まず前提として、自分がやった勉強法は、過去問題集と一問一答を9割以上解けるまで繰り返しただけです。
ただこれじゃあまりアドバイスになってないというか…法律や試験勉強に慣れてない人は困るだろうから、もう少し詳しく書いてみます。
(※旦那に「過去問と一問一答をやっただけ」と言ったら、「それじゃ他の人には伝わらないよ。今年受験する僕のためだと思ってもっと具体的に教えてくれ」と指摘されたw)
そう言われてみれば、現時点では予備校の講座も少ないため、受験者の大半は独学で対策せざるを得ないのが現状です。
現状の試験は、決して難しい試験というわけではないけど、法律系の資格試験や択一式試験に慣れてない人が独学でゼロから合格ラインに到達するまで勉強するのは、結構骨の折れる試験だと思います(少なくとも一夜漬けで受かるほど簡単ではない)ので、合格点を取るためには何をどれだけ勉強すればいいのかを書いてみました。
自分が実際にやった勉強法
使用したテキスト・問題集
・貸金業務取扱主任者 過去問題集 2013年度
・貸金業務取扱主任者 ○×問題+過去問題集 (らくらく突破)
・日本貸金業会のHPからダウンロードした過去問
参考にしたHP・ブログ記事等
貸金業法Q&A:金融庁
貸金業法
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイト
勉強期間
3週間弱、トータル約50時間。
※3週間の内1週間は色彩検定の勉強と並行
※管理人のスペック…宅地建物取引主任者・管理業務主任者・ビジネス実務法務検定2級・銀行業務検定法務3級合格済み・行政書士はまだ合格していない(苦笑)
勉強法
旦那からもらったTACの過去問題集は、解説は詳しいけど電車の中で読むには使いづらいかった(※回答が後ろにまとまってるので、いちいち問題ページと解説ページを往復しないといけない)ため、ダウンロードした過去問(第7回~第3回)をプリントアウトして、そこの余白に(TAC問題集の)正解・ポイント等を書き込む⇒解答のポイントをインプットする、というスタイルでやることにしました。
こんな感じです↓
ただ、第7回・第6回・第5回の解答を書き終えた時点で、手書きでポイントや重要事項を書き込むのは時間がかかって面倒くさくなっちゃいました(どんだけズボラなんだろう…)ので、結局それをやったのは3回分だけですw
このままではヤバい、間違いなく落ちる…だけどこの教材ではやる気が起きない、何か他にいい方法はないか…とネットで検索したところ、見開きタイプの1問1答の問題集(○×問題+過去問題集 (らくらく突破) )が売られていることを知ったので、試験の1週間前に追加購入しました。
ラスト1週間は1問1答の問題集を繰り返し解いて、基本的な選択肢をきちんと理解できるように繰り返しました。
↑正誤判断の理由まで指摘できるようになった問題には○、正誤判断はできるけど理解があいまいなものは△や?をつけていく。
2週目以降は○のついた問題は飛ばしていくという感じですね。
(本試験前までに、その問題集に載ってる問題のうち、8割5分~9割方解けるようになりましたが…さすがに1週間では一問一答集のポイントを全部を覚えるところまでには至りませんでした…orz)
一通りやってみた感想としては、最初から1問1答問題集を使って勉強していればよかったかなと思いました。
なので、最初は「1問1答○×」で基本的な論点をインプット⇒ある程度解けるようになったら、過去問題集またはダウンロードした過去問で本試験を意識しながら解いてみる、という順番でやるほうが効率がいいと思います。
試験当日の問題の解き方
貸金業務取扱主任者試験は、2時間で50問(50ページ分)の問題を読んで答えなければならないので、ある程度のスピード感も必要です。
といっても試験開始直後の緊張状態では、問題文を正しく読みとれず、勘違いしてしまうかもしれません。
