今日は、駒澤大学(世田谷区・東京Dブロック)にて、日本漢字能力検定試験(漢検)1級を受験してきました。
そういえば、7月の消防設備士乙種7類以来の資格試験ですね。
私にしては珍しく、3ヶ月半も間を空けてしまった!
1級の試験時間は、13:40~14:40までの60分間です。
13:20分から教室に入室可能、13:30から説明開始です。
なお、教室内では問題集や参考書類を開いてはいけないみたいです。
漢検(公開会場)では、机に受験番号のシールが張られていないので、机の上に置かれている回答用紙(氏名・受験番号が印字済)を見ながら、自席を探します。
ところで、準1級の時は、解答用紙に住所も印字されていたんですが、今回からは住所の印字はなくなったみたいです。(変更があった人はあとで係員に届け出る)
そりゃそうですよね。
こんな個人情報保護がうるさく言われている時代なのに、なんで住所と氏名がむき出しになった解答用紙が机の上にデデーン!と置かれているのか?って思ったもんwww
さて、1級の受験者は、駒澤会場で29人
試験教室も一つだけだし、準1級・2級・準2級・3級に比べるとかなり少ないです。あと出席率もそんなに高くなかったかな。
それもそのはず、1級受験者は、全国でも(1回あたり)1200人くらいしかいませんから、1会場あたりの1級受験者数はこんなもんかもしれません。
1級の試験教室内は、準1級以上に平均年齢が高く、とりわけ中高齢の男性率が高かったです。若い子は数人いたかな?っていうレベル。
控え室で子どもの帰りを待つママたちよりも、明らかに平均年齢が高いのは間違いないw
13:40、ついに1級の試験開始です。
1級の試験問題は、
(一)漢字の読み (音読み20問・訓読み10問 30点)
(二)漢字の書取 (20問 40点)
(三)語選択・書取 (5問 10点)
(四)四字熟語 (書き10問・意味5問 30点)
(五)熟字訓・当て字の読み (10問 10点)
(六)熟語の読み・一字訓 (10問 10点)
(七)対義語・類義語 (書き10問 20点)
(八)故事・成語・諺 (書き10問 20点)
(九)文章題 (書き10問・読み10問 30点)
という構成になっています。
準1級まで出題されていた、「共通漢字の書取」や「誤字訂正」の問題がなくなり、そのかわり、「語選択・書取」「熟字訓・当て字の読み」の問題が新たに追加されているのが特徴です。
※前回(28年度第1回試験)より、国字の書き取り問題が5問から2問に減った分、通常の書き取り問題が3問増えています。
また、四字熟語の意味問題が、準1級と同じ形式(8択の語群から意味の合致する四字熟語を選択し、その四字熟語の傍線部分の読み方を答える)に変更されました。
受験した手ごたえと感想
問題を解いた感想→う~~~~ん、一応解答欄は全部埋めることは埋めたものの、140点後半~150点台で不合格濃厚って感じorz
書き取りと類義語・対義語は思っていたよりも書けたけど、熟語&一字訓読、故事・成語、文章題書き取りがイマイチ良くなかったです。
他は想定通り、まぁこんなもんか、って感じです。
ちなみに、書き問題は、自分が書けたと思っていても、もしかすると細かいミスによる取りこぼしがあるかもしれないので、減点はあっても加点の可能性は限りなく低いでしょう。
今回の難易度は、ここ3年間の1級過去問と見比べると、おそらくサービス回寄りだったのかな…と感じました。
ただ、1級は、たとえどんなにサービス回であったとしても、過去問や問題集の勉強だけで受かるほどは甘くありません。
もちろん、定番問題もあるにはあるんだけど、全く見たことも聞いたこともない「初めまして問題」、10年以上ぶりに出題される「お久しぶリバイバル問題」、過去の読み問題を書き問題に転用するなどの「応用・リメイク問題」が少なくないです。
応用・新作問題が多いのがデフォだと頭でわかっていても、いざ本試験でそれを目の当たりにすると、やっぱり動揺してしまうもの(汗)
市販の問題集を2~3冊勉強すれば160~180点は確保できる準1級と、市販の問題集を数冊勉強しても120点前後の点数しかとれない1級。
準1級は仮に知らない問題があったとしても、問題集に載っている問題で取りこぼさなければ合格点が取れるので、「開き直ってまいっかー♪」で笑って済ませられるけど、1級は120点では「アンタどうみても不合格ですから……残念ッ!(過去問至上主義斬り!!)」となっちゃうわけです(苦笑)
