国内旅行業務取扱管理者試験についてまとめました。
参考:試験当日日記
国内旅行業務取扱管理者試験受験日記① 実は札幌で受けてました
国内旅行業務取扱管理者試験受験日記② 料金計算で一苦労
勉強メモ
・使用教材
2014年版 U-CANの国内・総合旅行業務取扱管理者 速習レッスン (ユーキャンの資格試験シリーズ)
2014年版 U-CANの国内旅行業務取扱管理者 過去問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
ANTAのHPからダウンロードした過去問(H25~H17)※旅行実務のみ
・学習時間
約1ヶ月半 70時間程度
※心理学検定、FP1級実技との並行
・取得にかかった費用
テキスト・問題集 2376円+3024円
受験料 5800円
合計 11200円
・勉強法
(法令・約款)
過去問題集を解く→速習レッスンを読む。
(旅行実務)
試験前10日前からはひたすら実務対策に専念していた。
観光資源については、速習レッスンと過去問で出題された箇所に絞って覚える。
料金計算・約款は満点を目指す(出題されていない論点も速習レッスンで覚える)
世界遺産やお祭り、温泉、山、国立・国定公園、観光名所、郷土料理、名産品は、暇な時にネットで所在地や特徴を確認するようにした。
空港コード・JR路線・民謡などは、ユーキャンの問題集やテキストに載っているモノだけ覚えておいて、それ以外が出題されたら捨てる、と割り切ることにした。
参考記事→
①国内旅行業務取扱管理者 旅行実務対策のコツ①観光資源は過去問+αで十分
②国内旅行業務取扱管理者 旅行実務対策のコツ②料金計算・約款で点を稼ぐ
テキストについて
使用したテキストは、私は「2014年版 U-CANの国内・総合旅行業務取扱管理者 速習レッスン」、母は「観光・旅行教科書 旅行業務取扱管理者【総合・国内】テキスト&問題集 第2版 (EXAMPRESS)」を使ってました。
(問題集は二人ともユーキャンの過去問題集を使用。)
私の持ってた速習レッスンを読んでみた母曰く、「増税前にJTBからテキストを買ったけど、これならユーキャンの方が読みやすい。待てばよかった。」とのこと。私も両方を読み比べてみたら、ユーキャンの速習レッスンの方が初学者にはとっつきやすいと思いました。翔泳社の方のテキストも悪くはないけど、ちょっと細かすぎるかも?と感じました。
ただ、ユーキャンのは問題集とテキストが分冊になっているので、もうちょっと参考書代を節約したい人は「一発合格! 国内旅行業務取扱管理者試験テキスト&問題集 第3版(ナツメ社)」も良いと思いました。
(その場合は、実務についてはANTAのHPから過去問をダウンロードして補充するなど工夫が必要です。)
国内試験の後、総合旅行業務取扱管理者試験を続けて受験する人はユーキャン、あまり労力とお金を掛けたくない・最低限の点数がとれれば十分な人はナツメ社を使うのがいいでしょう。
難易度
★★★☆☆☆ (C~C+ 普通)
各科目につき60点以上という固定基準であること、旅行実務については過去問題集だけに頼ると問題との相性によっては60点を切ってしまうため(故に過去問+αの対策が必要)、C~C+としました。
これがトータル6~7割で受かる試験だったら、業法と約款で点を稼いで、実務の失点を埋めるという戦略でもいいのですが、合格基準は各科目で60点以上となっているので、3科目とも60点以上取るための勉強計画をたてる、穴を作らないようにする必要があります。
業法と約款は出題パターンがある程度固定化されていて全然難しくないけど、旅行実務の出題範囲があってないようなもの・料金計算のパターンも覚えるのがちょっと面倒くさいです。
実際のところ、業法や約款で落ちる人はあまりいません。旅行実務で60点を切って不合格になっている方が大半です。
(※受験者のうち、実務免除者の割合は5~10%程度しかいない=前年度に旅行実務に受かったけど業法or約款を落とした人は少数派ということ。また、免除者の合格率は例年6割前後)
よって、「いかに旅行実務で60点以上を確保するか」が、試験攻略のキモです。
旅行実務については、できるだけ早い段階で過去問数年分をチェックしましょう。
コメント
>実際のところ、業法や約款で落ちる人はあまりいません。
もう勘弁してくださいよ。
ようやく忘れてきていたのに、
トラウマになっちゃうよ。
>実務免除者の割合は5~10%程度しかいない。
>=前年度に旅行実務に受かったけど業法or約款を落とした人は少数派。
私が不合格だった24年総合の時は
国内実務合格&海外実務合格かつ試験不合格者は
全不合格者中4933人中36人(0.7%)だそうです。
私は約款は合格点に達していたから、
この中の更に半分(0.35%)くらいのケースですな。
もうこんなレアケースに入るのはこりごりです。
みわ先輩と旅行をしたら、いろんな豆知識を教えてくれそうです。
旦那さんが羨ましいです。
>わたるさん
miwa母はめちゃくちゃ詳しいですけど、私は全然詳しくないんですよ(苦笑)
でもこの試験を通して、以前よりは観光名所を覚えましたよ!
