私は書道教室には通っていますが、所属してる書道会の大人部門には硬筆部門がないため、硬筆書写技能検定の対策は3級から1級まで、すべて独学でやってきました。(※移籍先の競書誌には一般向けのペン字部があるので2023年4月からは硬筆にも取り組んでいるが、硬筆書写技能検定1級受験当時は、書道教室では硬筆を一切やっていませんでした。)
もちろん、書道教室で習っていることが硬筆書写技能検定で活かせている部分はありますけど、検定対策自体は自分で過去問を分析したうえで、必要だと思った教材を揃えて練習を積んできました。
少なくとも、ただ単に書道教室に通ってるだけで、知らず知らずのうちに硬筆1級に合格できるだけの実力が身に付いちゃったってことは絶対にないです。
もちろん、全く教室に通っていない人に比べると有利な点はいくつかありましたが、あくまで通ってない人よりは多少有利というだけの話です。
そこで、独学でも硬筆準1級・1級に合格するには、どのように練習をすればよいのか、どんなところに気を付けたらよいのか、練習の過程で感じたことを書いてみたいと思います。
「硬筆2級に合格できたから、次は準1級・1級にチャレンジしてみたいけど、独学だとさすがに準1級・1級に合格するのは難しいかな…」と躊躇している人にとって、何かしら参考にしていただけたらと思います。
①まずは試験内容と合格基準点を知ること
日本書写技能検定協会のサイトには、問題例と合格基準点が載っています。
また、公式のテキスト類や過去問などにも、合格答案例が載っています。
それらを参考に、「どのような問題が出るのか」「何をどれだけ書けたら合格点がもらえるのか」の基準を知っておくことが大事です。
※書写技能検定協会のサイトにも、合格答案例が載っていますが、R5年現在、サイト上に掲載されている答案例は実際の合格基準とはかけ離れている(下の級ほど上手すぎて参考にならない)ので、公式テキストや過去問に添付されている答案例を参考にした方が良いと思います。
②過去問をかき集める
「合格のポイント」の古本購入と、国会図書館での複写請求で、準1級は平成18年~令和3年まで、1級は昭和53年(1977年)から令和3年(2021年)まで、約44年・100回分超(!)の問題をかき集めました。
準1級は平成18年から実施されている試験なので、15年分程度しか集められませんが、1級は昭和39年から試験が実施されているため、その気になれば昭和40年代の過去問も集められますが、手元にはすでに100回分の問題があるんだし、これ以上古い問題をかき集めるよりも一つでも多く練習した方が良いわって思ったので、昭和53年で打ち止めにしました…。
じゃあ何年分の過去問を集めたらいいのか?
練習用としては10年分くらいあれば十分だと思いますが、出題傾向の分析用+第2問の楷書・行書・草書対策用として考えると、20年~30年分は集めても損はしないと思っています。
古い過去問は何のために集めるのかというと、出題傾向の変化や流れを掴むためです。
例えば仮名の古筆の読み問題は、ここ2~3年では「粘葉本和漢朗詠集」か「高野切第一種」から多く出題されていますが、「関戸本古今集」や「伊予切」が連続して出題されている年もあります。(管理人が1級を受験したときは「伊予切」が出題されました)
更に10年~20年以上前にさかのぼると「法輪寺切」「元永本古今集」「近衛本和漢朗詠集」「元暦校本万葉集」から出題されたこともあります。
また、実技の掲示文課題でも、昭和の課題と平成初期・平成中期~後期、令和で、ちょっとずつ出題傾向が変わっていますし、縦書き・横書きの文章の量も、年代によって文量の多いor少ないの差があることがわかります。
仮に平成後期~令和の数年分しか過去問データがないと、「平成の後半に比べると、令和は問題文に変化球が加わっている。これからもっと難しくなるのかも?」と勘違いしてしまいそうですが、昭和~平成初期の過去問を知っていれば「平成中期~後期にかけてワンパターンになってるけど、令和に入ってからはバリエーションを増やしてるんだな」ということがわかるはずです。