問題集で見たことのある問題が解けるのは当たり前。
そこは絶対に取りこぼしをしてはいけない(これで120点前後を確保する)。
そのうえで、「お久しぶり」「応用・リメイク」「初めまして」で、40点以上の点数を上乗せしていく。
日常では使わないであろうマニアックな熟語のオンパレードだから難しいんじゃなくて、問題集に載っていない問題であったとしても、ある程度は解けるレベルにまで引き上げないといけないからこそ、1級は難しいんですね。
なるほど、こりゃ確かに「1級は準1級の10倍難しい」と言われるのもよくわかります。誇張でもなんでもない、紛れもない事実でした。
今回は、夏~秋に受ける予定だった中堅どころの国家資格(消防設備士甲2&甲3・総合旅行・一電工・三種冷凍)をキャンセルして、漢検1級に絞って勉強したわけですが、キャンセルして勉強時間を捻出しても、まだまだ勉強が足りていない・ツメが甘い(本番までに覚えきれないまま残してしまった)と感じた部分も結構あります。
というか、勉強開始の当初に想定していた以上に、覚えなきゃいけない漢字の量が多すぎました。
そんなわけで、手ごたえ的には不合格濃厚なので、明日からは次の2月試験に向けて仕切りなおしです。
(とはいっても、12月は他の資格試験入れちゃってるから、12月の試験勉強をやりつつ、2月の1級試験に向けて頑張るということでw)
今回勉強が間に合わなかった箇所は、今後の「伸び代」ということで、さらに強化していきたいと思います。
今日の一句→手ごたえが 微妙すぎて 本番が 終わった後も 胃が痛い (miwa・心の短歌)
模範解答は1週間以内に郵送とのことなので、模範解答が届いたら自己採点をやってみます。
結果発表へ
コメント
miwaさん
漢検1級お疲れさまでした!
ゆっくり休んでください!
どんなことでも諦めない姿は本当に凄いです!
資格に対する情熱が凄く本当に尊敬します。
また次回頑張ってください!
>ゆきんさん
こんなに試験対策が面倒くさい試験は久しぶりでしたよ…。
感触的には惜しくもダメそう(あともう一歩?)という感じだったので、次回はちゃんと合格点をクリアできるようにしたいですね。
試験お疲れ様です(*^ο^)miwaさんでも手ごたえ無しとは、さすが漢検1級ですね!
>pitaya さん
思っていたよりは解けたんだけど、合格基準が8割と高いですからね…。
miwaさん、こんばんわ。
そして、漢検1級お疲れさまでした。
漢検1級をチャレンジされるだけ凄いですよ!!
こちらも1級知的財産管理技能検定を受験してきましたが、全く過去問題は役に立たず、合格点にはほぼ遠く、受験された方の最低点ではないかと思います。
あまりのレベルの高さに、1問目からの脱帽感には、即効で心が折れてしまいました。
次回の試験に向けて、お互いリフレッシュして、次から頑張りましょうね!!
>ちひろさん
知財1級お疲れ様です。
さすがに1級となるとかなり難しいんですね。
2級は合格基準が高いだけで、すごく難しいというわけではなかったので…。
漢検1級は6割までは過去問とか問題集をやりさえすれば難なく取れるんだけど、そこから先が本当にしんどいですよorz
漢字検定お疲れ様でした。
やはり一級は難しいのですね。
頑張ってやっつけて欲しいです。
自分は第一種電気工事士と第三種冷凍機械を受けます。
そんなに難しい資格ではないです。
テスト前ですが、仕上がりました。
miwaさんであれば簡単に受かると思います。
今暇になったので、中国語検定と、Javaの勉強始めました。
消防設備士と漢字検定も来年早々チャレンジしたいです☆
>ヴェネさん
一発合格を狙って勉強したものの、あと一歩及ばず!でした。
その「あと一歩」が果てしなく遠そうな感じもします。
ホントに、ここまで来たらやっつけてやりたいですね(笑)
一電工技能と今週末の三冷、頑張ってください。
今晩は。
漢字検定1級受験、お疲れ様でした。
1級試験は、相当難しかったようですね。
準1級試験と比較しますと、天と地ほどの差ということでしょうか。
私は、別の試験を受験しましたが、完全に実力不足を露呈してしまいました。
ここでは、詳細は省略します。
>MTさん
昨日の試験ということは知財2級ですか?