訂正いたします。
>全不合格者中4933人中36人(0.47%)だそうです。
→全不合格者7558人中36人(0.7%)だそうです。
>この中の更に半分(0.35%)くらいのケースですな。
→この中の更に半分(0.24%)くらいのケースですな。
因みに今年国内旅行業務取扱管理者試験を受験した、
我が悪友は自己採点の結果、
余裕の合格の筈が不合格通知が来たそうです。
本人曰く多分マークミスとのこと。
それでもう投げ出すかと思いきや、
なぜかユーキャン速習レッスンの
海外地理部分切り取り版を持ち歩いており、
「失敗したのは自分が入り易い科目の海外実務をやらなかったからだ。
なので、来年は国内受験はやめ、一発総合合格を目指す。」
と言っとりました。
自分も含め、私の周囲はこういう馬鹿なのか、
単なる楽観主義なのか、ようわからん奴ばかりで、
まあ楽しいです。
>資格チャレンジ初心者さん
トラウマを刺激してしまったみたいで申し訳ないです(苦笑)
国内実務合格&海外実務合格かつ試験不合格者って…確かにレア中のレアかも。
そのかわり翌年は業法と約款だけ(あ、国内旅行持ちだったら業法は免除だから、約款だけでいいのか…)で済むのなら、まだマシじゃないでしょうか。
大半の受験生は、実務の攻略で四苦八苦しているのは事実ですし、業法や約款で合格点が取れても科目免除になるわけじゃないので、翌年も3科目ないし4科目分の勉強をしなきゃいけないですからね。
お友達さんは残念でしたね。
マークミス…だったのでしょうか。
自己採点では余裕だったのに落ちるというのも不思議です。
ギリギリならマークの訂正消し残しでダブルマーク判定(無効)というのも考えられますが…点数が公開されないので、何か納得いかないですよね。
来年は総合旅行に合格できるといいですね。
いえいえ。
よく考えてみれば、もう終わったことです。
こちらこそ失礼しました。
ただ、合格したはずの約款だけ翌年受け直しで
落ちた業法は受けなくて良いってのが、
当時はどうも納得いかなかったっすね。
だからリベンジしたって感じなかったっすよ。
おお。わしもマークミス。
全不合格者7558人中36人(0.47%)だそうです。
ですな。電工一種の凡ミスないように気を付けよ。
初めまして、国内取扱管理者試験について質問いたします。今年の6月に1陸特を受けようと思うのですが、試験が終わってから勉強した方が良いのか、それとも並行して勉強したら良いのかご教授下さい。それとも、諦めて来年に持ち越すかどうか。国内取扱管理者の試験は、初めてです。不安です。
>初めてさん
6月に一陸特をうけて、それが終ってから国内旅行をやっても間に合うと思います。
どうしても不安なら、国内旅行の旅行実務の観光資源だけは、一陸特の勉強の合間にでも、過去問とテキストを眺めておくといいでしょう。
9月の国内旅行に参戦する予定です!!
6月の旅行地図検定を受験しての流れになりそうです。
こちらの勉強法を参考にさせて頂きます!!
大原の書籍も気になってますが、やたらと高いのでユーキャンにするつもりです(笑)
>しがないサラリーマンさん
国内旅行参戦ですね!
法令と約款はそんなに難しくないので、キモは実務ですね。
料金計算のところでちゃんと点数が稼げるようになれば大丈夫ですよ。