硬筆書写技能検定1級:第7問AB(旧字体・書写体)対策〜双方に跨って出題される漢字に要注意

この問題については、過去問のコピーをとってA5のノートに張り付け、赤ペンで答えを書き込みました。
(歴史的仮名遣い問題対策と兼用ですが)

問題を赤シートで隠して、実際に書けるようになるまで繰り返し練習しました。
(過去問のコピーは、旧字・書写以外にも、第8問AB・第9問A・第10問Bでも使います)

旧字体・書写体の両方で出題される漢字がいくつかあります。

2級と準1級のように、旧漢字→常用漢字、書写体→常用漢字の問題であれば、両方にまたがって出題される問題が出たとしても、それほど苦戦はしないと思います。

ですが、常用漢字→旧漢字、常用漢字→書写体だと、「どっちが旧字体で、どっちが書写体だったっけ?」と迷って間違えてしまうことが結構あるんですよね。

そこで、旧字体と書写体の出題履歴をexcelでまとめ、もう一方の問題でも出題実績があるかどうかを確認しました。

(countifs関数で、別シートの書写体の問題との重複回数をカウントし、条件付き書式で、0より大きい数字のセルを塗りつぶす設定にしている)

その上で、旧字と書写体が被ってる漢字を別途ピックアップして、それらを混同しないように暗記しました。

また、私は第5問の自由作品は漢詩を選択していたので、旧字体・書写体に置き換えられる漢字は、できるだけ旧字体・書写体を織り交ぜて書くようにしていました。それもまたいい練習になっていたと思います。

さてこの旧字体と書写体、最終的にどれだけ覚えれば良いかですが、過去問と「手びき(公式テキスト)」または「合格のポイント」に載っている漢字を覚えれば、本試験では十分対応できると思います。

実際には書写技能検定用の教材に載ってる字体以外にも書写体は多数あるのですが、五体字類などに載ってるようなものまで覚えるのはキリがないからです。

<硬筆書写技能検定1級対策ページへのリンク>

準備編
硬筆書写技能検定1級で使用した教材・書籍・筆記用具
独学でも硬筆書写技能検定準1級・1級に合格するコツ
硬筆書写技能検定1級対策:書体字典検索の時間を短縮するために工夫したこと(excelにデータを入れる・常用漢字の順番に並べ替える、等)
各問題ごとの対策・練習法
①・硬筆書写技能検定第1問(速書き)対策~正しい書き順の復習と、行書の練習を重点的に行う。時間を測って過去問を練習する。
②・硬筆書写技能検定準1級&1級・第2問で草書体が書けない時の対処法~知ってる漢字を組み合わせて書く、行書を草書風に崩して書く(絶対に空欄のまま答案を出さない!)
②・硬筆書写技能検定1級・第2問対策 草書体はどこまで覚える必要があるのか?
②・硬筆書写技能検定第2問(3級・準2級・2級・準1級・1級)学年配当別の出題割合を比較してみた!
③・硬筆書写技能検定第3問(縦書き・行書)対策〜連綿は入れられるなら入れたほうが映えるけど、無理に入れなくてもいい
④・硬筆書写技能検定第4問(横書き・楷書)対策〜悪い評価がつく人が少ないからこそ、確実に評価4以上は取れるようにしたい
⑤・硬筆書写技能検定1級:第5問(漢詩)対策~書体はどれでもよいけど、旧字体と書写体を織り交ぜて書くと味が出る
⑥・硬筆書写技能検定第6問(掲示文)~コピックを使うなら本番までに十分慣れておいたほうがいい(決して万人向けのペンではない)
⑦・硬筆書写技能検定1級:第7問AB(旧字体・書写体)対策〜双方に跨って出題される漢字に要注意
⑧・硬筆書写技能検定1級・第8問A(草書の読み)対策~直近の過去問と硬筆2級のドリルの字形でインプットする
⑧・硬筆書写技能検定準1級・1級 第8問B:古筆(仮名)対策〜よく出る変体仮名の読み方を覚える。
⑨・硬筆書写技能検定1級:第9問A(添削問題)対策~教育漢字の楷書体を重点的に練習する
⑨・硬筆書写技能検定1級:第9問B(書道史)対策~ダミー選択肢の筆者も覚える、図版と一緒に覚えると効率がいい
⑩・硬筆書写技能検定1級:第10問B(歴史的仮名遣い)対策〜中学生・高校生用の古文の参考書を読む、過去問で誤りパターンを覚える

コメント

  1. 名無し名人 より:

    しばらく見ないあいだに、試験対策本でも執筆すんの?ていうやべー量、質になっとる、、、

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      名無し名人さん
      これから受験する人にとって、試験対策本のように参考になってくれたらいいのですが。

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