硬筆書写技能検定の練習用紙をexcelで自作する(ささやかな紙の節約術)

書写技能検定協会のサイトで、本試験用紙と同じ質感の練習用紙を買って練習するのがベストですが、ノートやコピー用紙に比べるとやっぱりちょっと割高なので、普段の練習(余白の取り方などに慣れる、行書や草書の書き方に慣れるまで)は自作の練習用紙も使っていました。

この練習用紙は、excelで簡単に作ることができます。
ただ、excelでセルの高さと幅を指定する時、デフォルトではピクセル単位で指定するため、サイズ感がちょっとわかりにくいんですよね。

そこで、このサイズをcmで数字指定してやることで、試験本番と同じサイズの練習用紙を自作することができます。

<列幅・行の高さをcmで指定する方法>

表示タブ→「ページレイアウト」を選択してから、ホームタブ→セル「書式」で、列の幅と行の高さを指定すると、cm単位で指定ができます。

<罫線を引く>

ホームタブ→フォント→罫線を選択する。

今回は試しに第2問(3体)用の練習用紙をつくってみました。試験本番では、1列横幅2.0cm、縦19.1cmの枠が3つあって、そこに右から楷書・行書・草書を書くんですが、最初は熟語の練習用として5マス(熟語5つ分、1マスあたり縦3.82cm・横2.0cm)の用紙を作っていました。

<余白の設定、印刷の位置の調整(コンテンツを用紙の真ん中に配置する)>

デフォルトの設定では、左右や上下の空白が不自然に空いてしまうのが嫌な方は、表を用紙の真ん中に配置してやります。ページレイアウトタブ→ページ設定→余白→ページ中央の「水平」と「垂直」のチェックボックスをクリックします。

そのままだと5マスが表示されないので、上と下の余白も極力狭くしてやります。

本番の回答用紙のサイズはB5サイズなんですが、余白を狭く設定してA4サイズで用紙を作れば、用紙自体の節約にもなりますし、コピーの使いまわしもしやすいと思います。
※コンビニのコピー機はA4サイズの紙は大量に入っているが、B5サイズの紙はあまり補充されていないようで、紙切れになることが多い。

私は書道会の月例課題のペン字課題も、これと同じ要領で練習用紙を自作しています。小学生用の漢字ノートだと、提出要の硬筆用紙とは微妙にサイズが違うのでね…。

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