③試験の出題傾向を分析する(優先順位を意識して練習する、やることorやらないことを決める)
10年~30年分の過去問データを集めてみると、第2問でよく出題される熟語や漢字の傾向があるのがわかります。
また、第5問の漢詩も、実は同じ漢詩がリバイバル出題されていたりします。
(※和歌と現代詩文の方はデータをまとめていないのでわかりません)
まずはよく出題される熟語・漢字の三体を覚えるなど、頻出度に応じて、優先順位をつけて練習することが大事です。
特に、準1級からは、草書体を自運で書かせる問題が出ます。
ただその草書体を新しく覚える時は、書体字典やペン字練習帳を参考に、常用漢字約2100字を、1ページ目から順番に覚えていくようなやり方は絶対にしてはダメです。
常用漢字全ての楷行草3体を覚えられるならそれに越したことはないですけど、それではあまりに効率が悪すぎるからです。
仮にアイウエオ順に三体を覚えたとしても、本試験で問題と対峙したときに適切にアウトプットできるとは限らない。
試験でよく出題される熟語や漢詩など、出題形式に沿った形で練習して覚えていく方が、試験本番でも記憶から引き出しやすくなると思います。
また1級ともなると、理論問題対策もそれなりに時間をかける必要があります。
とはいっても、理論問題は単純な知識問題が多いですから、それこそ過去問を10年~30年分を集めて、頻出論点を中心的に勉強すれば、確実に合格点が取れるようになります。
④書写能力診断テストを定期的に受験する
特に独学の人は、このテストは絶対に受験した方が良いと思います。
確かこの診断テストはR2年度から始まったと思うんですが、私が準1級・1級ともに一発で合格ができたのは、このテストがあったおかげといっても過言ではないと思っています。
私は準1級の時は1回(3月)、1級では2回受験しました(8月・11月)。
教室に通っていれば、先生から「ここはこう直したほうがいいよ」と添削してもらえますが、独学だと自分のダメな部分を指摘してくれる人がいません。
また、自分では気づかない、意外な減点ポイントを指摘してもらえます。「えっ!これがダメなんだ!」ということもあれば、逆に「そこはあまり気にしなくてもいいんだな」というポイントもある。
自分では「このくらい書けたら合格点をクリアできるでしょ」と思っていても、実は意外なところで減点されたりして、結果として合格点をクリアできてないこともよくあると思いますし、逆に「自分には手も足も出ない」と思っていたけど、実は案外悪くない得点だったりして、「あともう少し頑張れば合格に手が届きそう」という希望が持てたりすることもあります。
まず、この試験の採点方式が、評価5〜0の6段階で評価され、その評価に対して得点がつく方式になってること(これは毛筆2級の時に初めて知った)。
書道会の昇段試験では、各作品に対してA〜E評価がつけられ、A:85点・B:80点・C:75点・D:70点・E:65点と点数がつけられ、楷書・行書・草書の三体の合計点が225点以上で合格、といった形で合否判定されるのはよくあると思うんですが、普通のテストでの採点の感覚とはちょっと違うと思うんですね。
私の場合は、1級と準1級のテストで、第3問の縦書き(行書)の「空間・字間が広い」と指摘されました。(最初はそこまで広くなかったと思うけど、なんか途中から連綿線などでだんだん広くなって行ったのだと思われる)それ以降は、平仮名の字間を少し詰めて書くように修正しました。
というかこの診断テストについては、教室に通っていようがいまいが、本番の1~2か月前に一度受けておいて損はないと思います。
合格点を上回っていれば、その調子で練習を継続すればいいですし(本番でもそのテスト以上の出来栄えで書けるように練習する)、下回っているようならば、指摘事項を重点的に改善して、合格点に近づけるように練習する。