お疲れ様です。
漢検1級の本当の恐ろしさは、問題集を初めて見た時ではなく、問題集をある程度勉強した時にこそ改めて実感しますよ。
問題集に載っていない未知の問題をどうやって解けるように対策しろ…と!?悶絶したくなりますよwww
miwa様
漢字検定1級受験、お疲れ様でした。準1級の10倍難しいとは!!
こちらは、還暦へのカウントダウン中ですが、3級受験の準備に入るところです。
ワードが賢くても、選択する漢字を間違えるほどですから。悲しい・・・。
miwa様節が心地よく、弾んでおりましたので、サクッと合格の報告が来るでしょう。
タレントの宮崎美子さん、辰巳琢郎さん・・・檸檬・憂鬱とかスラスラ書いちゃうんですもんね。先ずは、3級をゲットから進めます。
>ゴールドファイラーさん
ガチで10倍でしたねぇ(笑)
それこそ、檸檬や憂鬱の書き取り問題がでたら、それはサービス問題の部類に入りますね(これがサービスだと思えるくらいの世界だということです)
難しさが10倍というか、合格点に到達するまでの物理的な勉強量が最低10倍という感じがしました。
合格は今回はお預けっぽいです。
点数的にはあともう少しで受かりそうに見えても、サービス回ですらコレじゃ、普通~難関回だったらアッサリ不合格…ってところでしょうね。
お疲れ様でございます(´・ω・`)
漢検1級、やはり超難関のようですね…
ワタクシはメンタルヘルス3種を明大和泉キャンパスで受けました。
帰りは新宿の紀伊国屋に行きました。資格、法律、経営学、経済学、会計学のコーナーをぶらぶらしていたのですが、あそこはマニアックな本まであって良いです。
経営学検定初級のテキストとポーターの「競争の戦略」を買って帰りました。
次は農業簿記1級頑張ります…では
>takataka1917さん
漢検1級は面白いといえば面白いけど、なんでこんなマニアックな言葉を一生懸命覚えているんだろうか?と自問自答したくなる時もありますね。
メンヘルお疲れ様です。
新宿の紀伊国屋は、文系資格本がかなり充実しているという印象です。
今は、新宿のジュンク堂はなくなっちゃいましたが、ジュンク堂はマニアックな技術系資格本が充実していましたから、新宿は文系理系問わず、マニアックな資格本を入手するにはいい環境でしたよ。
池袋のジュンク堂おすすめですよ
情報提供ありがとうございますm(__)m
試験、お疲れ様でした。
自分は、前回の準一級終了後、一級の勉強を少ししていましたが、
書き取りで腕が痛かったり、文字が見えづらかったりで勉強しなくなり、受験はしていません^_^;)
今回で合格していればいいですが、
そうでなくとも次を目指されるようなので、凄いなと思ってしまいます。
>まささん
そうそう。1級漢字は文字が読みにくいですよね…orz
最初老眼になったのか!?と思いましたもんwww
書取練習は、ドクターグリップのシャーペンとボールペンを使って、出来るだけ親指の負担を軽くするようにしていました。
今回はダメっぽいけど、せっかく合格寸前までの点数が取れるくらいになったわけだから、やっぱり結果を残したい(=合格したい)んですよね~。
お久しぶりです。いつも楽しく拝見させていただいてます。先月末から月初にかけ札幌は雪になりまして…(汗)
漢字検定1級は難しいんですね(汗)
自分もたしか高3の時に準2級と2級を高校の出張試験会場で受験したのを思い出します。高校で特別進学クラスの対策授業が選択でした。普通科の自分は、大学の推薦入試と部活で試験しか受けられず、問題集を繰返し行って本番でした。結果は準2級合格で 2級は不合格でした。
また久々に漢字検定2級チャレンジしてみようかな(笑)
>KOBE 1995さん
札幌、雪降ってるんですね!そりゃ寒い。
高校の準会場ですか。
私がJKのときはまだ準会場制度が浸透していなかったのか、札幌市内の公開会場で受けました。
漢検の選択授業なんてあったんですね。
