今日は有給休暇をとって、横浜駅西口のプロメトリックテストセンターで外務員Ⅰ種試験を受けてきました。
新宿や渋谷にもテストセンターがあるのに、なんで横浜まで行ってるんだ!?というツッコミはなしでw
お盆だというのにたくさんの受験生が!
私が予約したのは、朝9:15分から連続4コマ(165分)です。
プロメトリックのテストは、試験開始時間の15分前までに受付を済ませます。
平日の朝1番だし、もしかしたら殆どマンツーマンかも…?と思ったら、どこかの会社の団体受験らしき人がたくさんいました。
多分個人受験の人は数人くらいだったんじゃないかと。その中で外務員Ⅰ種を受けに来たのは私くらいだったかもしれませんが…。
受付でプロメトリックIDカードと身分証明書、確認書を見せ、受付日時と本人確認?の署名をします。
それはそうと、横浜のテストセンターは結構規模が大きいです。
試験室がA~Dまでの4室あって、監督員も数名いました。
2種外務員の時に受けた、新宿西口のテストセンターはMOS試験とか他の試験もやっているためか、プロメトリックテスト用の試験室は1つしかなかったので。
まぁそれもそのはず、あとで調べてみたら横浜のテストセンターはプロメトリックの直営試験会場だったのですね。だったらあの規模の大きさも納得です。
試験開始15分前になったら、試験監督員からA4サイズのノートボードとサインペン2本(イレーサーはついていません)、注意事項、IDカード、座席番号が入ったクリアフォルダーを渡され、それぞれの試験室に入室します。
なお、試験室に持ち込めるのは、↑のものがセットされたクリアフォルダーと身分証明書、ハンカチ・ティッシュ・目薬、ロッカーキーだけです。
1種試験…思ったよりも難しい問題が多い
入室後は、自分の座席番号に座り、プロメトリックIDを入力し、各自で説明を読んで適宜スタートです。
外務員一種試験は、100問(○×問題70問、5肢問題30問、計100問、440点満点)を165分で解きます。
えーと…なんか見たことのない問題が結構あるんですけど(汗)
特に、特定店頭デリバティブ取引の問題は全然わかりませんでした…まぁ正直言うとこの部分はかなり手薄になっていたのでそれはそれでしょうがないかな…と思っていましたが。
電卓が使いづらい!
試験画面の右上に「電卓」ボタンがあるので、そこをクリックすると電卓が使えるけど、windows付属の電卓より使いづらい!
メモリ機能も桁下げ機能もないので、メモボードにいちいちメモしながら書いてたら時間がかかりました…。
そんなこんなで、模擬試験プログラムや問題集(うかる! 証券外務員一種 必修問題集)の巻末模試は1時間足らずで解けていたⅠ種試験ですが、試験が終わった時には残り時間が1時間になっていました(つまり100分、1時間45分かかったってことです)。
結果は!?
今回の結果は、「あなたは、一種外務員資格試験を受験し、その結果、70%以上の得点であったことをお知らせします」とあるので、無事合格ラインをクリアです。よかった~~~!!
(※注:外務員資格試験 よくある質問より。
一般個人で受験すると、「70%以上の得点であったことをお知らせします。」という文言があると合格、「70%以上の得点に至らなかったことをお知らせします。」という文言がある場合は、不合格とのことです)
見直しは大事
そうそう、実は、最後に見直しをしていたら、なぜか間違ってクリックしていた箇所を2~3か所発見!