合格点に届かない原因が、字形そのものに問題があるのか、それとも空間や余白の取り方の問題なのか。
前者ならば、ペン字練習帳などを使って、基礎点画の練習時間を多く取る方が良いでしょうし、後者ならば、本試験の問題用紙と過去問を使った練習に重点を置くべきでしょう。
練習の方向性を間違わないためにも、診断テストは有効に活用するべきだと思います。
⑤自分の書いた作品をスマホで記録する
私はブログ・instagramのネタ用に写真で撮影しているというのはありますが、ブログやinstaをやっていない人でも、自分の書いた作品の記録は定期的にすると良いです。
スマホで写真で撮影した自分の作品を眺めると、「この縦のラインがちょっと曲がっているな」とか、「熟語の間の空間は、もう少し均等にした方がいいかな」「もうちょっと字は大き目(小さめ)にしたほうがよさそう」など、欠点を客観的に見ることができるようになるからです。
書き終えた直後は「よく書けた!」と思っても、後から冷静に見てみると、意外と細かい粗はあるものです。
⑥何でもかんでも買う必要はないが、多少(?)の投資はケチらない
筆記用具や書籍類には、ある程度お金をかけた方が良いです。
例えば、行書が出題される3級以上の受験生は「常用漢字書き方字典」「正しく美しい字が書ける楷・行・草筆順字典」など、楷書・行書・草書の字形を調べられる書体字典は、最低1冊持っておいた方が良いと思います。
また、準1級以上になると、古筆の仮名の読み方を答える問題が出ますので、「高野切第一種」「伊予切」「粘葉本和漢朗詠集」など、頻出の古筆の法帖を買った方が勉強はしやすいです。
ただ、これらの書籍や字典類は決して安くはないですので、何でもかんでもホイホイ買う必要はないです。出題範囲に指定されていても、ほとんど出題実績のないものまでは買う必要はありません(その辺りも、過去問を分析して、頻出度を把握しておく必要はあります)
ただ、最低限必要なものまでケチると、かえって勉強の効率が悪くなりますので、必要なものまでお金を惜しまないほうがいい、ということです。
また、書写技能検定協会では、試験本番の回答用紙と同じ紙質の練習用紙が購入できます。
これについても、1部と言わず、5~6部は購入しても損はしない。
(私は1級の練習用紙は確か10部買った記憶があります。ですが自作の練習用紙も結構多く使ったため、結局2部くらい余ってしまったけど…。)
草書体をインプットする段階だったら、コピー用紙や安いノートでも良いよいですが(私はpowerpointで試験本番サイズの罫線を引いた練習用紙を作り、それをpdf化してプリントアウトした用紙を使ってました)、本試験を想定して、字の大きさ・余白の取り方を意識した練習、練習用紙に合う筆記用具を試すことも必要だからです。
筆記用具にしても、第1問のボールペンは、ジェットストリームやアクロボールなど、使いやすそうなボールペンを試してみる。
第6問の掲示文用にマッキー・プロッキー・コピックを試すなどの試行錯誤の過程も必要だと思います。
(※私は、第1問はドクターグリップの0.7ミリ黒ボールペン、第2問~第5問はぺんてるエナージェルの0.7ミリ、第6問はコピックを使っていました)
いくつかの筆記用具は無駄になってしまうかもしれませんが、自分にとって使いやすい筆記用具を使うかどうかで、本番での出来栄えも変わってきます。
なので、自分に合う筆記用具を探すのも必要経費のうち、と割り切るようにしました。
なお、余った筆記用具は職場で使う用に持っていきました。
⑦他人の発信する情報は参考にしつつも鵜呑みにはしない(取捨選択をする)
一昔前までは、完全独学の人がこの試験に合格するのはとても難しかったと思うんです。
それは、1級合格に必要な技術レベルや、練習法(練習の方向性)がわかりづらかったからです。
