私が資格試験を受ける上で大事にしていることは、「根拠のある自信を持つこと」です。
私は元々はメンタルはそんなに強い方じゃないです。
ただ、資格・検定試験を多く受け続けてきた過程で、場慣れとか緊張感への耐性が鍛えられた部分もありますし、何をどの程度勉強すれば合格できるのか、手ごたえがつかめるようになってきたのはあります。
その結果、少なくとも資格試験のカテゴリーに於いては、「これだけ解けるようになれば合格できるだろう」と程よい自信を持てるようになった、という感じです。
逆に言うと、「今日の私はなんとなくイケそうな気がするー」系の根拠のない自信があったとしても、それはしょせんハリボテ。全く役に立ちません。
そんな「ハリボテの自信」は、本試験の問題を目にした瞬間、ピューッと吹き飛ばされることもわかるようになってきた。
少なくとも私は「(根拠はないけど)なんとなくイケそうな気がする」でイケた試しがない。
それで何とかなるんだったら、高校生の時に英検2級の一次試験に3回も落ちたりしないだろう(笑)
「おぼっちゃまくん」のびんぼっちゃま家のようなハリボテの豪邸ではなくて、どっしりとした「知識の土台」「勉強の積み重ね」でなくてはいけない。
じゃあどうすれば「根拠のある自信」が持てるのか、それは結局のところは、合格ラインをクリアできそうな勉強をどこまで積み重ねたか、自分にできることはキッチリやることだと思っています。
もちろん、いくら勉強してもしても、不合格に対する不安や恐怖感を完全に捨て去ることは難しいですし、無理やり捨てようとするのも危険です。
試験は水物だからです。
試験の出題傾向や難易度が変化することもあります。
自分が苦手にしている分野がピンポイントで狙われることあってあるでしょう。
最近では新型コロナや災害などの影響で、試験自体が受けられないリスクもあります。
当日の体調や交通機関、事故など、細かい不安要素を挙げればキリがありません。
大なり小なり不安はあるのは当たり前だし、油断と過信は禁物です。
だけどこれまで自分が積み重ねてきた勉強に対する信頼だけは捨ててはいけないし、そこは信用してもいい(自分が信じなかったら誰が信じるんだ)と思っています。
コメント
おはようございます。
仰る通りですね。
>「(根拠はないけど)なんとなくイケそうな気がする」でイケた試しがない。
私も中級クラスの試験で、同様の経験があります。
私の場合は、以前にもチラッとコメントした方と思いますが、
根拠のある自信をつけるために、受験級より敢えて一つ上のクラスまで、
問題を解くようにしています。
各種資格試験の過去問を見てみますと、、
上級クラスの問題が、2~3回後の試験で中級試験に降りてきたり、
中級クラスの問題が、数回後の試験で初級試験に降りてきた、
というパターンが70%~80%の確率で見受けられたからです。
>根拠のない自信
資格試験ではありませんが、1月28日の選抜高校野球の出場校決定以降、
インターネット上で大騒動になり、かつ異論が噴出している
『聖隷クリストファー高校』選出問題は、
高校野球連盟の「根拠のない自信」がもたらしたものなのかな、
と推測しています。
MTさん
資格・検定は合格してナンボなので、何をどれだけ勉強したら合格できるのかをきちんと考えることが大事だと思ってます。
これは大して勉強してもいないのに神風が吹くようなことを期待するな、って話ですね。
でも勉強してるのに過剰に不安を持ちすぎている人(高校受験の時はそう言う人がいた)もいたので、自信がなさすぎる人に対しては、今までやってきた勉強は裏切らないよ、って言ってあげたいです。
聖隷クリストファーの選抜の件は、スポンサーの毎日新聞に対する忖度か(興行的に愛知・岐阜・三重のうち1つは出したい)、大垣日大を選出してやりたかった裏事情が何かあったのかな〜〜と勘繰ってます。
個人的には、大垣日大の力量が優れてると判断されたのなら、それはさぞかし強いんでしょうね〜(1回戦で負けるなよ)と少し意地悪な見方をしたくなりますw