タイトルとURLをコピーしました