マークシートタイプの試験であれば、正誤がハッキリしていますから、ある意味対策はしやすいです。ですがこの試験は、何をどれだけかけたら合格点がもらえるのかの合格ラインがわかりにくく、また正解も一つとは限らないため、自分と合格ラインまでの距離感が掴みにくいのです。
ですが今は、instagramやtwitter、ブログなどで、1級合格者の作品例や勉強法を検索することができますし、書写技能検定協会のサイトやテキスト類も、一昔前に比べれば内容がとても充実しています。
なので、それらの情報をうまく活用すれば、独学でも対策はできると思っています。
とはいっても、ネット上の情報は、言うまでもなく玉石混交。
何でもかんでも鵜呑みにするのは危険です。
ネットで検索を重ねていくと「〇〇がいい」「〇〇がいい」といった感じで、「やったほうがよさそうな教材」「有益な情報」ばかりが膨れ上がってしまいがちで、結局どうしたらいいのか迷ってしまい、どの勉強も中途半端になってしまうからです。
確かに一つ一つの教材は良くても、肝心の自分自身がそれらの教材を消化できなかったら意味がないのです。また、「やるべき勉強」をやらずに、「やったほうがいい勉強」ばかりに力を入れるのも良くない。
なので、情報収集も大事ですけど、いらない情報を適宜「捨てる」ことも、忘れないようにしていただきたいと思います。なお、情報の取捨選択の基準は、あくまで合格点が取れるかどうかです。
全部の練習を完璧にしようとしたら、いくら時間があっても足りません。ですので必要だと思ったことをピックアップして、そこを重点的に練習するようにしてください。
<硬筆書写技能検定準1級対策ページへのリンク>
準備編
・独学でも硬筆書写技能検定準1級・1級に合格するコツ
・硬筆書写技能検定準1級:使用した問題集、お勧めペン字練習帳と書体字典
各問題ごとの対策・練習法
①・硬筆書写技能検定第1問(速書き)対策~正しい書き順の復習と、行書の練習を重点的に行う。時間を測って過去問を練習する。
②・硬筆書写技能検定準1級・第2問の出題傾向と対策〜草書はどれだけ覚えればいいのか?
②・硬筆書写・毛筆書写準1級対策:草書体の練習だけで練習時間の6割を費やした理由
②・硬筆書写技能検定準1級&1級・第2問で草書体が書けない時の対処法~知ってる漢字を組み合わせて書く、行書を草書風に崩して書く(絶対に空欄のまま答案を出さない!)
硬筆書写技能検定第2問(3級・準2級・2級・準1級・1級)学年配当別の出題割合を比較してみた!
③・硬筆書写技能検定第3問(縦書き・行書)対策〜連綿は入れられるなら入れたほうが映えるけど、無理に入れなくてもいい
④・硬筆書写技能検定第4問(横書き・楷書)対策〜悪い評価がつく人が少ないからこそ、確実に評価4以上は取れるようにしたい
⑤・硬筆書写技能検定準1級・第5問(自由作品):漢字かな交じり文ではなく漢詩を選んだ理由
⑥・硬筆書写技能検定第6問(掲示文)~コピックを使うなら本番までに十分慣れておいたほうがいい(決して万人向けのペンではない)
⑦・硬筆・毛筆書写技能検定準1級:旧字体・書写体対策~硬筆2級のドリルを使って書き取り練習をする
⑧・硬筆書写技能検定準1級・1級 第8問B:古筆(仮名)対策〜よく出る変体仮名の読み方を覚える。
<硬筆書写技能検定1級対策ページへのリンク>
準備編
・硬筆書写技能検定1級で使用した教材・書籍・筆記用具
・独学でも硬筆書写技能検定準1級・1級に合格するコツ
・硬筆書写技能検定1級対策:書体字典検索の時間を短縮するために工夫したこと(excelにデータを入れる・常用漢字の順番に並べ替える、等)
各問題ごとの対策・練習法
①・硬筆書写技能検定第1問(速書き)対策~正しい書き順の復習と、行書の練習を重点的に行う。時間を測って過去問を練習する。
②・硬筆書写技能検定準1級&1級・第2問で草書体が書けない時の対処法~知ってる漢字を組み合わせて書く、行書を草書風に崩して書く(絶対に空欄のまま答案を出さない!)
