このブログの古い読者様は、miwaは、基本的には独学派ということはご存知だと思います。
今日はその原体験となったキッカケ話を書きたいと思います。
思い出すままに書いていたら長くなったので、2回に分けます。
※この話は勉強法というよりもただの自分語り・昔話です。
正直いうと勉強の参考にはなりませんので、私の小中学生時代の話に興味のある人だけ読んでください。
これは私が小学校5年生・3学期の話。
「(町内にある)某A学習塾に通わない?」と、母親から言われました。
このA学習塾は小学校6年生から中学3年生を対象にした塾です。
5年生の3学期から新規の入塾を受け付けていました。
※注:大手の進学塾がシノギを削っている都会ではなく、学習塾の選択肢が乏しい田舎町です。また、田舎町では中学受験をする人はいなく、ほぼ全員が同じ公立中学に進学します。
ちょうど、私のクラス内でも、入塾の話がチラホラ話題になっていた頃で、母親もPTAやママ友から同様の話を聞いたため、私に打診してみたのでしょう。
また、この塾は、毎年6年生になる前に満員になってしまうため、実質的には5年生の3学期を逃したら入塾できないと言われていました。
で、母親からの打診に対して、私は「行かない」と1秒足らずで即答しました。
その当時、私と仲の悪いクラスメートが複数、その塾に申し込みを済ませたと聞いていたからです。
学校ですら1分1秒だってその人の顔を観たくないのに、さらに塾でも顔をわせなきゃいけないなんてまっぴらゴメンである。
この時点では、母親は「あっそう」とアッサリ引き下がりました。
塾の話はここで終わった…かと思いきや、伏兵が現れました。
それは近所に住んでいる伯母です。
「なんでA塾に行かないの!●●(いとこ)と同じ学年で成績上位の子はみんなA塾に行ってたんだよ!行かなくていいのかい!?」と言いにやってきたんです!
実際いとこが同じ小中学校に行っていたので、具体的な話を聞かされてちょっとグラッと気持ちが傾いたけど、やっぱり断りました。
その後、同じクラスの女子(複数)からも「A塾に行かないの!?なんで行かないの?行ったほうがいいよ」「一緒に行こうよ」「もうそろそろ定員いっぱいになるみたいだから、早く手続きした方がいいよ」などと言われました。
一旦引き下がったはずのうちの母親も、「miwaは行かないって言ってるけど、本当に行かなくて大丈夫なのかな?」と不安になったのでしょう。
(おそらく伯母の話と似たような話を、ママ友からも聞いて不安になったのだと思われる)
断った後も2~3回ほど「本当に行かなくていいのかい?」と確認してきました。
そんなわけで、3学期の間、母親・伯母・同級生(複数)から「塾に行かないの?」としつこく聞かれていい加減ウンザリした私は、「ここまで言われるんだったら私は塾なしで上位の成績をとってやる」「A塾に行かないと上位に入れない?だったら私がその前例を覆してやるからな」と反抗心でメラメラしていました。
さて、伯母が「成績上位の子はみんなA塾に行ってたんだよ」と軽く脅していた件について、実際に中学校に入ってみたらどうだったのか?
実は、幸いにも、成績は上位1~2割のグループに入れました。
公立中学では、ちゃんと授業を聞いてノートをとって、テスト前にはテスト範囲の教科書・ワークブック・ノートを復習すれば、普通にそこそこいい成績が取れるんですね。だから決して特別頭が良かったわけではありません(この記事ではそのことを自慢したいわけではありませんので、そこは誤解しないでね)
また、フタをあけてみたら、私を含めA塾生以外の子達が複数上位に入っていました。
というわけで、「A塾に通えば成績が上がる(A塾に通わなければ上位に入れない)」のではなく、「もともと成績上位に入れそうなポテンシャルのある子達がこぞって同じ塾に通っていたから、結果的にA塾生が成績上位を独占できていた」というカラクリがわかってしまったのでした。
少なくとも伯母が言っていた「塾生が上位を占めていた」というのは嘘はついていないと思うんですよ。でも「塾に通わないと上位に入れない」のではなく、上位に入れそうな能力のある子達が同じ塾に通っていただけだったんですね。
この当時はまだまだ勉強法と呼べるほどしっかりした対策法があったわけではありません。でも学習塾に行ってない分、テスト対策は何をしたら良いのか、どのくらい勉強したら点数に結びつくものかを、自分なりに模索していたような気がします。
その後、私は田舎町→都会の中学に転校したんですが、転校先では進学塾に入ることになりました。その辺りの話は後編で(まとめ次第upします)。
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