あぶね~!!そのまま終了しなくてよかったよ!もしそのまま終了してたら落ちていたかもしれん(爆)
あと、代用掛目(※信用取引で代用有価証券を委託保証金とする場合の現金換算比率)が、模試や問題集では80%で出題されているのが、本試験では70%で計算するよう指示されていて、最初はいつもの癖で80%で計算していたりとか…。
問題文はちゃんと読みましょうw
10点問題をどれだけ取れるかがカギ
正直言うと、○×問題は70問中50問くらいしか取れなかったんじゃないかと思います。
そのくらい見慣れない選択肢が多かったです。
まぁテキストにはちゃんと書いてあるんでしょうけど、いちいちバカ正直にテキストを読む暇がなかったんで…。
ただ、○×問題は全問正解したとしても140点にしかならないので、7割以上得点できればここはそんなに重要ではないです。
それよりも、残りの300点分(10点問題30問)で最低7割、できれば8割は得点できるようにしましょう。
(※うかる! 証券外務員一種 必修問題集、U-CANの証券外務員一種 予想問題集 【予想模擬試験つき(2回分)】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)など、市販の問題集に掲載されている10点問題が解けるようになれば大丈夫です。)
そうすると、○×問題が多少できなかったとしてもトータルで合格点(308点)を取ることができます。
というか、10点問題で7割を切ると、残りの○×問題で5問正解しないと1問分のリカバリできないので、ここで7割を切ると結構苦しくなります。
それでも、ちょっと救いなのは外務員試験は、5肢問題は1択または2択で出題されるんですが、正解(または誤り)を2つ選ぶ問題は、1つの正解につき5点がもらえる点です。
解らない選択肢だからと諦めないで、なんとか1問につき5点は確保したいですね。
法改正・追補のチェックもお忘れなく
あ、前日にチェックしておいた法改正箇所(というかテキストの追補?)と今朝読んでいた所が10点問題で出題されたので、そこはバッチリ得点できたと思います。
テキストの追補や法改正はチェックはしておきましょう。
私はどういうわけだか前日まで全然チェックしていなくて、模擬試験プログラムをやった時についでにチェックしてみたら、結構改正や訂正が少なくないやん!ってことに気付いて少し焦りましたから…だけど見ておいてよかったです。
あと計算問題もちゃんと練習しておいてよかったです(債券の利回りやPBRなど)
2~3問ほど問題集にないパターンの計算問題もありましたが、良く考えれば何とか正解にはたどりつけます。
財務諸表関係(貢献利益率、損益分岐点、配当性向など)は、簿記1級・全経簿記上級で勉強していたところなので、こういう点では他の資格試験の知識が流用できました。
一種と二種の難易度差はどれくらい?
一種試験の難易度 ★★☆☆☆☆ C-(やや易)
個人的には、二種試験と一種試験を比べると、一種・二種共通範囲の難易度については、それほど変わらないと思いました。
一種は二種試験の範囲に信用取引・先物取引・オプション取引・デリバティブ取引を足しただけです。
ただ私の場合は、二種試験合格から2年以上経っていて、二種の記憶が殆ど残っていない状態からスタートしたので、実質二種の勉強をやり直し、そこに一種の知識を上乗せしたという感じでした…。
ところで、当初の予定では1時間ちょっとで途中退室して、そのあとは横浜の第二合同庁舎に行って海事代理士の受験申込をしようと思っていたのですが、思いのほか時間がかかってしまったため(12時半から別件で用事があったので)、横浜中央郵便局に寄って収入印紙を買い、郵送で願書を送ってしまいました。
試験会場の下見を兼ねて一度行ってみたかったんだけどな~。残念…。
コメント
合格おめでとうござます。私も受験勉強中のやっちゃんと言います。体験記、とても参考になりました。
10点配転の問題が大切ということなんですね。ところで、試験では一問目から順番に解かなくても良いんですか? で、あれば、自身のある問題や10点問題、計算題から解いて行こうと思っているんですが。
プロメトリックで試験を受けるのは初めてなので、教えていただけると大変ありがたいのですが。宜しくお願いします。
>やっちゃんさん
ありがとうございます。
質問の件ですが、問題は第1問目から順番に解かなくても大丈夫(問題飛ばしは可能)です。