②・硬筆書写技能検定1級・第2問対策 草書体はどこまで覚える必要があるのか?
②・硬筆書写技能検定第2問(3級・準2級・2級・準1級・1級)学年配当別の出題割合を比較してみた!
③・硬筆書写技能検定第3問(縦書き・行書)対策〜連綿は入れられるなら入れたほうが映えるけど、無理に入れなくてもいい
④・硬筆書写技能検定第4問(横書き・楷書)対策〜悪い評価がつく人が少ないからこそ、確実に評価4以上は取れるようにしたい
⑤・硬筆書写技能検定1級:第5問(漢詩)対策~書体はどれでもよいけど、旧字体と書写体を織り交ぜて書くと味が出る
⑥・硬筆書写技能検定第6問(掲示文)~コピックを使うなら本番までに十分慣れておいたほうがいい(決して万人向けのペンではない)
⑦・硬筆書写技能検定1級:第7問AB(旧字体・書写体)対策〜双方に跨って出題される漢字に要注意
⑧・硬筆書写技能検定1級・第8問A(草書の読み)対策~直近の過去問と硬筆2級のドリルの字形でインプットする
⑧・硬筆書写技能検定準1級・1級 第8問B:古筆(仮名)対策〜よく出る変体仮名の読み方を覚える。
⑨・硬筆書写技能検定1級:第9問A(添削問題)対策~教育漢字の楷書体を重点的に練習する
⑨・硬筆書写技能検定1級:第9問B(書道史)対策~ダミー選択肢の筆者も覚える、図版と一緒に覚えると効率がいい
⑩・硬筆書写技能検定1級:第10問B(歴史的仮名遣い)対策〜中学生・高校生用の古文の参考書を読む、過去問で誤りパターンを覚える
コメント
miwa様
いつもながら有料級の情報、感謝です!(私は結局、お教室探して通い、同じく今回取得)
こちらで大変お世話になりました
コメントもお返事いただいたおかげもあり…
miwa様も表彰式いらっしゃるなら、ご一緒できそうです
本当にありがとうございます!また楽しみにしております!
てんさん
1級に合格されたのですね。おめでとうございます。
来週の表彰式、楽しみですね(私の実物をみてガッカリしないことw)
せっかく1級に合格できたので、これから少しずつ勉強法をupしていく予定です。
実技モノの試験ですから「これだけ書けたら1級に合格できるんだな」というサンプルとして参考にしてもらえたらいいと思っています。
miwa様
硬筆1級一発合格おめでとうございます!(…と、以前コメントできていなかったことを思い出し、失礼いたしました)
miwa様のブログはお友達にもオススメさせていただいており、皆で有り難がっております
表彰式がちょっと怖いながら、実際お目にかかれるかも!で、倍楽しみに…私は1級は実技3回目で、こちらは表彰どころかギリだったはず…
練習量と取組方が圧倒的不足だと反省です
ではまた来週、怪しげに話し掛けさせていただきます!
おはようございます。
どんな試験であっても過去問は大事ですよね。
正直に言わせていただきます。
合格基準点を知らない受験生がいらっしゃることにビックリです。
>最低限必要なものまでケチると、かえって勉強の効率が悪くなりますので、
必要なものまでお金を惜しまないほうがいい
硬筆書写技能検定ではありませんが、私も同様のことを感じた
資格試験があります。
>他人の発信する情報は参考にしつつも鵜呑みにはしない(取捨選択をする)
なるほど。一理ありますね。
もっとも、私が受験予定の民間資格では、参考になる情報すら
無いことが多いですが(コラコラ!)
MTさん
知ってるから絶対合格できるわけではいんでしょうけど、ゴール地点(合格点)を把握せずに勉強計画を立てるのはちょっと無謀じゃないかなぁ…ということです。
民間の試験だと、そもそも受験してる人自体が少なかったりしますから、情報自体がないのは珍しくないと思いますよ。
書道の試験で言えば、自分の所属してる書道会の師範試験だって多分そんな感じだろうし。