特に前半貸金業法27問は問題文が長い問題や個数問題が多いので、余計に頭が混乱して動揺してしまうこともあるでしょう。
厄介なのは、分からない問題・見たことがない問題を見つけてしまった!⇒頭が混乱して軽いパニック状態になってしまい、普段なら解けるはずの問題まで解けなくなってしまうことです。
現に私も問題ページの1ページ目を開いた瞬間、いきなり個数問題かよ!と思ったので、すぐにラストページに飛んで問48の財務会計3問から解くことにしました。
財務会計が終わったら、問28~関係法令⇒問43~資金需要者保護を解き、ようやく貸金業法問1に戻るという順序で解いてました。
試験は第1問目から解かなければいけないという決まりはないので、試験問題を開いたら、後半部分の問題文が短い知識問題など、すぐに解ける問題から解き始めるのも手だと思います。
解ける問題を解いて気持ちが落ち着いたところで、長文問題や個数問題をじっくり解けばいいのです。
コメント
また、こんばんわです。
貸金勉強法、拝見いたしました。
それによりますと、
最初にTACの教科書と過去問買って、
「こりゃ挫折するわ。」と思って、
○×問題集に切り替えて、
最後に過去問プリントアウトで仕上げまで、
手順までほぼ同じで、また驚きです。
それでも若干違う点がありますので、
ご主人の参考になればと思い記載します。
先ず、私は教科書も買い直しました。
私の場合、民法も経理も全くのお門違いなので、
それは必要でした。
買い直したのは、○×問題集と作者が同じの
「第3版 貸金業務取扱主任者 合格教本」という本です。これと○×問題集を併せて俗名で田村本と言うらしいです。結論としてそれが良かったです。
それから過去問は3年前までやったんですけど、
解説はTACのじゃなく、この田村さんとやらのホームページの「貸金業務取扱主任者資資格試験の攻略サイト.」の過去問解説を使いました。これも私にはTACより全然良かったです。
まあ、どのやり方が良いかは人それぞれですが、
貸金に関しては、TACはアカン、という点は同意いたします。
>資格チャレンジ初心者さん
短期間で効率よく合格点をとるための勉強しようとしたら、大体みんな似たような勉強方法に落ち着くと思いますよ。
知識問題がメインで条文数の多くない貸金業法がメインの試験ですから、過去問を中心に勉強するのが一番効率的ですし。
そもそも全体的にあまり使い勝手のいいテキスト・問題集が売ってないというか、見開き型且つ現行の難易度に対応してる問題集は田村本くらいしかないと思います。
田村本の●×は第7回の過去問が収録されていなかったので、ラスト1週間は田村本の●×+ダウンロード&正解を書き込んだ第7回の過去問でしのぎました。
TACのマン管や管理業務主任者の問題集は見開き形式なのに、なんでTAC貸金問題集は巻末なのよ~~!って思いましたね(苦笑)
直前期にテキストや問題集を追加するのはよくないと言われているとはいえ、やっぱり自分の勉強スタイルに合わないものはストレスが溜まりますよね…。
教材をタダでもらっておいてこんなことを言うのは申し訳ないけど、TACの過去問を買ったのに、ダイエックスの基本書をペアで買ってしまう微妙なセンスの持ち主の旦那が、本当に今年の試験に受かるのか今から不安ですorz
おはようございます!
今週末受けに行きます!
先週受けた太陽光発電アドバイザー試験の翌週にあたり一週間しか勉強期間がありませんが頑張ります!
揃えた問題集、過去問が同じで励みになりそうです。今は◯×のテキストで読み込み中です。間に合わない線で進みつつありますが最悪◯×問題集だけでもしっかりやりたいです。
>3人娘のパパさん
貸金は最悪○×問題集だけでも終わらせておけば、十分勝機はありますよ!
30点+3点を目指して頑張ってください。
昔よりは難しくなりましたが、管理業務主任者や宅建よりは楽だと思います。
問題文が長いのはちょっとイヤンですけどw