そういう授業があったら、取って見たかったなぁ。
(下手な大学受験演習授業よりも、英検とか漢検の方が形に残るから)
みわさんでも及ばすのことが
あるんですね〜(・.・;)
全力を尽くしても合格できないことに
関しては私のほうが先輩です←エッヘン
悔しさを、血肉にして次回につなげましょう
てか甲種4類、製図全然理解できないんですけどー(ノД`)シクシク 消化器の倍むずい
>りゅうさん
正直言うと、勉強が間に合っていない箇所がいくつかあったので、不完全燃焼ですね。
物理的に勉強量が多すぎて、やってもやっても手ごたえが掴めないのがキツかったです。
甲種4類の製図は、手を動かしながら書いていくのが一番いいと思いますよ。
あとは感知器の感知面積や、設置の高さの制限がポイントになりますね。
み、みわ先輩、こんにちわたるです。
おつかれです。1級はほんとうに大変ですね。資格マニアは、過去問を研究しながらどれだけ省エネで攻略できるかを考えるのが得意ですが、過去問にない未知の分野での出題が多いと、その分野の専門家でもないので弱かったりしますよね。1級は、いろんな資格マニアの方が長期戦略で挑戦しているので、どんな結果であれ、これまでの漢字の勉強はムダにならないと思うので、今後に向けて頑張ってくださいよ!
私ですが、昨日、金融業務能力検定の事業性評価エキスパートにCBTで合格しましたよ。80%での出来でした。公式問題集では出題してない問題も多かったのですが、中小企業診断士での勉強でけっこうカバーできたのでやりやすかったです。
次は20日の金融検定のマイナンバー取扱者です、マンナンバーはもういっかなと思ったけど、受験料が2500円だったので、受けてみようと思って申し込みました。テキストは家にある過去の関連マイナンバー検定の本を軽く読んで受けようと思います。3択で60%以上で合格です。
あと、金融業務能力検定の来年度の予定が発表されたんですが、いろいろ生まれたり、なくなったりCBTになったりしてるんで、報告させていただきます。
http://www.kinzai.or.jp/kentei/news-kentei/12956.html
DCプランナー3級は廃止になって後継種目として、個人型DCに関する新規検定試験を検討中だそうです。営業店リスク管理者も廃止ですね。
CBTはすべてピアソンからCBTソリューションに変更みたいです。
それでは、さよならっきょ。
>わたるさん
漢検1級は省エネ技が使えないというのもあるけど、本屋で買える教材だけでは合格点に届かないというのが本当にキツイです。
社労士とかは過去問だけでは確かに足りない部分もあるけど、選択式問題集や模擬試験、予備校の講座をうまく利用すればどうにかなりましたしね。
でもあともう少し、これだけ勉強したら合格できるのでは?という手応えはなんとなくわかったような気はしたので、2月試験では合格できたらいいなぁと思ってます。
(もう少しといっても、その量だけで準1級の時と同じくらいの勉強量はあるんですけどねw)
金融業務能力検定の事業性評価エキスパート合格おめでとうございます。
M&Aエキスパートは簡単だったけど、こっちはテキストにない問題もそれなりにあるんですね…。
というか銀行業務検定でも、事業性評価3級ができるみたいだし、銀行業界では事業性評価という種目がトレンドなんですかね。
お疲れさまです。素晴らしい…合格が見えてるから頑張ってください。
私は三回不合格で断念しましたが。
親子で何十回も合格されている方がずっと前にテレビに出てましたが
一回でいいので合格したいです。
寒くなりますので ご自愛のほど。
>すーさん
点数的にはあともう少しのようにも見えるけど、まだまだ勉強が足りていないところも結構あります。
次こそは合格したいですね。
親子で何十回というのはすごいですよね。
(どちらかが落ちてどちらかが受かると、親子関係にヒビが入りそうな気がしますが…)