さてさて、今日受けてきた海事代理士試験(前編・後編)。試験終了後に自己採点をしてみましたよ!!
点数の内訳は…
1時間目~ひどすぎる商法
・憲法→6/10 割とまんべんなく出題されるのでまぁこんなもんでしょう。行政書士試験を受けるならもう少し取れててもよかったと思うけど…。
・民法→6/10 憲法と同じく。
・商法→3/10 えーと、3点って何すかwwwどんだけ商法出来ないんだよ自分。いくら捨て科目だからって3点はないだろうよ。
・国土交通省設置法→8/10 運輸局の管轄問題(都道府県名と陸運局名の組み合わせの○×問題)はまさかの全部×って…。問題を解いているときは、知識が曖昧だと判断に迷う県をピックアップしてきたなという印象。「え?全部×でいいの?」って思ったもん。
2時間目~船舶職員法が難しかった
・船員法→14/20 (1)で思いっきり解答欄を間違えてるよ!!なんで(ア)に船長なんて書いてるんだ私は!!バカー!!
・船員職業安定法→10/10 よかった~満点とれてた。実は(3)と(4)は過去問では見たことがない問題だったと思うんですが、社労士試験で勉強した派遣法の知識で解いたら合っていました。ラッキー♪
・船舶職員及び小型船舶操縦者法→9/20 半分しか解けなかった…と思ったらやっぱり半分しか合ってなかった(泣)
3時間目~海洋汚染…半分取れててラッキー
・海上運送法→7/10 (7)の答えは私の問題用紙には「保険」としか書かれてないんだけど、はたして解答用紙にはちゃんと保険契約って書いたんだろうか…勿論正答は保険契約だって知っていたので、書いているとは思うけど(*今回の試験はマークシートではないので、解答用紙に答えを記入してから問題用紙に答えを転記している)
・港湾運送事業法→7/10 まぁこんなもんでしょう。つーかなぜ○×で2問おとした?
・内航海運業法→5/10 総トン数100トン&長さ30メートルに「未満」とつけるのを忘れて解答しちゃって2点ロス!なんて勿体無い!!
・港則法→8/10 「びょう地」の指定ねぇ…なんで「海上保安庁長官」なんて書いたのかな私は(爆)
・海上交通安全法→9/10 「海上保安航空基地」が前日まで覚えられなくて必死にブツブツつぶやいていたのが出てラッキー♪
・海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律→6/10 新問だらけで悶絶しながら解答した割には6問とれててよかった…商法と同じ3点とかだったらどうしようかと思ったよホントに…(苦笑)
4時間目~造船法で足を引っ張らなくてラッキー
・船舶法→14/20 こんなもんですかね…信号符字の点附または取り消しは官報に告示ですか。初めて聞きましたぜ。あと船舶件名書は度忘れしてたよ。
・船舶安全法→13/20 出来たと思ったら細かいところでミスがいろいろと…形式承認を「製造検査」、登録検定機関を「登録検査機関」って書いちゃってるよおい。
あと、「国際航海に従事する総トン数( カ )以上の旅客船及び国際航海に従事する総トン数( キ )以上の船舶~」が一体何トンなのか全然わからなくて、だいたい100トンくらいかな?と(カ)(キ)の解答欄に両方とも100トンと書いてみたら、1つ当たってました。記述式試験には珍しいラッキーヒットですw
・船舶のトン数の測度に関する法律→10/10 書換え申請が2週間だったか30日だったかで迷って、2週間と書いたら合ってたのでよかったです。
・造船法→5/10 見たことのない問題ばっかりで死亡フラグが立ったかと思ったら、5点とれていてよかったです。なんとか足を引っ張らずにすみました。
*ちなみに例の造船施設譲受許可申請書に記載しなければならない事項5つは
(ア)申請者の名称及び主たる事務所の所在地、(カ)事業の開始年月、(コ)譲り受けようとする施設の名称及び所在地並びに当該施設に備える設備の概要、(サ)譲り受けようとする相手方の氏名及び住所、(セ)事業の種類
だそうです。
はじめてみる問題で、ダミーの選択肢がいっぱいあってよくわからなかったのですが、改めて解答を見ると、まぁ申請者や相手方の名称・所在地を書かないとわかんないわな。ていうか申請書ってだいたいこういうことを書くよね、って感じがする。
少なくとも、以前見た「特定港を5つ選べ」という問題に比べると、推測で何とか2つくらいは正解が選べそうな問題ではある(笑)
・国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保に関する法律→9/10 4の船舶保安統括者と船舶保安管理者を迷って統括者の方で答えてしまった…それ以外は合ってたので惜しいミスをしちゃったorz
トータルは149/220(67.7%)
おっ!6割は超えられました!!…けど、内訳をみると得点できた科目とそうでない科目の差が結構あるような…(苦笑)
筆記試験合格可能性は…80%!?