ただ、一度最後の問題を解き終わるまでは、「前に戻る」か「次に進む」かのどちらかしかできず、任意の問題番号を選ぶことはできません。
(つまりは1問ずつしか進めないってことです)
この辺はCBTの面倒くさいところです…。
また、10点問題や計算問題は問71~100と固まって出題されるのではなく、各科目ごとにランダムに出てきます。
なので、問題の解き方としては、まずは1問目から順番に問題文を読んでみて、パッと正解を選べるものは選んでおいて、わからないところは「再確認」にチェックを入れて後回しにする、のが妥当だと思います。
頑張ってください。
再コメントありがとうございます。大変参考になりました。前か次の一問ずつ移動しかできないというのは、紙タイプの試験とは違うところですね。
あと、高配点問題が固まって出るわけではないという情報も、とても有り難い情報です!。勤務先で配布された模擬試験集はぜーんぶ問71-100で固まって出ているので、本番でもそういうものだと思ってました。助かったぁ!。知らなければ、いきなり問71まで「次へ」クリックをひたすら押し続けるところでした。
「再確認」とのことですが、そういうチェックボタンがあるのですか?。それとも、ホワイトボードに記録しておいたのですか?。「試験」というと紙でみんなで大部屋に集まってせーのーで、で受けるものしか知らない世代なので、仕組みを理解するだけで大変です…(汗)。
ちなみに私も道産子で札幌生まれ育ちです。東京にいるというところも同じです。いまだに「とうきび」とか「あずましい」とか「(味噌汁を)かます」と言っては、みんなに怪訝な顔をされます(笑)。
>やっちゃんさん
>「再確認」とのことですが、そういうチェックボタンがあるのですか?。それとも、ホワイトボードに記録しておいたのですか?。
これは問題の画面に「再確認(あとで見直す)」のチェックボックスがあるので、そこをクリックすると、最終問題が終わったときに解答番号の一覧画面がでて、チェックを入れた問題がわかるようになっているんです。
私も使っていた問題集の模擬試験(紙の方)は最初に○×70問・後半に10点問題が固まっていましたが、webの模擬試験(http://www.f-bank.co.jp/preptest01.html)は割と実態に近いかなと思いました。
それはそうと、やっちゃんさんも札幌出身・東京在住なんですね。
うちの親なんて自分の言葉が北海道弁であることを自覚していないので、(兵庫出身の)夫に「○○さん、おっちゃんこしていいよ」「あずましくないっしょ」などと言って夫をドン引きさせてましたw
色々な情報を頂戴し、本当にありがとうございます。web模擬試験も教えていただき、勉強になります!。
ただ肝心要の学習の方が….このままではマズイ!(冷汗)、という状況です。
昔は、こんなに色々な金融商品がなかったので、外務員試験は結構楽勝の資格だったんですけどネ。同じ決済日や受渡日、呼値、値幅制限なんかでも商品の分だけ覚えなければならないので、おつむのニューロンが完全にショートしております。
「自分たちは標準語を話している」と認識しているというのは道産子の特色ですね。高校の時の修学旅行は京都、奈良だったのですが、グループ活動のリーダーが「北海道の人間だと田舎者だと馬鹿にされるから、イントネーションには気を付けような。したっけ、行くべ!」とデカイ声で旅館の前で言った時は失笑が他のメンバーから漏れました。
北海道弁では(http://tcnweb.ne.jp/~koyuki/)が道内・道外いずれの人にもウケがよかったです。よろしければ、ご覧ください。
ああ、こんな逃避行動をしていてはいけない。オプションを覚えなければ、、、、。
>「北海道の人間だと田舎者だと馬鹿にされるから、イントネーションには気を付けような。したっけ、行くべ!」
(´゚ω゚):;*.:;麦茶吹いたwwwコントですかwww
はじめまして。
来週1種を受けます。
正直不安がいっぱいです。
上記以外にポイントがありましたら教えてください。
>aaaさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
外務員1種は5択問題でどれだけ点数を確保できるか、がポイントになります。
1問10点で配点が大きいですが、5肢2択のうち片方だけあってても5点は確保できるので、ここは最低5点をとりましょう。
市販のテキストと問題集、法改正論点をちゃんと勉強すれば大丈夫です。