この試験の合格基準は、「筆記試験18科目の総得点220点中60%以上の得点をあげた者。ただし、全科目受験者の平均正答率が60パーセントを上回る場合には、平均正答率以上の得点をあげた者」となっています。
なので、カットライン(60%)はひとまずクリアです。
だけど、全受験生の平均正答率が高くて且つ私の解答にミス(自分が気付かないうちに漢字間違いとか記入漏れをしているなど)があって、自己採点よりも点数が下がってしまった場合は不合格になる可能性もある…という感じですかね。
なんせ問題用紙に写してきたきた解答メモの字がいい加減すぎて判断つかない点がいくつかあるもんで(苦笑)
あとケアレスミスで6~7点落としてるのも痛い。見直しはちゃんとしような自分。
何となくですが、昨年の平均点がかなり低めだったので、今年の平均点はその反動で60%を超えるんじゃないかな~という気がしないでもないですが…果たしてどうなることやら。
筆記試験結果発表は10月26日(金)です。
結果はまだわかりませんが、口述試験の勉強は、行政書士試験の勉強と並行して、隙間時間でやっていこうかと思います。
でも仮に不合格だったとしても、結果に悔いはないです。
勉強期間は建設業経理士試験が終わった後約3週間。
やった勉強といえば、海事代理士合格マニュアルに載っていたH22~18の過去問+H23年とH17年の7年分のみ。H14~16年度の問題は一度目を通したけど時間が足りなくて殆どやっていません。
出題実績のあった条文は法令データベースで一通り検索&コピペで自分用の条文集は作ってみたものの、海事六法?何それおいしいの?状態ですよw
これしかやってないんだから、6割を超えられただけでも御の字と言うべきでしょう。
というかラスト3日間で怒涛の丸暗記(苦笑)かなりイッパイイッパイな状態で受けてました…。
それにしても…9時から17時までの長丁場の試験。科目も多いし解答は記述式だしでかなりハードな1日でした。
おまけ…メロン熊がなぜここに!?
帰りに横浜駅で途中下車して、東口のそごうに寄ったら…
夕張メロン熊の着ぐるみがいましたw
8階で北海道物産展をやってたので、お土産買ってきました。
買ったのは「炭や」の塩ホルモン・豚サガリ・アカセン、森町の「いかめし」です
あ、「いかめし」は写真に撮る前に夫に食べられてしまいました…。
コメント
こんにちわ
海事代理士試験ご苦労様でした
かなり疲れたのではないでしょうか
自己採点として149点取られているのであれば
合格としてみてやるべきだと思います。
自分は、22年合格でしたが、23年度はかなり筆記は難しく
今年もそれなりだったと聞きます
年々難しくなってきてるのは事実だと思います。
特に海事代理士試験は、記述式などでは
正確性を求められたり、科目が多いので
短期間での取得は、結構難しいです
行政書士と並行ということで大変だと思いますが
口述試験の方がんばって下さい
>黒さん
ありがとうございます。
確かに23年度の問題を初めて解いたときは、合格マニュアル(18~22年)と違って結構難しくてびっくりしました(ここでかなり焦りました…)。
今年の問題は、23年の問題に比べると素直かな?と感じました。
でも科目ごとの足きりはない(ですよね?)ので、従来の過去問通りの問題で取れるところをキッチリとっておけば6割~7割は十分とれるとも思いました。
確かに新問とか出題形式を変えた応用問題も出ることは出るけど、だからといって過去問から離れて手を広げすぎるとどっちつかずになって得点力がつかなくなる…という印象です。
口述試験…無事進めるといいなぁ。マン管試験の翌日ですけどね(爆)
はじめまして。
本年度初めて受けた者です。行政書士からの
延長で受けてみました。
9月のFP3級受験の後、2週間のぶっつけ本番でした。
甘めの自己採点134点。字が下手で漢字を知らないため、
難しいところにいます。
合格マニュアルがよれよれになるくらい詰め込みましたが、
難易の一言でした。受験者全員が控室で熱い雰囲気で次の科目の勉強をしていて高い合格率が分かるような気がしました。
ホント、なめたらいけない試験です。良い経験になりました。
海事代理士試験お疲れ様でした。
カットラインはクリアされたとのことですが、
miwaさんは、商法で苦しんでいらっしゃるようですね。
>船員法→14/20 (1)で思いっきり解答欄を間違えてるよ!!なんで(ア)に船長なんて書いてるんだ私は!!バカー!!
>港則法→8/10 「びょう地」の指定ねぇ…なんで「海上保安庁長官」なんて書いたのかな私は(爆)
気になったのは、この2箇所です。
どんな出題だったのでしょうか(笑)
>夕張メロン熊の着ぐるみがいましたw
これ、かなりリアルですよね。
ただ、私はこれ以上にリアルな展示物の
羆を知っていますが………………………
>マッドポリス芹沢 さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
>受験者全員が控室で熱い雰囲気で次の科目の勉強をしていて高い合格率が分かるような気がしました。
そう言われてみれば、合格マニュアルだけじゃなくて、海事六法やオリジナルのノートを持ちこんでいる方も少なくなかったですよね。
市販の参考書自体が少ないので、自分でオリジナルのものを作るしかないという側面もあると思います。
欠席率が結構高かったと思うので、冷やかし受験の人はそもそも欠席していたのではないですかね??
そういえば試験開始前に、監督から「解答は判読できる字で書いてください」と言われたのですが、だからといって漢字検定のようにトメ・ハネ・ハライを正確に書いていなかったらダメってこともないと思うのですが…。
>MTさん
商法といっても、第3章の海商だけしか出題されないんですけどね…文語体で書かれている上にテキストに解説がないもんだから、面倒くさくて捨て科目にしちゃいました。
でも良く考えたら条文は全部で100条ちょっとくらいなのだから、民法よりも得点源にできるということに後で気づきましたが…時間がなくて手薄になってしまいました。
船員法は、「この法律で、船員とは(ア)または(ア)以外の国土交通省令の定める船舶に乗り組む(イ)及び(ウ)並びに予備船員をいう。」で、(ア)に入る言葉は「日本船舶」、(イ)が船長、(ウ)が海員です。
港則法は、「危険物を積載した船舶は、特定港においては、(キ)の指定を受けるべき場合を除いて、港長の指定した場所でなければ停泊し、又は停留してはならない。但し~(以下省略)」という問題でした。
港長より偉い人が指定するのかな~と思って海上保安庁長官と書いてしまいました(爆)